2011年3月
スクールカウンセラー(学校臨床心理士)として着任時にできること
駒澤大学心理学論集
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プレプリント・著者最終稿
回数 : 154
- 巻
- 13
- 号
- 13
- 開始ページ
- 29
- 終了ページ
- 34
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- 出版者・発行元
- 駒澤大学文学部心理学研究室
伊藤(2000)による,スクールカウンセリング活動がスクールカウンセラーの(SC)側からの親和性と,受入れ側の学校体制の協働作業による所が大きいとの報告を受けて,SC自らが配置校へ着任時にできることを,新規採用時と後任採用時とに分けて考察した。前者では,相談者のプライバシーが保護される相談環境作りを早急に行い,SCがどのような仕事をし,どのように貢献できるのかを学校教職員に示すことの重要性を述べた。後者では,前任者への期待の踏襲や,前任者への不満と学校からの要求の汲み取り,前任者が成し遂げられなかった必要事項の伝達・達成などが必要となることを示した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1349-3728
- CiNii Articles ID : 120005391467
- CiNii Books ID : AA11329105