新井英永 (Hidenaga Arai) - マイポータル

基本情報

所属: 熊本大学大学院人文社会科学研究部教授

学位: 文学修士(東北大学)
博士（文学）(東北大学)

J-GLOBAL ID: 200901079901563326
researchmap会員ID: 5000011348

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 英文学、英語圏文学 /

経歴

2012年4月 - 現在

熊本大学文学部, 教授
2007年4月 - 2012年3月

大阪府立大学人間社会学部准教授
2001年10月 - 2012年3月

大阪女子大学人文社会学部助教授
2005年4月 - 2007年3月

大阪府立大学人間社会学部助教授
1998年4月 - 2001年9月

熊本大学文学部助教授
1997年 - 1998年

熊本大学文学部講師
1991年 - 1997年

熊本大学教養部講師
1989年 - 1991年

東北大学文学部助手

学歴

委員歴

2022年4月 - 現在

『試論』（「試論」英文学研究会）編集委員
2008年6月 - 現在

日本ロレンス協会評議員
2013年6月 - 2016年6月

日本ロレンス協会, 会長
2010年6月 - 2013年6月

日本ロレンス協会副会長兼事務局長
2010年4月 - 2013年3月

『英文学研究』（日本英文学会）編集委員
2007年6月 - 2010年6月

『D.H.ロレンス研究』（日本ロレンス協会）編集委員長
2004年6月 - 2007年6月

『D.H.ロレンス研究』（日本ロレンス協会）編集委員

受賞

2018年11月

平成30年度国立大学法人熊本大学教育活動表彰準グランプリ, 「教養教育におけるパッケージ制導入に向けた取組」

パッケージ制ワーキンググループ
1997年

第3回金沢大学英文学会奨励賞
1996年

第1回和田勇一賞
1995年

日本英文学会第18回新人賞佳作

論文

三つの奪冠物語――ジャック・ロンドン「さよなら、ジャック」再評価の試み

新井英永

『人文科学論叢』（熊本大学大学院人文社会科学研究部 [文学系]） 3 127-140 2022年3月査読有り
D・H・ロレンスの情動論的読解に向けて――『カンガルー』と『哲学とは何か』

新井英永

『熊本大学社会文化研究』（熊本大学大学院社会文化科学研究科） 17 43-58 2019年3月査読有り
小説の情動論的読解に向けて――D・H・ロレンス「小説と感情」とドゥルーズ＝ガタリ『哲学とは何か』

新井英永

『言語文化学研究（英米言語文化編）』（大阪府立大学） 7(7) 23-37 2012年3月
Katherine Mansfield “The Garden Party” の浮遊性再考 ――開かれた庭をめぐる対立構造について

新井英永

『言語文化学研究（英米言語文化編）』（大阪府立大学） 6(6) 31-45 2011年
過剰なる生と認識の悲劇としての『息子と恋人』――「オイディプス」からの逃走

新井英永

Kanazawa English Studies（金沢大学英文学会） 27 25-39 2010年
D・H・ロレンス『羽毛の蛇』をめぐる近年の一批評動向――セクシュアリティ、ナチズム、ポストコロニアリズム

新井英永

『言語文化学研究（英米言語文化編）』（大阪府立大学） 2 37-56.-56 2007年
D・H・ロレンス『チャタレー夫人の恋人』とセクシュアリティ

新井英永

『英語青年』5月号 (1875) 20-21 2005年
超越的消失点としてのアジアの中心――D. H. Lawrence St. Mawr における遍在化した悪の表象について

新井英永

『女子大文学（英語学英米文学篇）』（大阪女子大学） 5 55-67 2004年
不在の破壊的創造―D. H. Lawrence St. Mawrにおける自然・文明概念再考

新井英永

『女子大文学（英語学英米文学篇）』(大阪女子大学) 4 17-31 2003年
D. H. Lawrence St. Mawrにおける復讐心と群集の消滅―Kangarooとの比較を中心として

新井英永

Kanazawa English Studies (金沢大学英文学会) 24, pp. 91-103 91-103 2003年
Ｄ.Ｈ.ロレンス『カンガルー』における群衆の概念・表象に関する一考察－ウィルフレッド・トロッター『平和と戦争における群れの諸本能』との比較を中心として

新井英永

『文学部論叢』(熊本大学文学会) 第69号、pp. 49-70 2000年
英語聞き取り試験導入と熊本大学入学者の英語能力(2)[共著]

新井英永

『熊本大学教育学部紀要 (人文科学) 』 48 39-47 1999年12月
『翼ある蛇』とセクシュアリティ－ミシェル・フーコーの引用をめぐって

新井英永

Kanazawa English Studies (金沢大学英文学会) 22 47-56 1996年
The Invisible Core of Resistance: The Anti-aesthetic and Anti-organic Tendency in Aaron’s Rod

新井英永

『英文学研究』（日本英文学会） 72-2, 255-68(2) 255-268 1996年査読有り
The Mediator Transcended: The Structure of Desire in Women in Love

新井英永

『試論』 29, pp.35-51 1990年査読有り

MISC

書評：John Turner, D. H. Lawrence and Psychoanalysis (Routledge, 2020)

Hidenaga ARAI

D. H. Lawrence Review (USA) 45(1-2) 192-195 2023年12月査読有り招待有り
書評：Takeo Iida, D. H. Lawrence as Anti-rationalist: Mysticism, Animism and Cosmic Life in His Works (Melrose Books, 2014) 『D.H.ロレンス研究』第28号 (日本ロレンス協会) pp.65-71.

新井英永

2018年3月
書評：大田信良『帝国の文化とリベラル・イングランド―― 戦間期イギリスのモダニティ』（慶應義塾大学出版会, 2010）『D.H.ロレンス研究』第21号 (日本ロレンス協会) pp. 78-83.

新井英永

2011年3月
書評：遠藤不比人・大田信良・加藤めぐみ・河野真太郎・高井宏子・松本朗（編）『転回するモダン――イギリス戦間期の文化と文学』（研究社, 2008）『英語青年』 2009年3月号(総号1921号) p.65.

新井英永

2009年3月
書評：武藤浩史・川端康雄・遠藤不比人・大田信良・木下誠（編）『愛と戦いのイギリス文化史 1900-1950年』（慶應義塾大学出版会,2007）―高密度の相互参照により織り成された画期的テクスト― 『週刊読書人』2007年6月1日（第2690号）

新井英永

2007年6月1日
誌上アンケート：「この登場人物がいい」―ルパート・バーキン(D. H. ロレンス『恋する女たち』[1920]) 『英語青年』2007年6月号(総号1900号記念号) p.145.

新井英永

2007年6月
安藤幸江先生を送る(安藤幸江教授退職記念号)

新井英永

言語文化学研究. 英米言語文化編 2 3-4 2007年3月
書評：Robert Burden, Radicalizing Lawrence: Critical Interventions in the Reading and Reception of D. H. Lawrence's Narrative Fiction (Rodopi, 2000) 『D.H.ロレンス研究』第13号 (日本ロレンス協会) pp. 48-51.

新井英永

D・H・ロレンス研究 (13) 48-51 2003年3月
書評：福岡ロレンス研究会『緑と生命の文学ワーズワス、ロレンス、ソロー、ジェファーズ』(松柏社, 2001) 『英文学研究』第79巻第2号 (日本英文学会) pp. 143-47.

新井英永

2002年12月
書評：寺田建比古『「生けるコスモス」とヨーロッパ文明――D.H.ロレンスの本質と作品』（沖積舎, 1997）『D.H.ロレンス研究』第9号 (日本ロレンス協会) pp. 43-47.

新井英永

1999年3月
翻訳： [共訳] 「リチャード・ローティ「あの昔懐しき哲学」("That Old-Time Philosophy" by Richard Rorty) 『現代思想』第17巻第8号 (青土社, 1989年7月号) pp. 98-109.

新井英永

1989年7月

書籍等出版物

『21世紀のD・H ・ロレンス』

新井英永 (担当:共編者(共編著者))

国書刊行会 2015年10月
Modernists at Odds: Reconsidering Joyce and Lawrence

新井英永 (担当:分担執筆, 範囲:“An Encounter with the Real: A Lacanian Motif in Joyce’s‘The Dead’and Lawrence’s ‘The Shadow in the Rose Garden’”)

University Press of Florida 2015年3月
Literature along the Lines of Flight: D. H. Lawrence’s Later Novels and Critical Theory

新井英永

Rodopi 2014年9月
『D・H・ロレンスと批評理論―後期小説の再評価』

国書刊行会 2008年5月 (ISBN: 9784336050199)
『D. H. ロレンスとアメリカ／帝国』（分担執筆：「消え行く媒体としての「アジアの中心」――『セント・モア』とネイティヴィスト・モダニズム」）

(担当:分担執筆)

慶應義塾大学出版会 2008年3月
D. H. Lawrence: Literature, History, Culture （Part: Contributor, "The ‘Core of Asia’ and the Core of Evil in D. H. Lawrence’s St. Mawr"）

(担当:分担執筆, 範囲:The ‘Core of Asia’ and the Core of Evil in D. H. Lawrence’s St. Mawr)

Kokusho-KankoKai 2005年9月
『Ｄ．Ｈ．ロレンスと新理論』（分担執筆：「≪ドウルーズとロレンス≫脱領土化と再領土化－『千のプラトー』と『アロンの杖』」）

(担当:分担執筆, 範囲:≪ドウルーズとロレンス≫脱領土化と再領土化－『千のプラトー』と『アロンの杖』)

国書刊行会 1999年3月
Enlightened Groves: Essays in Honour of Professor Zenzo Suzuki (Part: Contributor, "The Mediator Split: The System of Oppositions in The Marriage of Heaven and Hell")

(担当:分担執筆, 範囲:"The Mediator Split: The System of Oppositions in The Marriage of Heaven and Hell")

ShohakuSha 1996年9月

講演・口頭発表等

ロレンスの視・触覚論的読解に向けて

新井英永

日本ロレンス協会第49回大会：シンポジウム「ロレンスに触れる――象徴、劇場、写真」（司会、東北学院大学） 2018年6月30日
ロレンスの情動論的読解に向けて

新井英永

日本ロレンス協会第41回大会シンポジウム「ロレンスと情動・感情・運動」 (司会・講師、早稲田大学) 2010年6月26日
浮遊するシニフィアンとしての「アジアの中心」――『セント・モア』における悪の表象について

新井英永

日本ロレンス協会第35回記念大会ワークショップ「『セント・モア』を再導入する」(司会・講師、日本大学) 2004年6月19日
The Core of Evil in D. H. Lawrence’s St. Mawr

新井英永

第9回国際D. H. ロレンス大会 (京都ガーデンパレス) 2003年7月1日
G. ドゥルーズとD. H. ロレンス

新井英永

日本ロレンス協会第29回大会シンポジウム「D. H. ロレンスと新理論 (2)」(講師、北海道大学) 1998年6月20日
D. H. ロレンスのリーダーシップ・ノヴェル再考――『アロンの杖』における断片性と全体性

新井英永

日本英文学会第63回大会 (明治大学) 1991年5月19日
ケイトとセクシュアリティ――『翼ある蛇』再評価の可能性の中心

新井英永

東北英文学会第45回大会 (福島大学） 1990年10月6日
不在のリーダーシップ――『アロンの杖』再評価の試み

新井英永

東北英文学会第44回大会 (仙台白百合短期大学) 1989年10月7日

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

英米モダニズム文学における環太平洋ナショナリズム表象の思想史的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2017年4月 - 2023年3月

新井英永
近現代英米文学における南太平洋異文化表象の思想史的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究(A) 1998年 - 1999年

新井英永
近現代英米文学における環太平洋旅行表象の思想史的研究
D.H.ロレンスとモダニズム思想
British Literature