論文

査読有り
2018年12月

凍死の診断における血中尿素窒素およびクレアチニン測定の有用性

Journal of Nara Medical Association
  • 今井 裕子
  • ,
  • 粕田 承吾
  • ,
  • 工藤 利彩
  • ,
  • 勇井 克也
  • ,
  • 森本 真未
  • ,
  • 羽竹 勝彦

69
4・5・6
開始ページ
67
終了ページ
75
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
奈良医学会

偶発性低体温症において変化がみられる生化学検査項目を踏まえ、解剖時に得られた血液や尿を用いた検査値が臨床における基準値と比較して使用可能であるのか検討した。法医学教室で法医解剖が行われた死後72時間以内で20歳以上の573例を対象とした。血中トロポニンT値、血中アラニンアミノトランスフェラーゼおよびアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ値、血中クレアチンキナーゼ(CK)値、血中CK-MB値、血中および尿中ミオグロビン値はいずれも死後経過時間とは無関係に高値を示した。尿素窒素(BUN)値と各死因(心疾患、窒息、出血性ショック、焼死、凍死、溺死、外傷)間において有意差について検討したところ、凍死では他の死因に比べて明らかな高値を示した。クレアチニン(Cr)値の検討では各死因間に有意差は認めなかった。また、BUN/Cr比と各死因間において有意差について検討したところ、凍死では他の死因に比べて明らかに高値を示した。

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URL
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