共同研究・競争的資金等の研究課題

2008年 - 2010年

カルボニルストレス関連分子の統合失調症病態における生理学的意義に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
20591383
体系的課題番号
JP20591383
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円

生体内での終末糖化産物(ペントシジン)が蓄積する状態は、「カルボニルストレス」と提唱されている。我々は、およそ2割の統合失調症の病態にカルボニルストレスが関与することを独自に発見した。これらの症例では代表的カルボニル除去分子であるビタミンB6が顕著に低下し、一部の症例でカルボニル除去系酵素グリオキサラーゼI(GLO1)の遺伝子変異による活性低下が生じていることを明らかにした。本研究によって、カルボニルストレス性統合失調症患者は、生化学的所見(ペントシジンやビタミンB6)、GLO1の遺伝子型による早期診断が行え、また、活性型ビタミンB6(ピリドキサミン)は、カルボニルストレス性統合失調症の病態に根ざした治療薬となりうる可能性があること明らかにした。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-20591383/20591383seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20591383
ID情報
  • 課題番号 : 20591383
  • 体系的課題番号 : JP20591383