共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年 - 2012年

真皮内組織球におけるらい菌の寄生と排除の相互作用とハンセン病発症に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
22591253
体系的課題番号
JP22591253
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円

ハンセン病の起因菌であるらい菌は、宿主細胞であるマクロファージに感染した後に、ファ ゴゾームにライソゾームの融合を阻止する因子や脂質の蓄積や異化作用に重要な因子の発現や 細胞内局在を変化させることによって、細胞内寄生に都合の良い環境を作っていることが明ら かになった。そのような作用はらい菌の生菌だけが持っており、加熱死菌には無かった。また、 ハンセン病の治療薬の1つであるクロファジミンは、らい菌が持つ上記作用を阻害した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22591253/22591253seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22591253
ID情報
  • 課題番号 : 22591253
  • 体系的課題番号 : JP22591253