2012年4月 - 2015年3月
自己組織化ネットワークポリマーナノコンポジットの高次構造制御と機能発現
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
銀フィラー添加複合材マトリックスとして、反応誘起型相分離機構(マイクロメートルサイズの相構造)を持つエポキシ/ポリエーテルスルホンブレンド、および自己組織型ナノ相構造形成機構(数十ナノメートルサイズの相構造)を持つエポキシ/ブロック共重合体ブレンドを検討した。反応誘起型相分離ブレンドでは、銀フィラーがエポキシリッチ連続相に選択配置され連続化し、その複合材は高導電率、高熱伝導率、高接着強さを兼備した。また、自己組織型ナノ相構造形成ブレンドにおいても、銀ナノフィラーはブロック共重合体由来のエラストマー相と比較して親和性の高いエポキシ連続相中に選択的に存在することが知られた。
- ID情報
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- 課題番号 : 24360280
- 体系的番号 : JP24360280