2013年5月
「戦後思想史における森崎和江―〈対観念〉と〈いのち〉の言説をめぐって―」
『年報日本現代史』
- 巻
- 号
- 第17号
- 開始ページ
- 109
- 終了ページ
- 141
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 現代史料出版
植民者二世として朝鮮で育ち帰国した森崎和江にとって日本は異国であった。自己の内面を凝視し続け、炭鉱労働者の切り捨てや女性差別などの現状に向き合い、諸問題に対峙しながら紡ぎあげてきた言説は「いのち」の思想へと結実していく。それは一体どのような今日的意味をもつものなのか。その意義について、戦後のフェミニズム論が主張し追い求めてきたもの、また否定してきたものと対比しつつ論じた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40019695289
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10481580
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/024678994
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 40019695289
- CiNii Books ID : AN10481580