吉岡潤 (Jun Yoshioka) - マイポータル

基本情報

所属: 津田塾大学学芸学部国際関係学科教授

学位: 博士（文学）(京都大学)

J-GLOBAL ID: 200901094990931596
researchmap会員ID: 5000019214

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史 /

経歴

2015年4月 - 現在

津田塾大学学芸学部, 教授
2007年4月 - 2015年3月

津田塾大学学芸学部, 准教授
2005年10月 - 2007年3月

津田塾大学学芸学部, 助教授
2002年4月 - 2005年9月

津田塾大学学芸学部, 専任講師
2001年4月 - 2002年3月

京都大学文学部, 非常勤講師
2000年4月 - 2002年3月

大手前大学人文科学部, 非常勤講師

学歴

1996年4月 - 1999年3月

京都大学大学院, 文学研究科, 現代文化学専攻現代史学･現代日本論専修博士後期課程
1993年4月 - 1996年3月

京都大学大学院, 文学研究科, 西洋史学専攻（現代史学）修士課程
1989年4月 - 1993年3月

京都大学, 文学部, 史学科現代史学専攻

委員歴

2022年6月 - 現在

歴史学研究会, 委員
2018年10月 - 2021年10月

ロシア・東欧学会, 理事
2016年4月 - 2019年4月

東欧史研究会, 委員長
2004年4月 - 2018年3月

The Japanese Society for Slavic and East European Studies, 理事

論文

失われた東部領／回復された西部領――ドイツ・ポーランドの領土とオーデル・ナイセ国境――

吉岡潤

ドイツ研究 48(48) 29-42 2014年3月招待有り
戦後初期ポーランドにおける複数政党制と労働者党のヘゲモニー（1944－47年）

吉岡潤

スラヴ研究 52(52) 1-37 2005年査読有り
ポーランド共産政権支配確立過程におけるウクライナ人問題

吉岡潤

スラヴ研究 48(48) 67-93 2001年3月査読有り
ポーランド「人民政権」の支配確立と民族的再編－戦後農地改革をめぐる政治状況を軸に－

吉岡潤

史林 80(1) 1-37 1997年1月査読有り

MISC

書評加藤有子編『ホロコーストとヒロシマ : ポーランドと日本における第二次世界大戦の記憶』

吉岡潤

東欧史研究 = The Journal of East European studies (45) 127-131 2023年3月
第20回ポーランド歴史家大会見聞記

吉岡潤

東欧史研究 (43) 33-36 2021年3月
【ポーランド】国民記憶院――記憶の「国有化」とその政治資源化

吉岡潤

ロシア・ユーラシアの経済と社会 (1005) 17-21 2016年6月招待有り
（書評）割田聖史著『プロイセンの国家・国民・地域――19世紀前半のポーゼン州・ドイツ・ポーランド――』

吉岡潤

西洋史学 (250) 68-71 2013年9月
（新刊紹介）柴宜弘・木村真・奥彩子編『東欧地域研究の現在』

吉岡潤

東欧史研究 (35) 143-144 2013年3月
現代――ロシア・東欧・北欧（2009年の歴史学界――回顧と展望）

吉岡潤

史学雑誌 119(5) 968-974 2010年5月
スタニスワフ・ミコワイチク著（広瀬佳一・渡辺克義訳）『奪われた祖国ポーランド――ミコワイチク回顧録』日本語訳刊行によせて

吉岡潤

東欧史研究 (24) 48-55 2002年3月
Studia nad historią Polski w Japonii

吉岡潤

Polska 1944/45-1989. Studia i Materiały (IV) 321-324 1999年

書籍等出版物

『岩波講座世界歴史1：世界史とは何か』

小川幸司責任編集 (担当:分担執筆, 範囲:ヨーロッパの歴史認識をめぐる対立と相互理解)

岩波書店 2021年10月 (ISBN: 9784000114110)
『中欧・東欧文化事典』

中欧, 東欧文化事典編集委員会編 (担当:分担執筆, 範囲:「ワルシャワ蜂起」「ポーランドの歴史認識問題」)

丸善出版 2021年8月 (ISBN: 9784621306161)
『ポーランドの歴史を知るための55章』

渡辺克義編 (担当:分担執筆, 範囲:第21章「ユゼフ・ピウスツキーー英雄か、独裁者か」、第25章「カティンーー真実を求める最終章なき闘い」、第30章「戦後共産政権の成立－－PRLの起源」、第34章「ポーランド現代史におけるウクライナ人ーー「ヴォウィンの悲劇」と「ヴィスワ作戦」」、第41章「現代ポーランド国家の国境線ーーカーゾン線とオーダー・ナイセ線」、第45章「国民記憶院（IPN）ーー記憶の国営企業」)

明石書店 2020年9月 (ISBN: 9784750350714)
『論点・西洋史学』

金澤周作監修、藤井崇・青谷秀紀・古谷大輔・坂本優一郎・小野沢透編著 (担当:分担執筆, 範囲:項目執筆：ハンガリー動乱と「プラハの春」)

ミネルヴァ書房 2020年4月 (ISBN: 9784623087792)
剣持久木編『越境する歴史認識 — ヨーロッパにおける「公共史」の試み』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第4章「ポーランド現代史における被害と加害 — 歴史認識の収斂・乖離と歴史政策」)

岩波書店 2018年3月
橋本伸也編『せめぎ合う中東欧・ロシアの歴史認識問題 —ナチズムと社会主義の過去をめぐる葛藤—』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第4章「ポーランド——国民記憶院」)

ミネルヴァ書房 2017年12月
松井康浩・中嶋毅編『スターリニズムという文明 (ロシア革命とソ連の世紀第2巻) 』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第10章「ソ連による東欧「解放」と「人民民主主義」」)

岩波書店 2017年7月
戦うポーランド――第二次世界大戦とポーランド

吉岡潤

東洋書店 2014年12月
NPOフォーラム・ポーランド組織委員会監修『ポーランドとその隣人たち1（フォーラム・ポーランド2011年会議録）』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第1章「20世紀ポーランドの国境線と隣人たち」)

ふくろう出版 2012年6月
小山哲・上垣豊・山田史郎・杉本淑彦編『大学で学ぶ西洋史［近現代］』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第10章第3節「第二次世界大戦」)

2011年4月
ウルズラ・ケラー／イルマ・ラクーザ編『ヨーロッパは書く』

吉岡潤 (担当:共訳)

鳥影社 2008年8月
大島美穂編『国家・地域・民族（EUスタディーズ3）』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第５章「ポーランド：地名表記をめぐるヨーロッパ・スタンダード対歴史」)

勁草書房 2007年9月
渡辺克義編『ポーランド学を学ぶ人のために』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:第４章「多民族国家からポーランド人国家へ」)

世界思想社 2007年3月
Hayashi Tadayuki, Fukuda Hiroshi (eds.), Regions in Central and Eastern Europe: Past and Present

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 14 "Imagining Their Lands as Ours: Place Name Changes on Ex-German Territories in Poland after World War II")

Slavic Research Center, Hokkaido University 2007年3月
アンジェイ・ガルリツキ『ポーランドの高校歴史教科書【現代史】』

吉岡潤 (担当:共訳)

明石書店 2005年7月
Tomasz Szarota, ed., Komunizm : Ideologia, system, ludzie

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:Narodowościowy aspekt reformy rolnej w Polsce po drugiej wojnie światowej)

Wydawnictwo NERITON 2001年
Narodowosciowy aspekt reformy rolnej w Polsce po drugiej wojnie swiatowej

Komunizm : Ideologia, system, ludzie (ed. by Tomasz Szarota). Wydawnictwo NERITON (Warszawa) 2001年
中山昭吉・松川克彦編『ヨーロッパ史研究の新地平ーーポーランドからのまなざし』

吉岡潤 (担当:分担執筆, 範囲:「「民族の論理」によるポーランド共産主義勢力の権力正当化の試み――インターナショナリズムとナショナリズムのはざまで（1944－47年）」)

2000年2月

講演・口頭発表等

ポーランドの滅亡と再生に関する史学史的考察ーー民族主義者ズィグムント・ヴォイチェホフスキ(1900-55)の歴史評論を中心にーー

吉岡潤

史学研究会例会 2021年4月17日
ロシア・ポーランド関係の「棘」：ポーランド・ソヴィエト戦争からカティン事件へ

吉岡潤

ロシア史研究会大会 2020年11月15日
ポーランド現代史における被害と加害――歴史認識の収斂・乖離と歴史政策――

吉岡潤

日本西洋史学会第65回大会 2015年5月17日
戦後ポーランド領土の創造と想像――国境線移動・強制移住・引き揚げ――

吉岡潤

日本西洋史学会第64回大会 2014年6月1日
失われた東部領／回復された西部領――ドイツ・ポーランドの領土とオーデル・ナイセ国境――

吉岡潤

日本ドイツ学会第29回シンポジウム 2013年6月22日
ポーランドの移ろう国境線と隣人たち ―国境線を生む隣人たち／国境線が生む隣人たち

吉岡潤

グローバルCOE プログラム「境界研究の拠点形成」ボーダースタディーズ特別セミナー 2012年6月15日
20世紀ポーランドの国境線と隣人たち

吉岡潤

フォーラム・ポーランド2011年度会議 2011年12月10日
戦後初期ポーランドにおける「西方研究」――民族・体制・学問――

吉岡潤

史学研究会例会 2010年4月17日
グローバルな視点から見たドイツ近現代史（ポーランドから）

吉岡潤

ドイツ現代史学会第32回大会 2009年9月19日
Imagining Their Lands as Ours: Place Name Changes on Ex-German Territories in Poland after World War II

Jun Yoshioka

2005 Winter International Symposium at Slavic Research Center 2005年12月16日
ポーランドにおける共産党一党体制の成立――共産主義勢力のヘゲモニーと複数政党制――

吉岡潤

日本西洋史学会第51回大会 2001年5月13日

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

帝国辺境の近代化と国民化する帝国

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2020年4月 - 2024年3月

篠原琢, 戸谷浩, 吉岡潤, 青島陽子, 西村木綿, 中澤達哉, 米岡大輔
ヨーロッパにおける公共史の実践ー歴史博物館、歴史教養メディア、歴史教科書

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2016年4月 - 2020年3月

剣持久木, 吉岡潤, 近藤孝弘, 西山暁義, 川喜田敦子
ヨーロッパ東部境界地域における他者概念の形成と空間的再構成

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2015年4月 - 2019年3月

篠原琢, 鈴木健太, 吉岡潤, 青島陽子, 林佳世子, 古谷大輔, 小森宏美, 秋山晋吾, 中澤達哉, 小山哲, 池田嘉郎, 前田弘毅
社会主義期東欧ロシアの歴史学

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2012年4月 - 2017年3月

渡邊昭子, 吉岡潤, 長與進, 中澤達哉, 山本明代, 小山哲, 平田武, 中島崇文, 百瀬亮司, 石田信一, 池田嘉郎, 山崎信一, 立石洋子, 鈴木健太, 小森宏美, 木村真, モルナールヤーノシュ
東中欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治とその紛争

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2013年4月 - 2016年3月

橋本伸也, 野村真理, 小森宏美, 吉岡潤, 福田宏, 姉川雄大, 梶さやか
歴史認識の越境化とヨーロッパ公共圏の形成―学術交流、教科書対話、博物館、メディア

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2012年4月 - 2016年3月

剣持久木, 近藤孝弘, 西山暁義, 川喜田敦子, 吉岡潤
ヨーロッパ境界地域の歴史的経験とパトリア意識／市民権

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2010年4月 - 2014年3月

篠原琢, 戸谷浩, 吉岡潤, 割田聖史, 青島陽子, 古谷大輔, 小森宏美, 秋山晋吾, 中澤達哉, 小山哲, 池田嘉郎, 平田武, 梶さやか
東欧共産政権における民族主義ファクターに関する研究:戦後初期ポーランドを中心に

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 2003年 - 2005年

吉岡潤
ソ連･東欧圏の形成とポーランド