具 正謨
クー チョンモ (Koo Mark Chung-Mo)
更新日: 2022/09/17
基本情報
- 所属
- 上智大学 神学部神学科 教授
- 学位
-
STL(Jesuit School of Theology at Berkeley)神学修士(ジェズイット・スクール・オブ・セオロジー・アット・バークレー)STD(Jesuit School of Theology at Berkeley)神学博士(ジェズイット・スクール・オブ・セオロジー・アット・バークレー)
- 連絡先
- c-koosophia.ac.jp
- 研究者番号
- 50349015
- J-GLOBAL ID
- 200901099300988290
- researchmap会員ID
- 5000009511
博士論文として、非キリスト教国の文化的、宗教的遺産がキリスト教的なメッセージとつながる可能性を研究した。最近は、ポストモダニズムと宗教現象について、儀式の共同体性、第二バチカン公会議以降のローマカトリック教会の典礼刷新について研究を重ねてきた。
2002年度から上智大学の神学部でキリスト教の典礼学及び秘跡論を担当している。授業としては、典礼暦、教会建築、音楽、芸術、聖務日課の歴史と神学、入信の秘跡と聖餐の秘跡などを主に担当している。日本のカトリック司教協議会の典礼委員会の委員、イエズス会の国際典礼学会である、Jungman-Societyの運営委員、日本司教協議会のエキュメニズム委員会のカトリックと聖公会専門委員などを務めている。毎年、PhillippinesのEAPI(East Asian Pastoral Institute)と韓国の西江(So-gang)大学でも集中講義の形式で講義を行っている。最近の研究は、キリスト教礼拝の文化内受肉の問題とか、第二ヴァティカン公会議以後のローマカトリック教会の典礼刷新の問題などを取り上げている。今後、東方諸教会の典礼についての研究を深めている予定である。
(研究テーマ)
文化における宗教体験と改心
第二バチカン公会議の典礼刷新による「入信の秘跡」と新しい洗礼志願者教育制度
ポストモダン社会におけるNew Age 宗教現象
굿(グッ)の宗教性とキリスト教文化受肉
ローマミサ典文(第三版)における神学的、司牧的考察
(共同・受託研究希望テーマ)
イグナチオの霊操と上智大学の教育ミッション
研究分野
1受賞
1-
1997年
論文
181-
神学ダイジェスト (108) 32-44 2010年6月1日
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共生学 (3) 26-48 2010年3月20日
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共生学 (3) 68-77 2010年3月20日
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カトリック生活 (969) 4-12 2010年3月1日
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神学ダイジェスト (107) 81-89 2009年12月1日
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神学ダイジェスト (107) 115-117 2009年12月1日
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カトリック生活 (第956) 13-15 2009年2月1日
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カトリック生活 (956) 13-15 2009年2月1日
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The Graduate School of Thelogy at Sogang Univ. (1) 25-40 2008年9月19日
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カトリック研究 77 111-150 2008年8月
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カトリック研究 76(76) 131-165 2007年8月
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Zeher (697) 2007年6月10日
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Zeher (696) 2007年6月3日
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Zeher (695) 2007年5月27日
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Zeher (694) 2007年5月20日
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Zeher (693) 2007年5月13日
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Zeher (692) 2007年5月6日
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Zeher (691) 2007年4月29日
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Zeher (690) 2007年4月22日
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Zeher (689) 2007年4月15日
書籍等出版物
18-
教友社 2012年4月12日 (ISBN: 9784902211771)
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教友者 2012年3月30日 (ISBN: 9784902211764)
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教友社 2012年3月23日 (ISBN: 9784902211757)
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サンパウロ 2010年7月20日 (ISBN: 9784805604755)
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학연문화사 2010年7月15日 (ISBN: 9788955082180)
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日本キリスト教団出版局 2010年4月25日 (ISBN: 9784818407404)
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Sophia University Press上智大学出版 , ぎょうせい (発売) 2009年4月10日 (ISBN: 9784324086377)
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教友社 2009年1月13日 (ISBN: 9784902211412)
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부키 2008年12月26日 (ISBN: 9788960510425)
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East Asia Pastoral Institute Special Lecture Series 2007年11月1日
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東京大学出版会 2007年4月 (ISBN: 9784130034494)
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サンパウロ 2006年8月1日 (ISBN: 4805639024)
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2006年3月20日
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2006年3月20日
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サンパウロ 2005年7月25日 (ISBN: 4805615079)
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2005年3月20日
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宮崎カリタス会総会基調講演 2004年7月
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2004年3月20日
講演・口頭発表等
13-
日本ライプニッツ協会 2012年1月14日 学習院大学東洋文化研究所
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東アジアキリスト教福音化のためのシンポジウム 2011年11月19日 韓国キリスト教思想研究所
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韓国キリスト教美術シンポジウム 2011年10月21日 仁川カトリック大学
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上智大学共生学研究会 2011年10月17日 上智大学共生学研究会
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上智大学共生学研究会・東京大学大学院比較文学比較文化研究室共催 2009年10月31日 上智大学共生学研究会
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인천카톨릭대학교 그리스도교 미술연구소 Inchon Catholic University College of Fine Art and Design 2009年10月15日 Inchon Catholic University
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Loyola School of Theology 2009年8月1日 University of Ateneo de Manila (Phillippines)
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公共哲学京都フォーラム 2008年3月21日
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East Asian Pastoral Institute's Special Lecture 2006年11月15日
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The Institute for Ignatian Spirituality (in Korea) 2006年3月
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Special Leture Series at East Asian Pastoral Institute (Philppines) 2005年11月5日
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公共哲学京都フォーラム 2005年6月
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Speical Leture Series at East Asian Pastoral Insitutite (Philippines) 2004年10月21日
共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
2007年 - 2008年
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上智大学 2007年 - 2008年
その他
14-
2008年2月『カトリック真生会館』において、『典礼の理論と実践』のための研究会を毎月2回開いている。約20名の、各教派(カトリック、聖公会、プロテスタント)の信徒指導者たちが主な対象になっており、その経験を学校の授業で生かしている。
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2007年8月 - 2007年9月2007年の8月から9月にかけて、スペイン、ローマ、イスラエル、ドイツ、ベルギーの教会を訪問し、キリスト教の建築や典礼についての研究を行った。
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2005年4月 - 2007年4月2005年の4月から、本学の学生を中心にして、The Reform of the Liturgy (Bugnini著)を一緒に読みながら、典礼に関する知識を深めた。
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2007年2月 - 2007年2月2007年2月23日から26日にかけて、本学の神学部及び人間学研究室の教員3名と共に西江大学に招かれ、両学校における「イエズス会教育の理解と実践」に関する比較発表を行った。
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2006年1月 - 2006年3月韓国の西江大学の招待を受け、2006年の1月から3月まで、「韓国におけるNew Ageの影響とカトリック教会」というテーマで研究活動をした。新興宗教の社会的な問題をテーマにして研究し、3月には研究結果を西江大学の霊性研究所で発表した。
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2004年8月2004年度から毎年、フィリピンのマニラ所在のEAPIに招待され、集中講義を行いながら、向こうの教員たちと同じ専門科目の教授法についての懇談会を行っている。
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2002年4月本学で教え始めてから、すべての授業においてハンドアウトを使っている。内容は毎年加筆・補充されている。これは単なる資料のコヒーではなく講義用に作成された独自のテキストに他ならない。将来的にはテキストとして出版する予定である。
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2002年4月2002年の4月以来、神石神井の神学部キャンパスの授業において、リザーブ制度を積極的に活用している。特に外国語の論文や貴重図書の使用において役に立っている。
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2002年4月2002年の4月以来、すべての授業において、reaction paper制度を取り入れている。\n学生がその授業で学んだことや疑問に思ったことを書かせ、次の授業の内容に積極的に活用している。なお、書かれたpaperに対していは、commentつきで返し、学生の学習motivationを高めている。
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2002年4月2002年の4月から現在に至るまで、上石神井の大学院の授業において、学生たちのpresentationを積極的に取り入れている。特に、外国語のテキストを読むように指導し、発表能力と共に外国語(英語・ラテン語)の能力の向上も図っている。