岡安 隆一

1974年東京理科大学理学部物理学科卒。４年間高校教師の後1978年渡米。1980年オレゴン大学・物理学修士号。カリフォルニア大学バークレー校・生物物理学科大学院を経て、1987年放射線生物学でコロラド州立大学よりPh.D. 取得。その後 トーマスジェファーソン大学、MDアンダーソン癌センター、コロンビア大学医学部で研究生活を送り、1995年テキサス大学医学部ガルベストン分校・放射線腫瘍学科助教授, 1998年コロラド州立大学・放射線健康科学科助教授を経て2002年に帰国。2002年放射線医学総合研究所・宇宙放射線防護プロジェクト・チームリーダー、2005年 同プロジェクトリーダー、2006年より放医研・重粒子医科学センター・粒子線生物研究グループ・グループリーダー。2002年よりコロラド州立大学客員教授も兼任。2009年よりは放医研国際オープンラボラトリー・粒子放射線分子生物学ユニット・ユニット長も兼任。一貫して放射線によるDNA二重鎖切断修復の研究を行う。2011年定年退職後は第二期国際オープンラボラトリー・サイエンティフィックセクレタリーとして3年間活動。その後も放医研で主任研究員、2016年よりは協力研究員/客員研究員として重粒子線等を用いた生物医学研究を続ける。