2005年11月
ベルリンの演劇―現代史の縮図と舞台表現―
国文学
- 巻
- 50
- 号
- 11
- 開始ページ
- 35
- 終了ページ
- 41
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 學燈社
ベルリンの壁が崩壊した1989年以後、ベルリンは東西に分断されていたドイツの人々が文字通り肌身を接して暮らす街になり、混沌とした中に創造的な活気が生まれた。分断されていたゆえに活気づくベルリンを、演劇というジャンルに絞ってその特徴を挙げ、東ドイツ出身のハイナー・ミュラー、フランク・カストルフ、アイナー・シュレーフらの活躍から、2000年代に入って新たに登場したオスターマイアー、ヴァルツ、ポレシュ、マルターラーらの舞台の特徴を論じる。
- ID情報
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- ISSN : 0452-3016