2015年4月 - 2018年3月
無人機を用いた落下貫入型火山活動観測プローブの開発および西ノ島新島での実証観測
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
我々は火山観測機器を100km 以上離れた場所から無人航空機で搬送し、数百メートル上空から投下して地中に貫入させ後、数ヶ月以上観測できるシステムを開発した。
地面に貫入する際の衝撃に十分耐えられる地震,温度、磁場、測地計測が可能な観測プローブ(ペネトレータ)および、無人航空機から投下して目標地点の半径20m以内に設置できる投下システムを確立した。また、鹿児島県諏訪之瀬島噴火口付近にて投下試験を行い、活火山の現場での実用性を示した。本研究の成果により、火山噴火が発生した直後、立ち入りが不可能な噴火口近傍場所などに機動的でかつ安全に観測点を設置でき、火山活動の正確な把握を可能にした。
地面に貫入する際の衝撃に十分耐えられる地震,温度、磁場、測地計測が可能な観測プローブ(ペネトレータ)および、無人航空機から投下して目標地点の半径20m以内に設置できる投下システムを確立した。また、鹿児島県諏訪之瀬島噴火口付近にて投下試験を行い、活火山の現場での実用性を示した。本研究の成果により、火山噴火が発生した直後、立ち入りが不可能な噴火口近傍場所などに機動的でかつ安全に観測点を設置でき、火山活動の正確な把握を可能にした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H01793
- 体系的課題番号 : JP15H01793