共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2017年3月

内分泌撹乱物質ダイオキシン受容体AhRによる骨代謝調節機構解明への挑戦

日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的萌芽研究

課題番号
15K15757
体系的課題番号
JP15K15757
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
3,640,000円
(直接経費)
2,800,000円
(間接経費)
840,000円

破骨細胞におけるAhRの発現調節やAhRによる破骨細胞形成の詳細なメカニズムについては未だ不明な点が多い。本研究では、AhRの発現はマクロファージから破骨細胞分化における転写因子c-Fosの発現上昇と同じ比較的早い分化ステージで上昇し、骨恒常性を制御する因子となることが明らかとなった。さらに、AhRによる破骨細胞分化にはRANKLシグナルを介したc-Fosの転写活性、ミトコンドリア生合成にはPPAR-γのコアクチベーターであるPGC-1βを介した2つの独立した下流のシグナル伝達経路が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K15757/15K15757seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K15757
ID情報
  • 課題番号 : 15K15757
  • 体系的課題番号 : JP15K15757