MASAKI Harue

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MASAKI Harue
Affiliation
Chiba University
Section
Graduate School of Nursing
Job title
Chiba University

Published Papers

 
看護学習者の身体観 看護基礎教育課程の学生と博士課程の学生へのインタビューから
山崎 由利亜, 正木 治恵, 高橋 良幸, 小池 潤, 錢 淑君, 田中 愛, 瀧澤 文雄
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (41) 45-55   Mar 2019
体を使う機会が減少する社会や臨床現場の多様で複雑な状況の中で、看護学習者が一職業人となり看護の技能を身につけ実践に至るまでには、看護学習者の身体観の重要性が示唆されるにもかかわらず、研究の焦点は当てられてこなかった。よって本研究は、看護学習者の身体観を明らかにすることを目的として、フォーカスグループインタビューを行った。対象者は、看護基礎教育課程に所属する大学生7名と大学院博士および修士課程に所属する看護師資格を持つ大学院生13名の計20名であった。インタビューデータを質的帰納的に分析した...
高齢者の臨死期における看取りケア 熟練看護師のナラティブから
林 弥江, 正木 治恵, 桑田 美代子, 吉岡 佐知子, 西山 みどり, 石井 優香, 坂井 さゆり
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (41) 25-34   Mar 2019
本研究は、看護師が高齢者の臨死期の兆候をどのように捉えて看取りケアを実践しているかを明らかにするために、老人看護専門看護師を含む熟練看護師15名にインタビューした。質的統合法を用いて分析した結果、逐語録から作成した188枚のラベルは、10段階のグループ編成を経て、最終ラベルの【臨死期の兆候:経験知から判断】【余命を見極める難しさ:臨死期に近づく兆候を捉える】【看取りへつなぐ:臨死期が近い現実を医師や家族と共有】【後悔しない看取り:高齢者の意思や家族の意向を尊重】【看取りの場所:高齢者や家族...
Norihisa Miyake, Shouta Shibukawa, Harue Masaki, Mihoko Otake-Matsuura
Journal of Intelligent and Robotic Systems: Theory and Applications      Jan 2019
© 2019, The Author(s). A small bedside agent for preventing falls has been developed. It talks to a person on a bed to prevent them from getting out of bed abruptly, until a care worker arrives. This paper describes the user-oriented design proces...
パーキンソン病患者がバランスを取ろうとする様
田中 貴大, 正木 治恵, 田所 良之
千葉看護学会会誌   24(1) 53-60   Sep 2018
目的:パーキンソン病患者が心理、身体、社会的に揺れ動く状況にありながらも、バランスを取ろうとする様を明らかにし、看護への示唆を得ることである。方法:神経内科外来に通院中のパーキンソン病患者9名に半構造化インタビューを実施した。インタビュー内容を逐語録に起こし、インタビュー内容の切片化とカテゴリ化を行い質的記述的分析を行った。第1段階で個別分析を、第2段階で全体分析を行い、個別分析最終ラベルと全体分析カテゴリを得た。分析の妥当性については、慢性疾患看護の研究に精通する研究者間で確認した。結果...
一般病棟における看護師の感情に着目した認知症患者のとらえ方
石井 優香, 石橋 みゆき, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   24(1) 33-42   Sep 2018
本研究の目的は、一般病棟における看護師の感情に着目した認知症患者のとらえ方を明らかにすることである。一般病棟で認知症患者への看護に喜びややりがいといった感情を抱いている看護師8名を対象にインタビューを実施し、その逐語録をデータとして質的統合法(KJ法)で個別分析と全体分析を行った。全体分析により以下の結果が得られた。一般病棟において看護師は認知症患者に対して【否定的感情が先行し業務と身体疾患の治療を重視】していたが、その後、【否定的感情の思い直しを伴うロールモデルや知識とのすり合せ】をする...
高齢者の主体的な健康を創出・支援する老人看護専門技術の評価指標の開発
正木 治恵, 谷本 真理子, 黒田 久美子, 高橋 良幸, 鳥田 美紀代, 喜多 敏明
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (40) 9-18   Mar 2018
本研究は、高齢者の主体的な健康を創出・支援する老人看護専門技術の評価指標の開発を目的とした。先行研究の結果を元に研究者間で討議を重ね、指標案を作成し、事例適用による妥当性の検討のための調査票を作成した。調査票は、指標の各項目について、示唆性、診断性、簡明性の観点から評価し、評価時の感想や気づきも合わせて記載するものとした。3名の評価者が6事例に適用して評価した結果、示唆性はほぼ確保されたが、診断性については適用できる対象者や時期が限られること、簡明性については表現内容が不明瞭な点や項目数が...
老年看護政策検討委員会活動報告 認知症ケア加算2算定申請をした病院の看護管理者からみた認知症看護研修の効果
北川 公子, 酒井 郁子, 深堀 浩樹, 森山 祐美, 石川 容子, 亀井 智子, 山川 みやえ, 金盛 琢也, 正木 治恵, 堀内 ふき, 老年看護精索検討委員会
老年看護学   22(2) 97-102   Jan 2018
老年看護政策検討委員会活動報告 認知症ケア加算1・2算定した病院における老人専門看護師・認知症看護認定看護師が認識している認知症ケアの実態と変化
深堀 浩樹, 酒井 郁子, 森山 祐美, 石川 容子, 北川 公子, 亀井 智子, 山川 みやえ, 金盛 琢也, 正木 治恵, 堀内 ふき, 老年看護精索検討委員会
老年看護学   22(2) 103-107   Jan 2018
Masaki H, Kawai N, Matsumoto K, Kuwata M, Yoshioka S, Nishiyama M, Uchino R, Nagae H, Teshima M, Sakai S, Endo K
International journal of nursing practice   23 Suppl 1    Jun 2017   [Refereed]
看護師が援助に困難を感じた糖尿病外来患者に対する援助の手がかり ディスカッションを通して
瀬戸 奈津子, 平野 美雪, 林 弥江, 平野 直美, 大原 千園, 清水 安子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   21(1) 69-75   Mar 2017
本研究では,糖尿病外来で看護師が援助に困難を感じていた糖尿病患者に対し,看護師間のディスカッションを通して援助の手がかりを見出すことを目的とした.A糖尿病外来で看護師が援助に困難を感じている72事例を対象に,「看護師が援助に困難を感じている理由」及び,「困難に感じている状況を打破するための気づき」の2点が書かれているヶ所を抽出し要約した.次にディスカッションの中で見出された援助の手がかりを読み取り,類似するものをまとめ質的帰納的に分析した.その結果,63事例から,「患者の内面へ踏み込めなか...
他者と共に在る認知症高齢者の表現する姿
戸田 由利亜, 谷本 真理子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   22(2) 1-10   Feb 2017
本研究の目的は、他者と共に在る認知症高齢者の表現する姿を質的に明らかにすることである。認知症高齢者は自分の意思を維持することが難しく、また他者に伝わる形で意思を表出することも障害されるが、いきいきとした意味深い時間を過ごすこともできる。本研究は統一的存在としての人間観を前提とし、個人の内的本質が環境との相互作用を通して、他者に見える形でどのように表れるのか、すなわち「表現」に着眼し、行為主体と受け手とを分断しない主客両義的な捉え方で現象を記述することを目指した。介護老人保健施設に入居してい...
Waki S, Shimizu Y, Uchiumi K, Asou K, Kuroda K, Murakado N, Seto N, Masaki H, Ishii H
Japan journal of nursing science : JJNS   13(4) 478-486   Oct 2016   [Refereed]
渡邉 賢治, 高橋 良幸, 正木 治恵
日本難病看護学会誌 = Journal of Japan Intractable Illness Nursing Society   20(3) 177-189   Mar 2016
我が国のMNDの人々は、延命治療に関する絶え間ない選択を迫られ、ゆらぎ続けている。MNDの人々の自律した選択を支えるために、入院中彼らと最も長い時間関わる病棟看護師への期待は少なくないが、看護師たちがどのような支援に適切さを意味づけているかは未だ明らかではない。その理由として、退院後もゆらぎ続ける患者のありようから支援を評価する困難さがあると考え、本研究では、患者の再入院の有無において特徴が異なる2つの病院の病棟の看護師計10名を対象とした面接調査を実施した。質的統合法による分析の結果、異...
堀之内 若名, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   21(2) 55-62   Feb 2016
本研究は文献検討を通し,生物学的製剤が導入され治療法が変化してきているわが国における,関節リウマチ患者への看護の課題を明確にすることである。医学中央雑誌web 版(ver5)を用い,「関節リウマチ」,「看護」をキーワードとした検索を行い,原著論文を対象とした。対象文献を精選し,最終的に37件を分析対象とした。研究者が,それぞれの文献著者が「関節リウマチ患者への看護の課題」を述べていると読み取った内容を取り出し,性質の類似性によって分類し,カテゴリー化した。143の内容から最終的に【病みの軌...
Kamei Tomoko, Chigira Ayako, Masaki Harue, Izumi Kiyoko, Matsumoto Sachiko, Shimahashi Makoto, Horiuchi Fuki
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   20(2) 23-35   Jan 2016
[Purpose] This systematic review and meta-analysis evaluated the effects of Gerontological specialist healthcare team implementations to reduce hospital bed days, and other clinical outcomes for older adult inpatients with dementia and cognitive d...
一般病院における非がん疾患患者に対する熟練看護師のエンド・オブ・ライフケア実践
谷本 真理子, 高橋 良幸, 服部 智子, 田所 良之, 坂本 明子, 須藤 麻衣, 正木 治恵
Palliative Care Research   10(2) 108-115   Jun 2015
本研究は,一般病院における非がん疾患患者に対するエンド・オブ・ライフケア実践を熟練看護師の実践知から明らかにした.7名の慢性疾患看護専門看護師の実践事例のインタビューから質的統合法(KJ法)を用いて最終ラベルを抽出した.熟練看護師は,患者の生き方の意思決定を支える関わりと,患者家族の生き方に沿う関わりを,状態悪化の過程にある患者の自尊感情の回復,満足感,納得を指標に定めていた.一般病院では患者の苦痛対応策が不十分であることや,多職種とのケアの合意や他施設とのケア継続は困難を伴うが,熟練看護...
中国における糖尿病中医看護の現状と課題 文献検討を通して
劉 彦, 正木 治恵
文化看護学会誌   7(1) 22-29   May 2015
伝統的な中国医学において糖尿病は「消渇」と呼ばれる。中医学における糖尿病の治療は、数千年の実践を通して豊富な経験を積み重ねた独自の学術システムとして成り立っている。糖尿病中医看護の現状と課題を把握するため、中国における糖尿病中医看護に関する文献を検討することを目的とした。「糖尿病」・「看護」・「中医」という3つのキーワードを用いて中国知網(CNKI)に掲載された1984年〜2014年(9月30日)の中国国内の既存文献を検索したところ418件が該当した。そのうちの170件の研究論文について内...
古川 由紀, 谷本 真理子, 正木 治恵
文化看護学会誌   7(1) 13-21   May 2015
目的 本研究の目的は、壮年期に脳卒中を発症した生活者のニーズに沿った看護を実践するために、壮年期に脳卒中を発症した生活者の健康に関する価値観を解釈的現象学を用いて記述し明らかにすることである。本研究における「健康に関する価値観」とは、個人がこれまで生きてきた過程で「よい」とみなす身体的・精神的・社会的健康及びスピリチュアリティヘルスに関する意識である。方法 脳卒中を発症した外来通院中の30歳から50歳代の11名に非構造化面接を行った。分析方法はBennerの提唱する解釈的現象学を用いた。結...
眞嶋 朋子, 佐藤 禮子, 泰圓澄 洋子, 楠 潤子, 増島 麻里子, 岡本 明美, 渡邉 美和, 佐藤 美和, 浅野 美知恵, 正木 治恵
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (37) 57-64   Mar 2015
This study aimed to clarify cognitive changes experienced by nurses who participated in a consultation support program for certified nurse specialists (hereafter referred to as "the support program"),and to propose improvements in certain aspects ...
Miyawaki Y, Shimizu Y, Uchiumi K, Asou K, Murakado N, Kuroda K, Masaki H, Seto N, Ishii H
Journal of nursing measurement   23(2) 326-335   2015   [Refereed]
寺尾 洋介, 高橋 良幸, 正木 治恵, 谷本 真理子
千葉看護学会会誌   20(1) 47-54   Sep 2014
本研究の目的は、特別養護老人ホーム入居高齢者への家族の関わりを支えるものを明らかにすることである。特別養護老人ホーム入居高齢者の家族5名(男性2名、女性3名、看取り介護ケアが導入されている高齢者3名の家族を含む)を対象に、半構造化インタビュー及び、家族-高齢者間の面会場面の参加観察からデータ収集を行い、質的統合法(KJ法)を用いて個別分析と全体分析を行った。全体分析より特別養護老人ホーム入居高齢者への家族の関わりを支えるものとは、【家族の関係:時・場所を超えて変わらない家族の関係性】【ホー...
インスリン療法に関するインシデント・アクシデントの内容 全国実態調査の自由記載欄の内容から
清水 安子, 大原 裕子, 米田 昭子, 森 小津恵, 瀬戸 奈津子, 黒田 久美子, 西垣 昌和, 宮武 曜子, 数間 恵子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   18(2) 151-159   Sep 2014
【目的】インスリン療法に関するインシデント・アクシデント実態調査の自由記載欄の内容を整理し,具体的なエラーの状況を明らかにすること.【方法】200床以上の病院で研究協力の承諾が得られた192施設に調査票を郵送し,病院全体のインシデント・アクシデント報告を3ヵ月分返送してもらった.自由記載欄に記述された内容を分析した.【結果】自由記載には調査項目として設定されたもの以外に,(1)指示・準備段階では,「一時追加指示・指示変吏の見落とし」「指示内容の誤解」「血糖測定の未実施」などが,(2)実施段...
正木 治恵, 宮﨑 美砂子, 佐藤 奈保, 時田 礼子, 島村 敦子, 岩瀬 靖子, 椿 祥子
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (36) 27-32   Mar 2014
本実践報告は,2011年3月11日に発生した東日本大震災に対して,看護学研究科教職員が取り組んだ災害支援者派遣の取り組みについて,関わった派遣責任者,派遣者支援の調整者,派遣支援者の各々の立場からまとめた.3月14日に看護学研究科内に派遣本部を設置し,3月16日~22日の間,被害の甚大であった隣県に,看護師・保健師の資格を持つ教員合計7名を二期にわたり派遣した.災害亜急性期に、外部支援者が入りにくい被災地に対して、現地自治体職員の疲労がピークになる時期に派遣者を投入したことは,外部支援者派...
Seto Natsuko, Shimizu Yasuko, Ishii Hidetoki, Masaki Harue
大阪大学看護学雑誌   20(1) 1-12   Mar 2014
原著本研究の目的は,糖尿病看護における実践能力育成プログラムの開発に向け,糖尿病看護に従事する看護師を対象に糖尿病看護実践能力評価指標の信頼性・妥当性を検証することである.糖尿病看護認定看護師の実践知より開発した評価指標をもとに,評価項目を洗練し,糖尿病看護認定看護師,ならびにその施設で糖尿病の治療を主目的に入院する患者の最も多い病棟の看護師計1,952名を対象に,無記名式郵送法による調査を実施した.1,056名の糖尿病看護に従事する看護師によるデータに対し,因子分析を行い,Chronba...
須藤 麻衣, 谷本 真理子, 髙橋 良幸, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   19(2) 57-64   Jan 2014
本研究の目的は,侵襲の大きい手術を受けた高齢者の術後移行期における自己の創造を明らかにすることである。侵襲の大きい手術を受けた入院中の高齢者5名(冠動脈バイパス術等・65~80歳・男性4名女性1名)を対象に看護援助を実施し,援助記録をデータとして収集した。分析は質的統合法(KJ法)を用い,個別分析と全体分析を行った。その結果,侵襲の大きい手術を受けた高齢者は,【術後の痛みや大変さに耐え,医療者に応じ,身体を休める】ことにより,【管理された身体への探究と確認】を行い,【入院生活の中で,身体の...
松本 晴美, 田所 良之, 正木 治恵
日本リハビリテーション看護学会誌 = The Japanese journal of rehabilitation nursing   3(1) 27-33   Dec 2013
脳卒中患者の「動き」が回復期リハビリテーション施設でどのように医療者とともにつくりだされているかを明らかにする調査を行った。研究対象は脳卒中患者5名とその患者に関わる医療者を対象とした。対象とした脳卒中患者は40歳代から80歳代の男性3名、女性2名であった。対象とした医療者は対象患者に関わった看護師、看護助手と訓練を担当した療法士であった。医療者と患者が関わり合い、「動き」を作り出した119場面と233分のフォーマルインタビューデータ(各対象患者28分から75分)からデータ化されたラベルは...
外来看護における糖尿病患者のセルフケア確立へ向けた対人援助技術
高橋 弥生[竹垰], 谷本 真理子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   17(2) 113-123   Sep 2013
本研究の目的は、外来看護における糖尿病患者のセルフケア確立へ向けた対人援助技術を明らかにすることである。患者のセルフケア確立へ向けて看護師の支援が必要と判断された外来通院中の糖尿病患者8名に、研究者が看護実践者として行った看護プロセスの現象を対象とし、質的統合法(KJ法)により分析した。その結果、【対象の外来看護の支援に対する抵抗感軽減への配慮】、【問題状況の理解・把握のための医学情報収集と対象からの発言の促し】、【看護師に療養生活上の苦痛・苦労を語ることで得られる対象の安堵感の醸成】、【...
亀石 千園, 谷本 真理子, 正木 治恵
日本看護科学会誌   33(2) 51-61   Jun 2013
目的:パーキンソン病患者への看護の新たな示唆を得るために,パーキンソン病患者がもつ身体像を明らかにすることである.方法:入院中のパーキンソン病患者6名に看護援助を通してデータ収集を行い質的統合法(KJ法)を用いて対象者ごとの個別分析および全体分析を行った.結果:全体分析の結果,パーキンソン病患者のもつ身体像は【対処方法が確立した身体】でありつつも,状態によっては【自分ではどうしようもない身体】であった.また,身体の状態が良いと【良くなるかもと期待をもたせる身体】でありつつ,その一方で【その...
正木 治恵, 田中 裕二, 岩瀬 靖子, 藤田 水穂, 高橋 良幸, 渡邉 美和
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (35) 37-42   Mar 2013
本実践報告は,平成20年度学長特別補佐企画として取り組み,平成21年度より継続して実施した千葉大学看護学部のブランド力強化の取り組みの報告である. 平成20年度にブランド化とは何かについて検討し,「つなぐ!」をコンセプトとした「千葉大学看護学部の底力宣言-つなぐ! 看護学の知,絆,礎-」を策定した.また,ブランド化のビジョンを達成するために3つの目標(目標1:つねにより高きものを目指すナース・サイエンティストの育成,目標2:フロントランナーとしての知の「創出・統合・発信」,目標3:個人,地...
在日コリアン高齢者1世における文化を尊重したデイサービスの意味
西田 伸枝, 田所 良之, 谷本 真理子, 正木 治恵
文化看護学会誌   5(1) 12-19   Mar 2013
本研究の目的は、在日コリアン高齢者1世にとって、文化を尊重したデイサービスとはどのような場所であるのか、その意味を明らかにすることである。在日コリアン高齢者の文化を尊重したサービスの提供を目的としているデイサービスに定期的に通う在日コリアン高齢者1世の3名を対象に、のべ31日間デイサービスでの活動を共にしながら、参加観察とインタビューを実施し、Spradleyの9つの意味関係を用いて質的分析を行った。在日コリアン高齢者1世における文化を尊重したデイサービスの意味とは、【在日の仲間とここにい...
がん治療を受けながら下降期を生きる人々の自己の回復
天野 薫[小粥], 谷本 真理子, 正木 治恵
日本看護科学会誌   32(4) 3-11   Dec 2012
目的:がん治療を受けながら下降期を生きる人々の自己の回復について明らかにすることである.方法:ステージIII期あるいはIV期の消化器がんに対するがん治療を受ける5名を対象に看護援助を実施し,その援助経過を記録したデータを質的統合法(KJ法)を用いて個別分析と全体分析を行った.結果:自己の回復は【悪化してゆく今ここにある身体の感受】【環境にゆるがされる現実の厳しさの認知】【安らぎを得るための方策の探求】【つながりをもつ他者との応答】【意味ある体験の確認】【今ここにいる自分の在り方の表明】の6...
Nishigaki M, Shimizu Y, Kuroda K, Mori K, Ohara Y, Seto N, Yoneda A, Miyatake Y, Kazuma K, Masaki H, Japan Academy of Diabetes Education and Nursing Research Group (JADEN-RG).
Nurse education today   32(8) 892-896   Nov 2012   [Refereed]
「糖尿病教育・看護領域に求められている研究課題の優先度の特定」調査報告
正木 治恵, 数間 恵子, 黒田 久美子, 清水 安子, 瀬戸 奈津子, 大原 裕子, 西垣 昌和, 宮武 陽子, 森 小律恵, 米田 昭子, 研究推進委員会(平成20年度〜平成24年度)
日本糖尿病教育・看護学会誌   16(2) 210-213   Sep 2012
糖尿病看護認定看護師が行う血糖パターンマネジメントに関する実態調査
水野 美華, 清水 安子, 瀬戸 奈津子, 正木 治恵, 内海 香子, 大倉 瑞代, 畑中 あかね
日本糖尿病教育・看護学会誌   16(特別号) 122-122   Aug 2012
脳卒中急性期の回復過程にある患者の主体性のあり様
廣瀬 穂積, 正木 治恵
日本脳神経看護研究学会会誌   34(2) 137-144   Mar 2012
本研究の目的は、脳卒中急性期の回復過程にある患者の主体性のあり様を明らかにすることである。急性期病院に入院中の、身体に機能障害をもつ脳卒中患者4名を対象とし、看護援助を実施しその援助記録をデータとした。データは質的統合法(KJ法)を用いて分析した。その結果【居ることで自らを醸し出す】、【自分なりに自他へ注意を向ける】、【自分のやり方で相手に伝え表わす】、【自分なりに身体を動かす】、【相手やその場に合わせて振舞う】、【自分を保持する】、【自分や他者を思いみる】の7つの要素で構成された主体性の...
専門看護師が必要とする看護管理者からの支援 組織文化からの一考察
眞嶋 朋子, 楠 潤子, 渡邉 美和, 岡本 明美, 増島 麻里子, 長坂 育代, 山下 亮子, 佐藤 まゆみ, 正木 治恵, 浅野 美知恵, 佐藤 禮子
文化看護学会誌   4(1) 13-25   Mar 2012
専門看護師(CNS)が必要とする看護管理者からの支援の内容を明らかにすることを目的に、全国の8医療機関のCNS・看護管理者各1名、計16名を対象に「CNSが期待される役割を遂行するための看護管理者からの支援」について半構成的面接を行った。その結果、CNSへの調査から得られた支援のニーズは、【CNSの思いを考慮に入れて関わる】【役割を組織に浸透させるためにCNSが自信をもてるように後押しする】【管理的視点の獲得を促すために具体的に助言する】【役割を組織に浸透させるために職場環境を調整する】【...
田所 良之, 髙橋 良幸, 河井 伸子, 谷本 真理子, 正木 治恵, 吉田 由香, 曳地 陵子
千葉大学大学院看護学研究科紀要   0(34) 21-26   Mar 2012
本実践報告は,千葉大学医学部附属病院の実習モデル病棟のひとつであるひがし棟5階病棟と千葉大学大学院看護学研究科・看護学部老人看護学教育研究分野との慢性疾患看護実習における協働的取り組みの報告である.新カリキュラム導入,成人・老人看護コア実習のスケジュールや内容の変更,大学病院新病院設立に伴うフロア・診療科再編などを受け,今後のよりよい実習方法を模索するために,協働的取り組みを試みた.病棟側,教員側合同で話し合いを重ね,副師長による看護スタッフへのアンケート結果,教員による学生へのアンケート...
OHARA Yuko, SETO Natsuko, YONEDA Akiko, MORI Kanae, MASAKI Harue
日本看護科学会誌   31(4) 75-85   Dec 2011
目的:慢性疾患領域において医師と看護師間の協働が進んでいる先行事例を調査し,今後の医師・看護師間の役割分担の推進に向けた示唆を得ることを目的とした.方法:先行事例を選定し,医師・看護管理者,看護師を対象にヒアリング調査を行った.医師と看護師間の協働の内容や特色,体制の特徴について分析した.結果:4事例に調査を行った.役割分担・連携の内容は,(1)看護師による患者把握に基づいた薬剤調整のアセスメントと医師への報告,(2)療養相談や心理的支援,(3)医師による検査や薬剤処方の指示,(4)医師に...
描画を用いた語りに表れた2型糖尿病高齢女性の食卓の変容 一事例からの食事療法を援助する視点
遠藤 和子, 清水 安子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   15(2) 172-178   Sep 2011
本研究の目的は、描画を用いた語りから2型糖尿病高齢女性の食卓の変容について明らかにし、この方法を看護援助に用いるための示唆を得ることである。方法は、2型糖尿病歴30年の70歳代の女性から、「これまでの生活の中で営んできた食卓」について、描画の記入と語られた内容をデータとし、出来事の経過や時間に添って3場面に分け、語りのまとまりを中心的主張が一つだけ入るように要約し、類似で集約してテーマを抽出した。結果、食卓は「子どもの頃の食卓」「賄いの仕事を始めて糖尿病が診断されてからの食卓」「弟宅に同居...
2型糖尿病とともにある人の連続性(continuity)
河井 伸子, 清水 安子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   15(2) 128-136   Sep 2011
本研究は、2型糖尿病とともにある人の連続性(Continuity)を明らかにすることを目的とし、外来通院中の5名を対象に面接調査を行い、その逐語内容を質的統合法(KJ法)により分析した。その結果、2型糖尿病と共にある人の連続性は、【変化が実感できないことによる現状把握の困難さ】、【身体状態の不確かさからくる将来を見据えることの不安定さ】、【人生上の出来事によって引き起こされた自己の再考】という現在-未来の不連続の中で、【楽しみの実感を通した望むあり方の志向】、【身体状態悪化の回避と健康の維...
糖尿病セルフケア能力測定ツール(修正版)の信頼性・妥当性の検討
清水 安子, 内海 香子, 麻生 佳愛, 村角 直子, 黒田 久美子, 瀬戸 奈津子, 正木 治恵, 石井 秀宗
日本糖尿病教育・看護学会誌   15(2) 118-127   Sep 2011
本研究の目的は、開発中の糖尿病セルフケア能力測定ツール(以下、IDSCAと略す)の信頼性・妥当性を検討することである。セルフケア能力測定ツールの開発は、第1段階:メタデータ分析による糖尿病患者セルフケア能力の要素の抽出、第2段階:糖尿病患者セルフケア能力測定項目の作成、第3段階:専門家会議に基づくIDSCA(試案)の作成、第4段階:IDSCA(試案)の試用による内容妥当性と実用可能性の検討、第5段階:試用に基づくIDSCA(修正版)の信頼性・妥当性の検証の5段階で進めており、本研究は、その...
看護学の将来を担う次世代のためのFDのあり方 平成22年度日本看護系大学協議会FD委員会調査報告 若手看護学教員に求められる資質・能力獲得状況と支援に関する実態およびFD活動の方向性
林 優子, 山口 桂子, 正木 治恵
日本看護科学会誌   31(2) 97-98   Jun 2011
Tamichi Tomoharu, Torita Mikiyo, Masaki Harue
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   15(2) 44-50   Jun 2011
医療場面における,認知症患者のその人らしさを支える看護実践を明らかにし,構造として示すことを目的に,認知症専門病棟の看護師へ参加観察と半構造化面接を行った.得られたデータを,複雑な要素の意味や繋がり,関係を空間的に示すことで,全体の構造的な理解を可能にする質的統合法(KJ法)で分析した結果,医療場面におけるその人らしさを支える看護実践を,本人を【置き去りにしていないか自問自答】しながら,【想定外のパワーの発見を期待】し【医学的かつ了解・受容可能な方法模索】するなかで,【快適な生活を創造しよ...
食卓の営みの語りに表れた2型糖尿病とともにある中高年女性のありよう
遠藤 和子, 正木 治恵
文化看護学会誌   3(1) 1-9   Mar 2011
中高年女性の2型糖尿病とともにある有り様を、食卓の営みから示し、食卓の営みを語ることの看護援助への示唆を得るため、食事療法を営む2名の中高年女性の食卓の語りを質的帰納的に分析した。その結果、食卓の営みを語ることは、生活を共にする人との中で影響を受けながら、その人自身の生活者としてのありようが投影されることを示していた。食卓の営みを看護師に向かって語ることは、語り手が聴き手である看護師に理解して貰おうと進退の問題を含めて語り、聴き手としてのやり取りを通じて確認、意味づけを行うことで、自己のジ...
インスリン療法を行う糖尿病患者への糖尿病看護のベストプラクティス 糖尿病看護スペシャリストの実践知をもとに
清水 安子, 大原 裕子, 米田 昭子, 森 小律恵, 瀬戸 奈津子, 数間 恵子, 黒田 久美子, 西垣 昌和, 宮武 陽子, 正木 治恵, 日本糖尿病教育・看護学会研究推進委員会
日本糖尿病教育・看護学会誌   15(1) 25-35   Mar 2011
本研究は、糖尿病看護スペシャリストの実践知をもとにインスリン療法を行う糖尿病患者へのベストプラクティスを抽出することを目的に、インスリン療法を行う患者への熟練看護師の看護実践内容を含む先行研究と慢性疾患看護専門看護師と糖尿病看護認定看護師による実践内容から得られた実践知を集約し、それらを記述データとして、糖尿病看護の5つの実践的役割の視点(瀬戸、2007)から看護実践内容を分類し、類似する意味内容をまとめ、専門家会議を経て、ベストプラクティスとして整理した。その結果、【患者に看護援助を提供...
終末期維持血液透析患者にかかわる看護師の実践知
本田 智子, 高橋 良幸, 谷本 真理子, 正木 治恵
日本腎不全看護学会誌   12(2) 72-80   Nov 2010
終末期維持透析患者の看護経験についての語りから得られた実践知について検討するため、透析室勤務経験5年以上の看護師18名を対象に、フォーカス・グループ・インタビューを施行し、逐語録を分析した。その結果、「透析は慢性的に長い経過での死であり、日常生活のなかで終末期という時期の見極めの難しさがある」などの45の主題が抽出された。透析看護師は透析生活の中で築いた関係性により患者・家族にとって信頼される存在となっており、長年の患者・家族との相互関係や、生活の中での変化を見出す視点という透析看護の特性...
拡張型心筋症とともに生きる患者が生活調整を行うあり様
上床 明子, 谷本 真理子, 正木 治恵
日本循環器看護学会誌   6(1) 88-96   Aug 2010
本研究の目的は、緩解と増悪を繰り返して進行する拡張型心筋症(以下、DCM)とともに生きる患者が生活調整を行うあり様を明らかにし、看護上の示唆を得ることである。DCMで入院中の患者3名へ、看護援助を行った援助記録データとし、患者が行っている「生活調整」に関わるデータを、質的統合法(KJ法)の手法を用いて分析した。対象者は、【身体そのもので緩解と増悪を感じとった感覚を基準として、身体に負担がかからないような行動を取捨選択することや身体へ有益な行動を探し求める】【身体で感じ取る感覚から身体の限界...
小笠原 真理, 谷本 真理子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   16(1) 53-60   Aug 2010
本研究の目的は看護師が高齢者の個別性の尊重に向けて,日々の看護における過去の背景を活かした看護から得ている実践的知識を構造的に明らかにすることである。高齢者看護に熟練している一般病棟に勤務する看護師6名に対し実施したインタビューを質的統合法(KJ法)を用いて分析を行った。その結果,看護師は高齢者の過去の背景を活かした看護から,【過去の職業や背景を把握することで今を生きる高齢者を理解しやすくなる】を基盤とし【過去の背景を理解する姿勢でいると互いに気持ちが共有できる】ことで,【過去の背景とのつ...
TANIMOTO Mariko, KURODA Kumiko, TADOKORO Yoshiyuki, TAKAHASHI Yoshiyuki, SHIMADA Hiromi, MASAKI Harue
Journal of Japan Academy of Nursing Science   30(1) 25-33   Mar 2010
目的:高齢者ケアにおける日常倫理に基づく援助技術を明らかにする.方法:老人看護を専門とする5名の看護師の,日常の看護実践の参加観察とインタビューにより収集したデータを,質的統合法(KJ法)を用いて質的に分析した.結果:高齢者ケアにおける日常倫理に基づく援助技術は,高齢者ならびに高齢者ケアにおける信念と前提を基盤に,看護師の内省を中核として高齢者をとりまく全体からケアを導く技術である.その性質には,【人格ある人/当たり前の生活】【尊厳ある最後の時に関わる】【高齢者の能力は見方次第】【高齢者一...
張 平平, 正木 治恵
The journal of cultural nursing studies   2(1) 40-47   Mar 2010
日本は先進諸国の中でも類を見ない速さで超高齢化社会に突入した。このような背景の下、1990年に老人看護学が成人看護学から独立し、老年看護の学問としての確立が一気に加速された。20年間の発展を通じて日本の老年看護は多くの実績を蓄積し、高齢化の急速な進展に立ち向かいながら多大な貢献を成し遂げている。一方、目覚しい経済発展を遂げつつある中国は、社会保障制度が未だ健全に整備されないままに高齢化社会に向かいつつあり、中国の老人医療社会保障システムの整備は喫緊の課題である。これらの課題を解決するには、...
日本における糖尿病予防に取り組む人々の身体の捉え方とその文化的考察
高橋 良幸, 張 平平, 清水 安子, 正木 治恵
文化看護学会誌   2(1) 11-19   Mar 2010
糖尿病予防教室に参加した40歳以上の男女10名にグループインタビューを行い、自分の身体についてどう思うか尋ね、語られた内容をKJ法で分析した。その結果、以下の7カテゴリーが抽出された。1)身体に起こる影響の理解。2)引き起こされる糖尿病や障害の予想。3)引き継いでいる血・健康・糖尿病。4)自己の身体の理解と弱点の克服に向かう関心。5)指標を用いての判断とそこから生じる意欲の揺れ動き。6)不確実な身体。7)生活の中で自然とつくられる身体。
身体の心地よさに働きかける看護援助 糖尿病患者に対するマッサージを介したセルフケア援助をとおして得られた患者の反応より
大原 裕子[中野], 清水 安子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   14(1) 11-21   Mar 2010
本研究の目的は、糖尿病患者に身体の心地よさに働きかける看護援助を行い、セルフケアを視点とした自己を取り巻く生活や身体に対する認識や思いを中心に、どのような反応が得られるのかを明らかにし、本看護援助の意義について考察することである。セルフケアに向き合えないでいると捉えられる外来通院中の成人糖尿病患者6名を対象に、看護援助を行いつつ対象者の言動をデータ収集し質的に分析した。その結果、【マッサージの場による研究者との居心地の良い距離感】【自分の身体や病気に掛り合う家族支援や自分なりの尽力】【病気...
糖尿病患者のセルフケア能力測定ツールの開発 試用結果に基づいた修正の試み
清水 安子, 黒田 久美子, 内海 香子, 森 小律恵, 麻生 佳愛, 村角 直子, 正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   13(2) 146-157   Sep 2009
本研究は、先行研究に基づいて開発した8要素69項目からなる糖尿病患者のセルフケア能力測定ツール(IDSCA)(試案)を5名の看護師が19名の糖尿病患者に試用し、その測定結果をもとに、質問項目の表現の適切性、内容妥当性、実用可能性について検討した。表現の適切性:「答えられない」との回答があった質問項目は7項目で、表現をよりわかりやすく、また多様な患者の状況に対応できるよう変更する必要があることなどより、患者の能力の違いを把握できる表現へと変更する必要がある点が明らかになった。内容妥当性:天井...
谷本 真理子, 鳥田 美紀代, 田所 良之, 高橋 良幸, 正木 治恵
Journal of School of Nursing,Chiba University.   (31) 27-31   Mar 2009
本学3年次後期から4年次に実施している老人ケア施設における老人看護実習においては、平成19年度から高齢者理解のための方法として、教員が学生と高齢者とのかかわりを積極的に聴く、ナラティブ面接と称する面接法を取り入れている。学生はナラティブ面接に先立ち自分の描く高齢者像を絵にして持参し、これを示しながら自分が受け持つ高齢者について教員に語るものである。ナラティブ面接は、9日間の老人ケア施設における実習5、6日目に、実習担当教員以外の老人看護学教員と個別に1時間程度行っている。本稿では、ナラティ...
正木 治恵, 張 平平, 周 宇[トウ]
The journal of cultural nursing studies   1(1) 22-30   Mar 2009
Masaki Harue, Yamamoto Nobuko
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   13(1) 95-104   Nov 2008
本稿は,高齢者のコミュニティにおける歴史的・文化的価値観や信念など高齢者の健康を捉えるための文化的視点を文献レビューにより明らかにすることを目的とした.データベースに,医学中央雑誌web版とCiNii(国立情報学研究所論文情報ナビゲータ)を使用し,キーワードには『「ケア」or「健康」』×『「文化」,「日本文化」or「日本 and 伝統」』を用いた.選定した26文献を検討した結果,高齢者側の文化的視点として,【大いなるものの感受】【人との関わり】【自己実現】【健康・経済の安定】が明らかになり...
高齢者訪問看護における糖尿病ケアの質評価指標の開発
正木 治恵, 山本 信子, 山本 則子, 石垣 和子
日本糖尿病教育・看護学会誌   12(2) 136-144   Sep 2008
高齢者訪問看護における糖尿病ケアの質評価指標を作成することを目的として、次の3段階からなる調査を実施した。(1)訪問看護における糖尿病ケアに関する日本の看護実践の文献レビュー、ならびに訪問看護ステーション1施設でのインタビュー調査から、糖尿病専門外来ケアの経験を有する研究者2名が質評価指標原案を作成した。(2)高齢者訪問看護のエキスパート7名と研究班15名で討議し、質評価指標原案の内容妥当性について討議した。(3)全国の訪問看護ステーションで働く看護師を対象に、糖尿病ケアの実践内容に関する...
坂井 さゆり, 田所 良之, 清水 安子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   14(1) 62-70   Jun 2008
本研究は,療養病棟における高齢者と看護師の入浴援助場面の構造を明らかにし,ケアリングに影響する療養病棟の文化・環境を考察することで,療養病棟におけるケアリング実践への示唆を得ることを目的とした。療養病棟をもつ2施設(X,Y 療養病棟)でマイクロエスノグラフィーのフィールドワークプロセスに基づき,参与観察とインタビューを繰り返しながら,以下の3場面をKJ 法で分析し構造化した(X 療養病棟のA 高齢者とC 看護師,X 療養病棟のA 高齢者とD 看護師,Y 療養病棟のB 高齢者とE 看護師を中...
YAMAMOTO MITANI Noriko, OKAMOTO Yuko, TSUJIMURA Mayuko, KANAGAWA Katsuko, MASAKI Harue, SUZUKI Mizue, YAMADA Ritsuko, SUZUKI Ikuko, NAGANO Midori, OGATA Yasuko, OKADA Shinobu, HONDA Akiko, AKANUMA Tomoko, NEMOTO Keiko, FUKADA Junko, ISHIGAKI Kazuko
Journal of Japan Academy of Nursing Science   28(2) 37-45   Jun 2008
Purpose: The purpose of this study was to examine the results of a national self-evaluation survey of nurses working at home care nursing stations using 483 quality indicators (QIs) covering 16 domains of home healthcare nursing. We have de...
正木 治恵, 眞嶋 朋子, 佐藤 まゆみ, 石井 邦子
Journal of School of Nursing,Chiba University.   (30) 57-62   Mar 2008
看護学研究科における高度専門職養成教育のあり方を検討するための基礎資料として,米国の高度専門看護師 (APN : Advanced Practice Nurse) 教育に関する調査を行った.情報提供者は同大学院の教員,大学病院における臨床指導者,大学院生であった.調査項目は,バージニア大学大学院教育課程全体の概要,APNの理論的枠組み,老人看護,急性期看護(クリティカルケア,がん看護を含む),助産師教育,NP(Nurse Practitioner)教育およびDNP (Doctor of N...
看護援助を通して見出される高齢者の健康の特質と要素 慢性病の増悪により入院している高齢患者を対象に
谷本 真理子, 黒田 久美子, 田所 良之, 北島 美奈, 高橋 良幸, 島田 広美, 正木 治恵
老年看護学   12(1) 109-116   Nov 2007
高齢者の健康の特質を看護実践事例に適用し、高齢者の健康の特質と要素を、慢性病の増悪で入院中の高齢患者2事例への看護実践事例から分析した。その結果、2事例とも看護援助の過程前半では安定性としての健康、後半では実現性または全体性としての健康が特徴づけられた。安定性としての健康の要素には、《身体機能の回復と安定》《身体状態の維持・回復のための自己調整》《主体的な日常生活の維持》《社会とのつながりの維持》《安寧をもたらす夫婦関係》《自己の状況を見極める》《自尊感情の回復》、実現性としての健康の要素...
河井 伸子, 菅谷 綾子, 森野 愛, 今泉 香里, 柳井田 恭子, 坂井 さゆり, 谷本 真理子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   13(1) 119-127   Jun 2007
本研究の目的は,日本以外の文化的背景をもつ研究者によって行なわれた,日本のケアに関する事柄を研究対象としている研究の中で言及されている日本の特徴の記述を統合することにより,ヘルスケアにおける日本の文化的特徴を明らかにすることである。 分析対象は,CINAHL 1982年1月~2006年4月までのデータベースより「Japanese 」と「care 」を掛け合わせた検索によって得られた文献の中から,選択基準に沿って選択した18文献であり,それらを「ヘルスケアに関する外国文献では日本についてどの...
Zhang Pingping, Masaki Harue
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   11(2) 48-55   Mar 2007
The aim of this study was to develop and test a medication assessment tool, in order to provide medication teaching system for Chinese elderly patients. Methods : (1) Development of items of instrument was based on 23 studies and a semi-structured...
Torita Mikiyo, Masaki Harue
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   11(2) 112-119   Mar 2007
本研究の目的は,看護者が援助を行う際にその主体性をとらえて援助を行うことに困難を感じる高齢者の主体性のありようを明らかにすることである.対象者は3名の高齢入院患者であり,看護援助を行いながらデータ収集を行った・援助過程のプロセスレコードの記録を質的・帰納的に分析した.その結果,看護者がその主体性をとらえて援助を行うことが難しいと感じる高齢者の主体性のありようとして,【影響を受けて存在しつつ行おうとする】,【自然な自分を保とうとする】,【自分で行う・行おうとする/自分で伝える・伝えようとする...
Shimada Hiromi, Tanimoto Mariko, Kuroda Kumiko, Tadokoro Yoshiyuki, Kitajima Mina, Takahashi Yoshiyuki, Sugaya Ayako, Masaki Harue
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   11(2) 40-47   Mar 2007
<高齢者の健康>を包括的に捉えるために,<高齢者の健康>に関する国内外の文献を幅広くレビューし,<高齢者の健康>の特質を検討した.その結果,<高齢者の健康>を捉える観点として,安定性,実現性,全体性の3つの観点が見出された.<安定性としての高齢者の健康>は,生理的機構が正常であり,環境と適応し,生活機能が自立し,個々の健康の側面がトータルに調和している状況を表し,<実現性としての高齢者の健康>は,その人が目指す方向をもっており,自己の可能性を実現する性質を表し,<全体性としての高齢者の健康...
ZHANG PingPing, MASAKI Harue
Journal of School of Nursing,Chiba University.   (29) 67-71   Mar 2007
中国における認知症高齢者看護に関する既存文献の検討から認知症高齢者看護の現状を把握し今後の課題を明らかにした。1992年〜2006年の中国国内の文献で、「老年人」「痴呆」「看護」という3つのキーワードを用いて中国生物医学文献数据庫より検索した79文献を対象とした。「痴呆の名称が変更されていない」・「認知症高齢者看護に関する研究が少ない」・「病院における認知症高齢者看護が主流である」・「認知症高齢者個人への看護が中心となっている」という現状が判明した。課題として、「認知症高齢者看護への関心を...
新人看護職員研修の推進に関する研究
小澤 三枝子, 水野 正之, 佐藤 エキ子, 高屋 尚子, 正木 治恵, 廣瀬 千也子, 竹尾 惠子
国立看護大学校研究紀要   6(1) 3-9   Mar 2007
「身体的侵襲を伴う看護技術」について新人看護職員研修を行っている医療施設の特性を明らかにすることを目的に、東京・神奈川・大阪・兵庫の全病院を対象にアンケート調査を実施し、440施設より回答を得た(回収率22.7%)。身体的侵襲を伴う看護技術として、ヒヤリハット事例の多い11項目の研修状況について調査した結果、200床以上の一般病院群のほぼ全数で研修を行っていることが分かった。
Tanimoto Mariko, Kuroda Kumiko, Tadokoro Yoshiyuki, Kitajima Mina, Takahashi Yoshiyuki, Shimada Hiromi, Masaki Harue
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   12(1) 109-116   2007
高齢者の健康の特質を看護実践事例に適用し,高齢者の健康の特質と要素を,慢性病の増悪で入院中の高齢患者2事例への看護実践事例から分析した.その結果,2事例とも看護援助の過程前半では安定性としての健康,後半では実現性または全体性としての健康が特徴づけられた.安定性としての健康の要素には,《身体機能の回復と安定》《身体状態の維持・回復のための自己調整》《主体的な日常生活の維持》《社会とのつながりの維持》《安寧をもたらす夫婦関係》《自己の状況を見極める》《自尊感情の回復》,実現性としての健康の要素...
鳥田 美紀代, 清水 安子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   12(2) 63-68   Dec 2006
The purpose of this study was to investigate the structure of nurses' perceptions of difficulties interacting with elderly individuals. The method of this research was a meta-synthesis of qualitative studies. The results of three qualitative resea...
長瀬 明日香, 清水 安子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   12(2) 50-56   Dec 2006
「身体に向かっている意識あるいは心的な状態のあり様」を身体志向性と定義し,病状の経過が緩慢な慢性病を持つ患者の身体志向性を明らかにするために,患者のセルフケアの促進を目的とした5名の患者の援助場面から,患者の身体志向性について分析した。その結果,身体志向性は17に分類でき,さらに大きく以下のように3分類された。1.【身体を捉えることに関する身体志向性】は身体についての情報を得たり,得た情報を解釈したりすることを通して身体を捉えたり,今まで以上に身体を捉えようとしているものであった。2.【身...
瀬戸 奈津子, 山本 育子, 岡崎 優子, 岡田 ゆかり, 河井 伸子, 坂井 さゆり, 森 小律恵, 清水 安子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   12(1) 65-70   Jun 2006
本研究の目的は,海外文献(英語論文)から看護ケアを捉える文化の視点を導き出し,構造化することで,文化的枠組みを構築することである。分析対象は,'culture'をキーワードに老人看護,慢性疾患看護を主題としてMEDLINEやCINAHL等のweb版(2000〜2005)から文献検索した24の海外文献で,それらをKJ法の手法を用いて「看護ケアを捉える文化的視点」のテーマに沿って分析した。その結果,【暖昧で特定し難く広がる文化の概念】がある一方で,【生活や生きる世界に織りこまれ浸透している伝統...
国立病院機構における仮設認定基準を用いた新卒看護師育成可能人数試算(A Trial Calculation of How Many Newly Graduated Nurses can be Trained at National Hospital Organization Facilities that Satisfy Provisional Standards on Desirable Educational Systems)
小澤 三枝子, 水野 正之, 中島 健一朗, 廣瀬 千也子, 正木 治恵, 佐藤 エキ子, 高屋 尚子, 竹尾 惠子
国立看護大学校研究紀要   5(1) 3-12   Mar 2006
厚生労働省報告書が新卒看護師研修施設として備えることが望ましいとする教育体制や学習環境について質問紙調査を行い,その結果をもとに10項目からなる仮設基準を作成,それを満たす施設がどの程度あるのか,そこで何人くらいの育成が可能なのか試算を行った.調査は,東京・神奈川・大阪・兵庫(調査A)と,独立行政法人国立病院機構(調査B)において2005年に行った.調査Aと調査Bとでは回収率の傾向が大きく違ったため,同じ仮設基準を用いたものの,異なる計算方法で試算を行った.試算の結果,仮設基準スコア9点以...
清水 安子, 黒田 久美子, 内海 香子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   11(2) 23-30   Dec 2005
本研究の目的は,糖尿病患者の看護効果測定ツールの開発に向けて,糖尿病患者のセルフケア能力の要素を抽出することである。1990年以降,千葉大学大学院看護学研究科の修士論文・博士論文で糖尿病患者を対象に看護援助や面接を通して行われた質的研究8論文を選択し,質的分析によりセルフケア能力の要素を抽出し,その要素の構造が導き出された。抽出されたセルフケア能力の要素は,【糖尿病や自己管理に関する基礎知識】【ストレス対処力】【サポート活用力】【モニタリング力】【応用力】【調整力】【自己の身体を捉える力】...
田所 良之, 菅谷 綾子, 榎元 美紀代, 清水 安子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   11(2) 39-47   Dec 2005
本研究の目的は,日常生活上の改善を要するが切迫感を抱きにくい成人・老人患者に対して看護師が用いている対人援助技術を,国内の雑誌論文の記述から明らかにすることである。医学中央雑誌による検索ならびに自作の文献選定基準を用いた文献選定で得られた6文献を分析した結果,61ラベルを抽出し,それらを続合することで,16の対人援助技術が得られた。これらの対人援助技術は,2つに大別することができ,【対人援助関係を促進する可能性のある対人援助技術】として,1)まだ対象特性のつかめていない対象者を全人的に理解...
糖尿病患者のセルフケア能力の要素の抽出 看護効果測定ツールの開発に向けて
清水 安子, 黒田 久美子, 内海 香子, 正木 治恵
千葉看護学会会誌   11(2) 23-30   Dec 2005
糖尿病患者への看護効果測定ツールの開発に資するため糖尿病患者のセルフケア能力の要素を抽出することを目的に,糖尿病患者を対象に看護援助や面接を通して行われた質的研究8論文を分析した.その結果,糖尿病患者のセルフケア能力の要素として,<糖尿病や自己管理に関する基礎知識><ストレス対応力><サポート活用力><モニタリング力><応用力><調整力><自己の身体を捉える力><自己管理の自己推進力><糖尿病をもちつつ自己実現していく力>の9つの要素が明らかになった
正木 治恵, 清水 安子, 田所 良之, 谷本 真理子, 斉藤 しのぶ, 菅谷 綾子, 榎元 美紀代, 黒田 久美子
千葉看護学会会誌   11(1) 55-62   Jun 2005
The purpose of this study was to construct a theoretical & analytical framework for meta-synthesis of clinical knowledge of interpersonal relationship in Japanese nursing. We constructed the framework by meta-synthesis of 13 qualitative research w...
堀之内 若名, 正木 治恵, 清水 安子
整形外科看護   10(4) 398-405   Apr 2005
人工股関節全置換術(以下,THA)患者の自己管理に関する認識と行動を明らかにすることを目的に,術後15年以内にルーズニングや脱臼などの合併症があった患者8名(うち,女性7名.平均年齢64.9歳)を対象に半構成的面接を実施した結果,自己管理上の問題点として以下の8つが明らかになった.1)人工股関節や脚の状態を正しく認識できていない.2)人工股関節の保護のために行っている散歩が,人工股関節の摩耗を早める可能性がある.3)歩くことで人工股関節が摩耗するのではないかと不安.4)意識的な運動が継続で...
WATANABE Hiroko, SUZUKI kazuko, MASAKI Harue, NOGUCHI Miwako
Journal of School of Nursing, Chiba University   20(20) 107-112   Mar 1998
透析患者をもつ家族の対処に関わる認識を明らかにする目的で,19家族に家族ストレス対処理論を枠組みとした半構成面接を行い,面接内容を二重ABCXモデルを用いて分析した.その結果,家族の対処に関わる認識に対するアセスメントの視点が明らかになった.また,家族の認識に働きかける援助では,(1)家族の生活を視座に据えた相談・助言の重要性や(2)患者に対するケア方針の確立過程における援助内容(3)家族関係に関する判断に働きかける援助内容(4)対処資源の導入の判断に関わる援助内容が明らかになった.
IMAMURA Miyo, MASAKI Harue, NOGUCHI Miwako
Journal of School of Nursing, Chiba University   19(19) 79-87   Mar 1997
The purpose of this study is to make clear the illness-acceptance process and the effective nursing interventions for patients with Parkinson's Disease. Data were conected by interviews with patients. The changes of feelings of the patients, which...
糖尿病性足病変の危険因子とフットケアの実態
田川 由香, 原崎 信子, 正木 治恵
千葉大学看護学部紀要   (19) 103-109   Mar 1997
神経障害を持つ者が多く,血管障害を持つ者は少なかった.足の観察をいつもしている者は少なく,電気あんか等の低温熱傷の危険のある物を使用している者が多く,糖尿病を考慮して靴を選んでいる者は少なかった.危険因子の多い者と少ない者にフットケアの実施の内容には特徴的な違いは見られなかった.フットケアに関する援助にあたっては,自分の危険因子の状況を知ってもらい,観察と熱傷への注意と靴の選択について指導が必要である
MASAKI Harue, NOGUCHI Miwako, YUASA Michiyo, SATO Hiromi, KURODA Kumiko
Journal of School of Nursing, Chiba University   19(19) 27-34   Mar 1997
The purpose of this study was to analyze a teacher's approach in the group discussion of nursing clinical practicum. Twelve groups' (62 students) discussions were recorded on tapes and were transcribed word for word. The following four approaches ...

Misc

 
グローバル人材育成を推進するアジア圏における教育研究プラットフォームの構築 学術交流協定校3大学による国際シンポジウムの共同開催
野地 有子, 岡田 忍, 中村 伸枝, 宮崎 美砂子, 正木 治恵
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (40) 67-71   Mar 2018
近年、千葉大学の国際展開では世界を視野に入れて全方位で取り組んできている中、アジア圏におけるコンソーシアムにも注力されてきている。千葉大学大学院看護学研究科では、アジア圏における看護学教育および研究のパートナーとなる看護系大学の検討をしてきている。学生および教員の相互訪問や学術交流実績を踏まえて、韓国ソウル国立大学看護学部およびタイ王国コンケーン大学看護学部と学術交流協定(MOU:Memorandum of Understanding)を締結し、MOU学術交流協定の5年間の契約を基盤とした...
「急性期病院において認知症高齢者を擁護する日本老年看護学会の立場表明2016」の作成過程
正木 治恵, 北川 公子, 湯浅 美千代, 百瀬 由美子, 山田 律子, 堀内 ふき
老年看護学   22(1) 5-9   Jul 2017
【質的統合法の現在-グラウンデッド・セオリーとの比較を中心に考える】質的統合法(KJ法)とグラウンデッド・セオリー 質的統合法(KJ法)とグラウンデッド・セオリー
正木 治恵, 野村 俊夫, 小島 通代, 山浦 晴男
看護研究   50(3) 202-211   Jun 2017
【質的統合法の現在-グラウンデッド・セオリーとの比較を中心に考える】質的統合法(KJ法)とグラウンデッド・セオリー 看護研究に質的統合法(KJ法)を用いる意義 GTとの比較から
正木 治恵
看護研究   50(3) 228-233   Jun 2017
正木 治恵, 屋久 裕介, 渡邉 賢治
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (35) 31-36   Mar 2013
2012年8月30日~10月7日にスペイン・マドリードで開催された世界規模の学生建築コンペティション「ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ2012」 に看護学研究科大学院生2名が派遣された.本大会は生活に必要なエネルギーを全て太陽光でまかなう次世代住宅の建築の評価を競うもので,建物の設計・施工・解体,大会期間中の審査対応,協賛企業の募集等すべてを学生主体で行うものである.学生ソーラー建築の「オリンピック」とも呼ばれるもので,本大会は10年ほど前から開催されていたが日本の出場歴はなく,今回千葉大...
【高齢者乳癌(2)】 老年期(高齢者)の乳癌看護
大野 朋加, 正木 治恵
乳癌の臨床   27(4) 399-406   Aug 2012
高齢者の胃瘻造設や経管栄養に関する決定プロセスと、選択権をはじめとする倫理上の問題に関する多国間でのとらえ方の相違から学ぶ(第2報) ヨーロッパの国々のとらえ方に目を向けて
内野 良子, グスタフ・ストランデル, 正木 治恵, 井出 訓, 片岡 万里, 辻村 真由子, 張 平平, 国際交流委員会
老年看護学   17(1) 18-27   Nov 2012
【腎代替療法の多様化と看護の新しい役割-標準化と個別化の視点から】 総論 看護における「実践知」と「個別性」
正木 治恵
臨床透析   30(3) 263-269   Mar 2014
本稿では,腎不全看護における「実践知」に着目し,透析医療における看護の「個別性」の今日的意義について論述した.変化する医療現場の中でも変わらない看護実践の本質を種々の文献を活用しながら概説するとともに,腎不全看護の特徴を踏まえ,本特集のテーマである標準化と個別化に関する考察を加えた.(著者抄録)
【後期高齢透析患者の看護のあり方を再考する】 老年看護学総論 老年看護の理念と目標
正木 治恵
臨床透析   32(3) 271-276   Mar 2016
本稿では,老年期を,老化の諸相が顕著に現れ,死で閉じられる人生の最終ステージと捉え,人間発達理論に基づく老年看護の理念と目標について解説した.これまで医療と介護は別の次元として捉えがちであったが,本稿で示した老年看護の理念と目標ならびに対象の見方・捉え方は,超高齢社会を迎えたわが国の医療の現場でこそ重視したい内容として論述した.(著者抄録)
看護学習者の身体観 看護基礎教育課程の学生と博士課程の学生へのインタビューから
山崎 由利亜, 正木 治恵, 高橋 良幸, 小池 潤, 錢 淑君, 田中 愛, 瀧澤 文雄
千葉大学大学院看護学研究科紀要   (41) 45-55   Mar 2019
体を使う機会が減少する社会や臨床現場の多様で複雑な状況の中で、看護学習者が一職業人となり看護の技能を身につけ実践に至るまでには、看護学習者の身体観の重要性が示唆されるにもかかわらず、研究の焦点は当てられてこなかった。よって本研究は、看護学習者の身体観を明らかにすることを目的として、フォーカスグループインタビューを行った。対象者は、看護基礎教育課程に所属する大学生7名と大学院博士および修士課程に所属する看護師資格を持つ大学院生13名の計20名であった。インタビューデータを質的帰納的に分析した...
【看護学研究発展の軌跡 研究方法論に着眼して】 対象理解に着目した看護学研究方法論の探究
正木 治恵
看護研究   44(5) 482-489   Aug 2011
高齢者のEnd of Life Care
正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   18(1) 51-52   Mar 2014
Mochizuki Y, Iwasaki Y, Masaki H
International journal of nursing practice   18 Suppl 2 4-7   Jul 2012   [Refereed]
The purpose of this paper is to describe current cultural issues in Japanese health-care services that have resulted from the increased immigration. Also described is the establishment of a new academic research centre that will focus on culturall...
Masaki H, Nagae H, Teshima M, Izumi S
Nursing research and practice   2012 820345   2012   [Refereed]
Wu Xiaoyu, KIM Hyunjoo, SAEKI Kyoko, SUWA Sayuri, MASAKI Harue, IDE Satoshi, KATAOKA Mari, IIDA Kieko, TSUJIMURA Mayuko, ZHANG Pingping
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   16(2) 27-29   2012
Uchino Ryoko, Strandell Gustav, Masaki Harue, Ide Satoshi, Kataoka Mari, Tsujimura Mayuko, Zhang Pingping
Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing   17(1) 18-27   2012
正木 治恵
The Japanese journal of nursing research   44(5) 482-489   Jul 2011
看護の実践知
正木 治恵
日本透析医学会雑誌   44(Suppl.1) 326-326   May 2011
正木 治恵
千葉看護学会会誌   3(2) 102-108   Dec 1997
【慢性病患者へのケア】 慢性病をもつ患者とセルフケアの課題 セルフケアをサポートする看護の役割と専門性とは
正木 治恵
看護技術   44(6) 571-576   Apr 1998
【教育・研究・臨床の統合を模索する】 教員が個々にする取り組み 糖尿病外来看護活動を16年間続けて
正木 治恵
Quality Nursing   4(4) 309-312   Apr 1998
【科学的な質的研究のための質的統合法(KJ法)と考察法(I)】 看護学研究における質的統合法(KJ法)の位置づけと学問的価値
正木 治恵
看護研究   41(1) 3-10   Feb 2008
糖尿病教育・看護の実践知の集積と融合 美と文化への感性を高めて
正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   12(1) 52-58   Mar 2008
腎不全看護領域の実践知
正木 治恵
日本腎不全看護学会誌   10(1) 16-17   Apr 2008
【科学的な質的研究のための質的統合法(KJ法)と考察法(II)】 質的統合法(KJ法)を用いた修士論文指導時の気づき
正木 治恵, 山浦 晴男
看護研究   41(2) 131-136   Apr 2008
Kazuko Ishigaki, Yuki Mochizuki, Harue Masaki, Misako Miyazaki
Japan Journal of Nursing Science   5 131-136   Dec 2008
Background: The Center of Excellence (COE) program for the Creation and Dissemination of a New Japanese Nursing Science at the Chiba University School of Nursing aims to develop nursing science that is appropriate for Japanese culture and to inter...
看護の高等教育化と今後の課題 報告書「大学における看護実践能力の育成の充実に向けて」とそれを取り巻く状況等
正木 治恵
看護教育   51(5) 400-404   May 2010
看護の高等教育化と今後の課題 看護教育政策の今後の課題と展望
大室 律子, 正木 治恵, 石井 邦子, 和住 淑子, 吉川 淳子, 鈴木 康美
看護教育   51(9) 807-813   Sep 2010
看護の実践知
正木 治恵
日本腎不全看護学会誌   12(2) 100-102   Nov 2010
正木 治恵
The Japanese journal of nursing research   41(5) 383-393   Jul 2008
正木 治恵, 山浦 晴男
The Japanese journal of nursing research   41(2) 131-136   Mar 2008
MASAKI H.
日本看護科学会誌   28(1)    Mar 2008
正木 治恵
The Japanese journal of nursing research   41(1) 3-10   Jan 2008
MASAKI Harue, MIJIMA Tomoko, YOSHIMOTO Teruko, ABE Kyoko, KITAIKE Tadashi, TANAKA Yuji, NOMOTO Yuriko, OTSUKI Eliko
Journal of School of Nursing,Chiba University.   (29) 55-59   Mar 2007
【高齢者看護の現状と展望 21世紀は看護の時代】 高齢者看護領域における臨床研究の現状と展望
正木 治恵
Geriatric Medicine   44(8) 1069-1072   Aug 2006
【知識→理論→事例でステップアップ 透析患者のセルフケア支援】 セルフケア/セルフケア支援とは何か セルフケアとは(セルフケアの概念)
正木 治恵
透析ケア   (2005冬季増刊) 12-13   Dec 2005
【知識→理論→事例でステップアップ 透析患者のセルフケア支援】 セルフケア/セルフケア支援とは何か 透析室におけるセルフケア支援の対象理解
正木 治恵
透析ケア   (2005冬季増刊) 14-19   Dec 2005
【知識→理論→事例でステップアップ 透析患者のセルフケア支援】 セルフケア/セルフケア支援とは何か 透析室のセルフケア支援とセルフケア理論
正木 治恵
透析ケア   (2005冬季増刊) 20-23   Dec 2005
【知識→理論→事例でステップアップ 透析患者のセルフケア支援】 困難事例に対するセルフケア支援の実際 掻痒症の患者に対するアロマセラピーを用いたスキンケア効果
高木 志緒理, 小松 利恵子, 船越 哲, 正木 治恵
透析ケア   (2005冬季増刊) 173-180   Dec 2005
【知識→理論→事例でステップアップ 透析患者のセルフケア支援】 困難事例に対するセルフケア支援の実際 透析受容ができずにたびたびシャント閉塞を起こす患者
川口 法子, 正木 治恵
透析ケア   (2005冬季増刊) 227-234   Dec 2005
中村 伸枝, 石垣 和子, 正木 治恵, 宮崎 美砂子, 山本 則子
Japan Journal of Nursing Science   3(1) 77-82   Jun 2006
Aim: The Center of Excellence for the Creation and Dissemination of a New Japanese Nursing Science at Chiba University School of Nursing is now in its third year of operation. This center aims to develop nursing science that is appropriate for Jap...
中国における高齢患者の服薬アセスメントツールの作成と有用性に関する研究
張 平平, 清水 安子, 正木 治恵
日本看護科学学会学術集会講演集   25回 295-295   Nov 2005
エビデンスとなる看護研究とは 質的研究でエビデンスは出せるのか
正木 治恵
日本看護科学会誌   25(2) 118-120   Jun 2005
家族の力を活かし,ともにあゆむ支援を実践するために 療養生活を支援することの意味 指導教育から支援へ
正木 治恵
日本糖尿病教育・看護学会誌   9(1) 63-65   Mar 2005
【糖尿病自己管理のアウトカム指標 ナショナルスタンダードに向けた日本での取り組み】 アウトカム指標における対象に応じた項目の検討
清水 安子, 正木 治恵
看護研究   37(7) 569-579   Dec 2004
人工股関節全置換術を受けた患者の自己管理上の問題 自己管理の認識と行動に注目して
堀之内 若名, 正木 治恵, 清水 安子
日本リハビリテーション看護学会学術大会集録   16回 76-78   Oct 2004
人工股関節全置換術を受けた患者の自己管理上の問題を明らかにすることを目的に,術後1年半以内に合併症が出現した当該患者8名(うち,女性7名.48〜71歳)を対象に,半構成的面接を実施した.その結果,自己管理上の問題点として以下の8つが抽出された.1)意識的な運動が継続できず,下肢の筋力低下や転倒などの損傷の可能性がある.2)歩くことで人工関節が摩耗するのではないかと不安.3)人工股関節や脚の状態を正しく認識できていない.4)人工股関節の保護のために行っている散歩が,人工股関節の摩耗を早める可...
【患者指導にすぐ役立つ!水分管理Q&A】 ナースは患者さんの水分管理をどのように援助すべきなのか
斉藤 しのぶ, 正木 治恵
透析ケア   10(6) 558-562   Jun 2004
老年看護における文化と家族看護
正木 治恵
家族看護学研究   10(1) 57-61   Jun 2004

Conference Activities & Talks

 
高齢者の地域生活における権利擁護を考える 高齢者の看護と倫理 「急性期病院において認知症高齢者を擁護する」 日本老年看護学会の立場表明2016
正木 治恵
老年精神医学雑誌   Jun 2019   
集中治療室における重症高齢患者の治療の差し控え・中止の意思決定
高橋 美帆, 正木 治恵
日本集中治療医学会雑誌   Feb 2019   
高齢者による地域連携・情報共有アプリの活用状況 SHACHIの課題・改善策と利点・期待・将来展望
山下 裕紀, 石橋 みゆき, 永田 文子, 藤田 伸輔, 井出 博生, 正木 治恵
日本看護科学学会学術集会講演集   Dec 2018   
高齢者による地域連携・情報共有アプリの活用状況 SHACHI活用の実態と困難感
石橋 みゆき, 山下 裕紀, 永田 文子, 藤田 伸輔, 井出 博生, 正木 治恵
日本看護科学学会学術集会講演集   Dec 2018   
在宅高齢者のケア継続を視野に入れた地域連携に関する文献検討
松本 啓子, 正木 治恵, 河井 伸子, 石橋 みゆき
日本看護研究学会雑誌   Jul 2018