2008年6月20日
Escherichia coli による乳牛の甚急性乳房炎における血清中および乳清中サイトカインの動態と臨床症状
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
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- 巻
- 61
- 号
- 6
- 開始ページ
- 443
- 終了ページ
- 448
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.12935/jvma1951.61.443
- 出版者・発行元
- 日本獣医師会
<I>Escherichia coli</I>による甚急性乳房炎牛および健康牛の血清中ならびに乳清中サイトカイン (IL-1β, IL-1ra, IL-6, IFN-γおよびTNF-α) 濃度を測定し臨床症状との関連性を検討した.乳房炎牛群の初診時の血清中IL-1β, IL-6およびIFN-γ濃度は, 健康牛群のそれより高値であった.初診時の乳清中サイトカイン濃度は, いずれも健康牛群のそれよりも高値を示したが, 回復に伴い減少傾向が認められた.乳房炎牛群の初診時の血清中および乳清中IL-6濃度, 乳清中IFN-γ濃度と臨床症状との問に相関性 (それぞれ<I>P</I><0.05) を認めた.乳房炎牛群の初診時における血清中および乳清中サイトカイン濃度は, 全身ならびに乳房の特徴的な病態の発現に関与しているものと示唆される.
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.12935/jvma1951.61.443
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/10025574175
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00191857
- ID情報
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- DOI : 10.12935/jvma1951.61.443
- ISSN : 0446-6454
- CiNii Articles ID : 10025574175
- CiNii Books ID : AN00191857
- identifiers.cinii_nr_id : 1000050295896