藤井貴志 (Fujii Takashi) - マイポータル

基本情報

所属: 愛知大学文学部日本語日本文学科教授

学位: 博士(2006年3月文学)

J-GLOBAL ID: 200901015982556010
researchmap会員ID: 5000020804

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 日本文学 /

経歴

2020年4月 - 現在

愛知大学, 文学部日本語日本文学科, 教授
2021年4月 - 2023年3月

立教大学, 文学部, 兼任講師
2021年4月 - 2022年3月

愛知県立大学, 日本文化学部, 非常勤講師
2013年4月 - 2020年3月

愛知大学, 文学部人文社会学科, 准教授
2011年4月 - 2013年3月

愛知大学, 文学部人文社会学科, 助教
2010年4月 - 2011年3月

青山学院大学・非常勤講師
2010年4月 - 2011年3月

相模女子大学・非常勤講師
2009年4月 - 2011年3月

亜細亜大学・非常勤講師
2008年4月 - 2011年3月

立教大学・兼任講師
2007年4月 - 2010年3月

日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）

学歴

2002年4月 - 2006年3月

立教大学, 大学院, 文学研究科日本文学専攻博士後期課程
1998年4月 - 2002年3月

立教大学, 大学院, 文学研究科日本文学専攻博士前期課程
1993年4月 - 1997年3月

立教大学, 文学部, 日本文学科

論文

『密会』のサウンドスケープ : 安部公房と非同期な〈音〉の実験—総特集安部公房 : 生誕一〇〇年

藤井貴志

現代思想 52(15) 218-230 2024年11月
アルチンボルドからハンス・ベルメールへ : 澁澤龍彥「玩具について」の中のマニエリスム

藤井貴志

愛知大学国文学 / 愛知大学国文学会 [編] (63) 49-73 2024年1月
「奇書としての『死霊』――埴谷雄高と澁澤龍彦のデモノロギイ――」

『ユリイカ』 55(9) 136-143 2023年7月招待有り
「ハンス・ベルメールの反時代的身体 : 四谷シモンが〈球体関節人形〉と澁澤龍彥に出逢う時――」

藤井貴志

日本文学 / 日本文学協会編 71(9) 22-33 2022年9月招待有り
「片岡義男「別れて以後の妻」を読む : 〈独身者〉のユートピア」

藤井貴志

日本文学 / 日本文学協会編 71(7) 50-53 2022年7月招待有り
「〈単性生殖〉のユートピア――埴谷雄高と澁澤龍彦の〈反出生主義〉――」

藤井貴志

『文學論叢』 (159) 107-130 2022年3月査読有り
「〈人新世〉の埴谷雄高――『死霊』とポスト〈人間中心主義〉――」

藤井貴志

『昭和文学研究』 (84) 121-134 2022年3月招待有り
「〈ポストヒューマン〉のＹ字路――安部公房『第四間氷期』をめぐる交響――」

藤井貴志

『愛知大学國文學』 (61) 37-56 2022年1月
｢〈子供〉を生むこと――埴谷雄高『死霊』の中の〈反出生主義〉――」

藤井貴志

『文學論叢』 (158) 105-124 2021年3月査読有り
「〈私小説〉としての『死霊』――〈反出生主義〉をめぐる埴谷雄高の〈芸術〉と〈実生活〉――」

藤井貴志

『愛知大学國文學』 (60) 29-48 2021年1月
「シュペルヴィエルの影ーー安部公房「壁――Ｓ・カルマ氏の犯罪」と埴谷雄高――」

藤井貴志

『國語と國文學』 97(3) 34-51 2020年3月査読有り
「〈魂〉のフロッタージュ、〈存在〉のコラージュ――埴谷雄高「一枚のエルンストの絵に」――」

藤井貴志

『愛知大学國文學』 (58) 11-35 2019年1月
「埴谷雄高「虚空」と花田清輝――ポオ「メールストロームの渦」をめぐる軋轢――」

藤井貴志

『愛知大学國文學』 (57) 27-52 2018年1月
「〈マネキン人形〉の詩学――安部公房の〈人形愛〉――」

藤井貴志

『愛知大学國文學』 (56) 15-37 2017年1月
「〈人形〉のレジスタンス――花田清輝の〈鉱物中心主義〉的モティーフと〈革命〉のヴィジョン――」

藤井貴志

『日本近代文学』 (第95集) 49-64 2016年11月査読有り
「〈オブジェ〉達の革命――花田清輝と安部公房「壁――Ｓ・カルマ氏の犯罪」――」

藤井貴志

『愛知県立大学説林』 (64) 19-45 2016年3月
「安部公房『壁』の中の〈ダリ〉――〈偏執狂的批判的方法〉と〈異形の身体〉表象――」

藤井貴志

『愛知県立大学日本文化学部論集』 (7) 65-102 2016年3月
「〈独身者の機械〉と〈異形の身体〉表象――「他人の顔」「片腕」「人形塚」の同時代性」

藤井貴志

『日本近代文学』 (第91集) 95-110 2014年11月査読有り
「〈生きた人形〉あるいは〈犬〉のような少女――川端康成「片腕」とリラダン『未来のイヴ』――」

藤井貴志

『愛知大学國文學』 (53) 15-37 2014年2月
「〈廃物〉への眼差し――芥川龍之介「雛」と林京子「雛人形」――」

藤井貴志

『芥川龍之介研究』 (5・6) 17-28 2012年9月査読有り

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MISC

書評「小谷瑛輔著『小説とは何か？――芥川龍之介を読む』」

藤井貴志

『昭和文学研究』 (78) 177-179 2019年3月
書評「篠崎美生子著『弱い「内面」の陥穽――芥川龍之介から見た日本近代文学」』

藤井貴志

『日本近代文学』 (98) 307-310 2018年5月
書評「安西晋二著『反復／変形の諸相――澁澤龍彦と近現代小説』」

藤井貴志

『週刊読書人』 2016年7月
書評「浅野洋著『小説の〈顔〉』

藤井貴志

『立教大学日本文学』 (113) 131-134 2015年1月
研究動向「芥川龍之介（昭和期）」

藤井貴志

昭和文学研究 69(第69集) 128-131 2014年9月
書評「関口安義著『「羅生門」の誕生』

藤井貴志

『月刊国語教育』 2009年10月招待有り
書評「東郷克美著『佇立する芥川龍之介』」

『日本文学』第56巻(6号) 60-61 2007年6月招待有り

書籍等出版物

『ピアノ』（著・芥川龍之介、絵・LOWRISE）

汐文社 2025年3月
『桜の樹の下には』（著・梶井基次郎、絵・奇鳥）

汐文社 2025年3月 (ISBN: 9784811331546)
『野ばら』（著・小川未明、絵・淵）

汐文社 2025年3月
『〈ポストヒューマン〉の文学――埴谷雄高、花田清輝、安部公房、そして澁澤龍彦』

藤井貴志

国書刊行会 2023年3月
『日本近代文学大事典』増補改訂デジタル版

藤井貴志 (担当:共著, 範囲:埴谷雄高)

Japan Knowledge 2023年3月
『坂口安吾大事典』

藤井貴志 (担当:共著, 範囲:「「禅僧」；「南風譜」；「木々の精、谷の精」；「蒼茫夢」；「睡眠薬」「自殺／殉教」)

勉誠出版 2022年6月
『芥川龍之介と切支丹物――多声・交差・越境』

藤井貴志 (担当:共著, 範囲:「「さまよへる猶太人」――〈黙示録的想像力〉の帰趨」)

翰林書房 2014年4月
『生誕120年芥川龍之介』

藤井貴志 (担当:共著, 範囲:「三十五歳問題――芥川的《不安》と現在的《不安》」)

翰林書房 2012年12月
『語り継ぐ日本の歴史と文学』

藤井貴志 (担当:共著, 範囲:「近代文学における〈人形〉表象序説――江戸川乱歩「芋虫」とH・ベルメールの〈人形〉――」)

青簡社 2012年8月
『【アジア遊学143】環境という視座日本文学とエコクリティシズム』

藤井貴志 (担当:共著, 範囲:「村上春樹『1Q84』の中のコミューン」)

勉誠出版 2011年7月
『芥川龍之介――〈不安〉の諸相と美学イデオロギー』

藤井貴志

笠間書院 2010年2月

講演・口頭発表等

「〈人間〉の後に到来するものは何か――埴谷雄高の滅亡愛――」

日本近代文学会・春季大会 2024年5月25日招待有り
「安部公房を読む２――後期作品を中心に」

かすがい熟年大学 2023年7月27日招待有り
「安部公房を読む１――前期作品を中心に」

かすがい熟年大学 2023年7月6日招待有り
「〈人形〉を描いた日本近代文学」

藤井貴志

幸田町生涯学習講座（愛知大学オープンカレッジ「愛知大学日本語日本文学講座」） 2023年3月4日招待有り
「川端康成の後期世界――「片腕」「眠れる美女」を中心に」

藤井貴志

かすがい熟年大学 2017年9月28日招待有り
「川端康成の初期世界――「伊豆の踊子」を中心に」

藤井貴志

かすがい熟年大学 2017年9月21日招待有り
「最晩年の芥川龍之介」

藤井貴志

愛知大学・公益財団法人大倉精神文化研究所共催公開講演会 2016年7月2日招待有り
「近代文学を読む夏目漱石『こころ』」

藤井貴志

かすがい熟年大学 2015年11月12日招待有り
「近代文学を読む芥川龍之介『或阿呆の一生』」

藤井貴志

かすがい熟年大学 2015年10月22日招待有り
「芥川龍之介著『或阿呆の一生』を読む」

藤井貴志

蒲郡市民教養講座 2012年8月
「近代文学における〈人形〉表象――江戸川乱歩から澁澤龍彦へ」

愛知大学国文学会 2011年6月
「廃物への眼差し――芥川龍之介「雛」と林京子「雛人形」」

国際芥川龍之介学会 2010年
「村上春樹『１Ｑ８４』とコミューンの系譜」

国際シンポジウム「エコクリティシズムと日本文学研究」 2010年
「昭和十年前後〈不安の文学〉をめぐる諸問題」

立教大学日本文学会 2008年
「〈中流下層階級〉というメタファー――芥川龍之介「大導寺信輔の半生」の効用――」

日本文学協会第26回研究発表大会 2006年
「芥川龍之介とL.A-ブランキ『天体による永遠』」

立教大学日本文学会 2002年

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

近代日本における〈不安の文学〉の系譜とその思想史的背景に関する総合的研究

2007年 - 2009年