2015年4月 - 2018年3月
患者口腔粘膜線維芽細胞を用いた新規遺伝子変異によるゴーシェ病発症メカニズムの解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
当研究室のゴーシェ病(GD)患者由来線維芽細胞が異型GDの遺伝的背景を持つことが示唆されたため、GCase酵素活性を修飾する新規モディファイヤー遺伝子の探索を行った。異型GD患者とご家族の口腔粘膜線維芽細胞(OF)を用いたexome解析結果から候補遺伝子を探索するために、transcriptome解析と種々のin silico 解析を駆使したが困難を極めた。そこで、簡便なGCase活性解析法(intact cell assay)を確立し、現在siRNAによる探索を行っているが、本研究期間内に終えることはできなかった。また、同時にGBAの分子構造と発現調節機構の再解析を行い、新たな知見を得た。
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- 課題番号 : 15K11041
- 体系的課題番号 : JP15K11041
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論文
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Redefining GBA gene structure unveils the ability of Cap-independent, IRES-dependent gene regulationCommunications Biology 5(1) 2022年7月 査読有り筆頭著者責任著者