2019年3月
千葉大学が文部科学省大学教育再生加速プログラム(AP)タイプⅢ(高大接続)の中で進める平成29年度高大接続プログラムの成果の解析
千葉大学教育学部研究紀要
- 巻
- 67
- 号
- 開始ページ
- 179
- 終了ページ
- 183
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.20776/S13482084-67-P179
- 出版者・発行元
- 千葉大学教育学部
[要約] 千葉大学は文部科学省大学教育再生加速プログラムAP の委託を受け「次世代才能スキップアップ」プログラム実施している。このプログラムは理系に強い千葉大学の特長を生かす理系グローバル人材養成力強化の取り組みである。高校生が大学の学びを体感する体系的科学実験「基礎力養成講座」,さらにやる気と能力がある高校生に向けた課題研究支援「G- スキッパー」,グローバル力養成のための国際研究発表会,留学生派遣事業よりなる。本稿では平成29年度の基礎力養成講座4コース( 健康・医療,総合科学,テクノロジー,園芸学) を受講した高校生の学びを分析し,高大接続プログラムとしての本取組みの効果を考察したものである。高校生が各講座受講後に書いたレポートの自由記述をテキストマイニング法により解析し,高校生の学びを検討した。この結果,次世代スキップアッププログラムでの学びは高校生に学問への興味を喚起するものであり,また大学での学びを意識させるものであったことが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.20776/S13482084-67-P179
- ISSN : 1348-2084
- CiNii Articles ID : 120006633204
- CiNii Books ID : AA11868267