榎田 二三子


榎田 二三子

J-GLOBALへ         更新日: 19/11/19 15:38
 
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研究者氏名
榎田 二三子
 
エノキタ フミコ
所属
武蔵野大学
部署
教育学部 こども発達学科
職名
教授
学位
学士(お茶の水女子大学), 修士(明星大学通信制大学院)

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
1978年4月
 - 
1982年3月
東京都東久留米市立本村小学校 教員
 
2002年4月
 - 
2003年3月
武蔵野女子大学 短期大学部幼児教育科 専任講師
 
2003年4月
 - 
2006年3月
武蔵野大学 人間関係学部保育学科 専任講師
 
2006年4月
 - 
2007年3月
武蔵野大学 人間関係学部保育学科 助教授・准教授
 
2007年4月
 - 
2011年3月
武蔵野大学 人間関係学部児童学科(学科名称変更) 准教授
 

学歴

 
1999年4月
 - 
2001年3月
明星大学通信制大学院 人文学研究科 教育学専攻
 
1974年4月
 - 
1978年3月
お茶の水女子大学 家政学部 児童学科
 

委員歴

 
2019年5月
 - 
現在
江東区こども・子育て会議   副会長
 
2017年7月
 - 
現在
公益財団法人 武蔵野市子ども協会  理事
 
2016年4月
 - 
現在
社会福祉法人 至誠学舎東京  理事
 
2009年4月
 - 
2013年3月
東京都武蔵野市立関前南小学校 開かれた学校づくり協議会  委員
 
2011年3月
 - 
現在
世界幼児保育教育機構日本委員会  常任理事
 
2011年10月
 - 
2013年9月
独立行政法人 都市再生機構 地域懇談会  委員
 
2012年3月
 - 
2016年3月
埼玉県所沢市生涯学習推進センター運営審議会  委員
 
2013年9月
 - 
2014年11月
江東区こども・子育て会議  副委員長
 
2014年5月
 - 
2014年11月
武蔵野市保育料審議会  委員長
 
2015年5月
 - 
2019年5月
江東区子ども・子育て会議  会長
 
2015年12月
 - 
現在
武蔵野市リスクマネジメント委員会  委員
 

受賞

 
1997年5月
「親たちは語る」(共編)日本保育学会保育学文献賞受賞
 

論文

 
乳幼児の発達保障と幼保問題-狭山市・日野市における「幼・保意識調査」を手がかりに-
諏訪きぬ・強矢秀夫・佐藤洋子・野島康子・榎田二三子
保育学研究   第42巻(第2号) P158-P167   2004年12月   [査読有り]
日本保育学会2002年度公募研究「幼保一元化・一体化をめぐる諸問題」において課題研究として採択され、研究助成を受けた論文である。保育者や子どもを託している保護者は、幼稚園と保育所についてどのように受け止めているのかという問題意識のもと、調査を実施した。その結果、保護者と保育者の間で、2施設についての意識が異なった。保護者においては、2施設についてのイメージの差がなく、保育者においては、幼稚園は教育機関、保育園は家庭に代わって養護する場という制度的色が濃く反映していた。
(共同研究につき本人...
子育て支援のあり方の再検討-育児ストレスと育児期ストレスの視点から-
諏訪きぬ
保育学研究   第40巻(第1号) P37-P45   2002年8月   [査読有り]
子育て中の専業主婦のストレスを広く育児期ストレスとしてとらえ考察した結果、育児はつらさもうれしさもあるアンビバレントな感情を伴い、母親の生き方についての隠されたストレスがあること、地域ネットワークや子どもへの視点の広がりに子育てサークルは意味をもつこと、母親の主体的な生き方形成への支援が必要であることが明らかになった。子育て支援を再構築していく必要があることを提言した。

Misc

 
3歳未満児保育における保育の原理に関する一考察
榎田 二三子
武蔵野教育學論集   (6) 1-7   2019年3月
保育内容総論における乳児保育内容に関する一考察
日光恵利・榎田 二三子
武蔵野教育学論集   (4) 1-8   2018年3月
幼稚園教育要領および保育所保育指針の改訂に関する一考察ー家庭と地域に関する記述についてー
榎田 二三子
武蔵野教育学論集   (3) 9-18   2017年9月
2歳児保育における幼稚園教諭の保育観に関する一考察
武蔵野教育学論集      2017年3月
私立幼稚園では、8割近い園で2歳児保育が実施されている。2歳児保育は子育て支援の一環として位置づけられているが、どのようなことに重点が置かれているかはさまざまであり、実施の形態も多様である。そのような2歳児保育で、幼稚園教諭はどのようなことを重視しているのか調査した。その結果、「保育者との信頼関係」、「安心でき安全な環境」、「子どもの発達」が重視されていることが明らかになった。一方で、子どもの遊びや保護者支援は重視されていない。合わせて2歳児の春の様子を調査したところ、「身辺自立」、「遊び...
3~5歳児の発達と気持ちを知って子育てを
婦人之友   110巻(3号) 62-65   2016年3月
3歳から5歳の就学前の幼児を育てるとき、どのようなことに配慮したらよいのか、生活で遭遇する具体的な事例を通してわかりやすく伝えた。公園での遊び、生活リズムつくり、片づけのときの親の関わり方のポイントを子どもの発達を踏まえて述べている。
子どもが笑顔で育つには
滝村雅晴、津村典子、市川美穂
婦人之友   109(5) 64-78   2015年5月
子どもが笑顔で育つために、家庭や社会でどう子どもと関わり、何を大切にしたらよいのか。
子どもと一緒に家族が食卓を囲むこと、子どもの話を聞くこと、大人が子どもの側から考えられるようになることなど、夫婦を基にして相手のことを思い暮らす大切さを具体的事例から語り合った。
幼稚園教諭の専門性に関する研究動向ー2歳児保育における専門性―
武蔵野大学教職研究センター紀要   (第3号) 19-25   2015年3月
幼稚園における2歳児保育は、子育て支援として位置づけられ、私立幼稚園の78%で実施されている。
担当者は幼稚園教諭の免許状を取得しているが、保育士資格を取得していないため、2歳児について学んでいないものも多くいるのが現状である。2歳児保育はどのように実施され、幼稚園教諭の専門性に関する研究が行われているのだろうか。論文の分析を実施した結果、経年的研究内容の変化が見られたこと、保育内容や保育者の援助についての研究が多く実施され2歳児保育について試行錯誤している状況が認められたこと、保育者の専...
下の子が生まれて
婦人之友 乳幼児だより 5月号      2014年5月
2番目の子どもは生まれたときは、家族にとっても上の子にとっても危機的な状況となりがちである。上の子はとても誇らしい気持でいる反面、母親に気にかけてもらいたいと思い困ったこともする。大人にとっては辛い状況だが、子どもは笑顔に愛を感じ、誰かのためになにかする幸せな気持ちがかんじられるよう育てたい。
イヤイヤ期、どうつき合う?
婦人之友 2014年「5月号   108(5) 70-74   2014年5月
自由に歩けるようになった子どもが、2歳前後の時期になんでもイヤと拒否するようになる。これは主体としての自己が形成され始めたことによるものであり、だれでも通る道である。子どもは何でもできると思っており、自分でなんでも決め、自分の生活の主人公でいたい。けれども、技量は伴わず、泣くことや甘えることも、1歳よりは増える。自立の時期は、強い自己主張とともに甘えもみられるが、甘えさせるのではなく甘えを受け止めたい。子どもの意思を尊重しながらも、社会的なルールを伝え、気持ちを立て直す援助をする時期である...
話し相手はいますか?
婦人之友 乳幼児だより 3月号      2014年3月
乳幼児を育てる母親は、話し合い手もなくイライラが募ることが多い。誰とどのようなことをいつ話したいと思っているのか、夫と話したいと思ったらどのように話す場をつくったらよいか、話し相手を見出すためのヒントを伝えた。
探索行動から社会性への発達過程
武蔵野大学教職研究センター紀要   (2)    2014年3月
1~2歳の子どものいたずらと捉えられがちな探索行動について、保育園での観察を通して、社会性の発達への関連を明らかにしようとしたものである。探索行動から子ども同士の緊張関係と親密さが生じる場面があること、自分の主張の強い1歳クラスであるが、2歳クラスになると自分と他者との満足を目指すような行動をとること、そのとき子どもは行動を見て他者の気持ちを理解していること、身体動作のコントロールもできるようになってくること、社会的存在の自己への気づきがあることなどが明らかになった。このような現象が循環し...
テレビやビデオとのつき合い方
若江恵利子
婦人之友 乳幼児だより 11月号      2013年11月
現代の核家族の子育てにおいて、テレビやビデオなしでは生活できないだろう。しかし使い方には注意が必要である。子どもが集中しているように見えるが、ひきつけられているのであり、大人による視聴時間の調整が必要である。子どもは直接体験を通して、言葉や概念を獲得するため、そのような経験ができる時間をつくることを同時に心がけたい。
遊びのきっかけ
婦人之友 乳幼児だより 7月号      2013年7月
乳幼児の子どもは、遊びのきっかけを偶然見つけます。幼児期後期の子どもと違い、3歳未満の子どもは、自分から遊びをイメージしその材料を探すことができないため、どのような環境が用意されているかが重要になる。周囲のものや人に誘われ、行きつ戻りつしながら、おもしろいと思うことを見つけ遊んでいる。
成長記録を書く
婦人之友 乳幼児だより 2013年5月号      2013年5月
子どもの成長記録を書く時間が持てることで、子どもの成長に気づく機会となる。しかし忙しい子育て期には、なかなか記録ととることが難しい。自分なりのスタイルで、1行でも、まずは心に残ったことから書き始めるとよいことを示唆した。成長記録を書き続けることで、子どものよいところにまなざしを向けられるようになり、大人も成長する機会となる。
“心配する”から“信じる”へ
婦人之友 乳幼児だより 2012年5月号      2012年5月
「子どもを人として尊重する」とは、具体的にどのようなことであるのか、日常生活と結び付けて述べた。心配したくなるときにも大丈夫と信じて待ち、子どもの様子からその気持ちを感じとること、そして子どもの力の芽吹きを感じ取り、任せてみると豊かな可能性が開花する。このような過程は、親にとって葛藤を生じつものであるが、子どもを信じることで、親も育つのであり、この姿勢は子どもだけでなく誰に対しても共通のことである。
探索行動から社会性への発達過程ー親密さの萌芽ー
武蔵野大学教育研究所紀要      2012年3月
探索行動から社会性への発達過程に関する研究の一部であり、社会性における親密さの萌芽についてまとめたものである。笑いを伴って子ども同士の間で交わされる親密さの様子は、行動の追随性、同時性、模倣など多様である。1~2歳児という時期は、大人から子どもへ興味が広がる時期であり、誰とでも笑い合える関係をつくることができる。笑いは、他者に受容される経験であり、探索行動は、その核となっている。
子どもが子どもと共にあるということ
婦人之友 乳幼児だより 2012年3月号      2012年3月
近年ひとりっこの家庭が増えつつある現在、子どもが子どもと共にある意味を保護者に理解してもらうように書いたものである。混沌さ共有できる子ども同士、友達に助けられ満たされる心、笑い合い真似し真似される関係が育む他者との親しみの交流など、そこには社会性の育ちに必要な経験がある。ひとりっこの場合には、家庭での大人集団の力が強くなり、子どもの世界が軽く扱われがちであることを注意しなくてはいけない。
「遊び?いたずら?」 子どもの世界に向き合う
婦人之友 2012年2月号      2012年2月
ハイハイや歩行で移動できるようになった子どもは、あちこちに触り探索行動をする。大人にとってはいたずらに思える探索行動も、そこでものごとの意味や人の気持ちへの気づきが生まれ、体と心が育つ経験となる。このような子どもの様子に対して、しつけをしようと叱り続けると、子どもは受け入れられないと感じ、気持ちを引こうとさらに叱られるようなことをし悪循環となる。子どもの遊びの世界に少し寄り添いながら、先の見通しが持てるようにかかわるとよい。子どもは失敗を含め、自分のやりたい思いがかない、自分の生活の主人公...
「遊び? いたずら?」子どもの世界に向き合う
   2012年2月
イヤイヤ期は親子関係の節目
婦人之友 乳幼児だより 2011年11月号      2011年11月
2~3歳の子どものイヤイヤ期、どのように対応したら良いか親は迷う。この時期は第一次反抗期と呼ばれ、大人と子どもの意図がぶつかり、大人の思うように事が運ばなくなるが、子どもの思いを尊重することがそれまで以上に求められる。子どもの思いをわかろうとしながら、大人の思いを伝えていくことで、子どもは折り合いをつけ、立ち直ろうとする。反抗期は自立と甘えの間を揺れ、甘えを止めてもらうことでエネルギーをため育っていく。(2頁)
子どもとつくる生活リズム
婦人之友 乳幼児だより 2011年9月号      2011年9月
子どもは自然のリズムを体内に持っている。早寝早起きをし、遊ぶ、食べる、寝るという生活の基本を核にしたい。家族それぞれの生活があるなかで、どうしたら子どもの生活リズムをつくれるのだろうか。そのためには、家族皆がほどほどに不自由さを分け合うとよい。毎日同じ生活リズムは、大人にとってはメリハリがないが、子どもは見通しを持ち、安心して過ごせる元となる。(2頁)
きょうだいが増えるとき
婦人之友 2011年9月号      2011年9月
下の子が生まれたときのきょうだいの様子、とくに上の子どもが赤ちゃん返りといわれる現象を通してどのように育っていくのか、具体的に分かりやすく述べた。上の子は、新しい生活を受け入れようと葛藤をしながら、上の子であることを誇らしく思ったり、赤ちゃん返りをしたりしながら、自分づくりを新たにしている。きょうだいの間でもめ事は日常茶飯事であるが、きょうだいがお互いを良き存在として受け入れられように親は仲をつなぎ、人と共にある原点となる経験をつくる。(p83~87)
叱られた子どもの気持ち
婦人之友 乳幼児だより 2011年7月号      2011年7月
歩き始めた子どもは、探索行動をする。それらは、大人の意に反することもあり、子どもは親に叱られ受け入れられないことを経験する。子どもは言葉で表現できない気持ちを、投げたり叩いたりなどで表現するので、行動の裏にある気持ちを読む必要がある。子どもは、自分の意思を強く表すが、この強さは生きる原動力となるものである。(2頁)
新しい環境を居場所とするまで
婦人之友 乳幼児だより 2011年5月号      2011年5月
入園してしばらく泣いていた子どもも、自分の心と格闘し、大人の励ましや期待を感じながら乗り越えていく。子どもは集団の中で頑張って生活しているためくたびれ、家庭では甘える。甘えることで元気になり、また次の日一人で歩んでいく。支えてもらい、元気になり立ち直る体験は、人生を生きる礎となる。(2頁)
入園を楽しみに
婦人之友 乳幼児だより 2011年3月号      2011年3月
幼稚園や保育園入園をまじかに控えた子どもは、楽しみにしている反面、不安も抱え揺れることがある。自分の気持ちを言葉でうまく表せないため、機嫌が悪くなることもある。集団生活で困らないようにと身支度など練習させるとさらに緊張が高まるので、やりたいという子どもの気持ちをたらえ、できたという自信を持てるようにしたい。困難は成長のときである。(2頁)
次世代への贈り物―子育てと地球環境―
婦人之友 乳幼児だより  2010年12月号      2010年12月
現在地球規模で持続可能な開発が問われている。教育界では、そのための教育が論議されているが、子どもが価値観を育み、行動の仕方を身につける時期である幼児期が重要である。この時期は、野性の心を発揮し無駄を体験してこそ、社会の中で生きることを理解していくため、性急に求めすぎないことである。そしてまず、大人が利便性を求めた生活を改め、次世代へ環境という贈り物を残していこうと伝えた。
愛してるメッセージ―おっぱいから微笑みへー
婦人之友 乳幼児だより  2010年10月号      2010年10月
近年子どもが母乳を卒業する時期が遅い親子が散見される。おっぱいは子どもにとって心の栄養であると考えているようだが、子どもが育つ時期にはそれぞれなすべきことがある。卒乳できなくて食事が進まなかったり、くじけたときにおっぱいで紛らわすなどマイナスもあることを伝え、母親にとっては至福の時であるが、思いきることが必要であること、おっぱいでない方法で愛していることを伝えて方法を見つけることが、子離れしていくプロセスである子育てでは必要であることを示唆した。
やってよいことを見分ける力
婦人之友 乳幼児だより  2010年6月号      2010年6月
1~2歳の子どもは、生活の中でやってよいことといけないことを区別し、自分の行動をコントロールする力を習得する過程にある。しだいに理解するようになると、自分の思いを強く主張するようになる。大人の都合だけを伝えても子どもは動かないが、子どもの世界を共有することで、大人の思いを受け入れてくれることがある。子どもは自分の持っている力を使って、友達や大人とのかかわりを通して複雑な力を獲得する。大人は子どもの気持ちを読み手助けをしていく必要がある。
子どもを読む
婦人之友 乳幼児だより   (2010年4月号) 3   2010年4月
大人は子どものすることを全て見ているわけではなく、けんかの場面で話を聞いても本当のところはよくわからないこともある。何もしていないように見えても、じっと見ていた子どもは、内面の世界を広げている。子どもは自分の思うようにやってみて、その結果を体と心に刻み込み、主体的に生きていく。子どもの様子から気持ちを読み取り、余裕を持ってかかわる必要がある。
選ばれし家族
婦人之友 乳幼児だより   (2010年2月号) 2   2010年2月
障碍をもつ子どもが生まれた時、その存在を受け入れ難く思う場合もあるが、自分たち家族を選んで生まれてきたのであれば、できる限りのことをしてあげたいと思うであろう。障碍をもつ子どもが育つ基本は同じであり、育てにくさの問題は周囲の環境にある。悩みつつ持ちこたえ、大人が知恵を出し合い、寛容な社会を作っていかなくてはならない。
きょうだいの誕生
婦人之友 乳幼児だより   (2009年11月号) 3   2009年11月
きょうだいが新しく生まれてしばらくは、上の子だけでなく、父親をはじめ家族みんながどうにか新たな生活をうまく進めようと一生懸命である。母親はイライラしがちであるが、夫婦で話し合う良い機会でもある。そしてきょうだいのかかわりの中で、子どもは切磋琢磨し仲間として育つ。
愛される実感
婦人之友 乳幼児だより   (2009年9月号) 2   2009年9月
子どもが愛されていると実感するのは、日常的なささいなことからである。自立の過程にある小さい子どもを育てていると、甘えさせていいのか悩み見極めが難しい。子どもが自立し諸能力を獲得することに親の関心が向くと、子どもは毎日頑張ることだらけになり、親から愛されているという実感を持てず求め続けることになる。親も人を気遣う余裕ある生活を送れることが大切である。
育て急いでいませんか(2)-習い事を考える-
婦人之友 乳幼児だより   (2009年7月号) 3   2009年7月
現代では1歳代の子どもから習い事へ通うことが増えている。子どもとどのように過ごし遊んだらたらよいのか、わからない親が多くなっていることも一因だろう。子どもにはその育ちにあった生活が必要であり、習い事を子どもが好んでいるからと通わせることは、予定に合わせて進める生活が子どもに無理を強いている場合もあり注意が必要である。
育て急いでいませんか(1)-「友達と仲良く」を考える-
婦人之友 乳幼児だより   (2009年5月号) 2   2009年5月
子どもが物の取り合いなどでトラブルになりそうな時、最近では大人が間に入りとりなしたり、「かして」、「入れて」、「一緒に」など人とのかかわり方を伝えようとする場面がみられる。子どもが育つ上では、そのまえに友達と一緒に遊びたいという気持ちや自分のやりたいことを見つけてじっくり遊ぶ経験が必要であり、「仲良く」と育て急いではいけないことを示唆した。
養育力をエンパワーメントする環境づくりと活動の展開―子育て支援室における取り組みと保護者、学生の学び―
武山隆子、滝川孝子、高橋一行、榎田二三子、義永睦子
武蔵野大学人間関係学部紀要   (第6号) 229-243   2009年3月
現在子育て支援としてのひろばや就労支援、レスパイト・ケアのための保育などが展開されているが、養育力エンパワーメントの視点での援助は開拓途上である。武蔵野大学子育て支援室で行われている養育力エンパワーメント活動を分析し、活動を展開する上で必要な要件を明らかにした。その結果ゆっくり、じっくりできる物的、人的環境が必要であること、集うことで人との関係、興味・視野、生活が広がること、日常生活から離れリフレッシュ、エンパワーされ日常生活にもどることが見出された。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
子どもの「いたずら」を考える
婦人之友 乳幼児だより   (2009年3月号) 2   2009年3月
はいはいや歩ける様になった子どもは、何にでも触りたがりいたずらをする。大人は困るが、獲得した力を日常生活のあちこちで使っている姿が子どものいたずらである。人や物をその子なりのやりかたで探索することで、体を通して周囲への認知や理解の体験を積み重ねている。
感じる心 感じる生活
婦人之友 乳幼児だより   (2008年12月号) 3   2008年12月
子どもは気持ちを体全体で表現する。うれしい、楽しい気持ちだけでなく、悲しい、淋しい気持ちを体験しても、それを表現する言葉をまだ持たない場合には、泣いたりだだをこねたりして表現する。大人は泣くことを回避したくなるが、よく感じるから泣くのであり、どのように乗り越えたらよいのか学んでいるといえる。形容詞で表現できるような感じる生活を子ども達に与えることを心がける必要がある。
本の楽しさを伝えたい
婦人之友 乳幼児だより   (2008年10月号) 3   2008年10月
母親は子育てで忙しく過ごしているが、児童文学は自分自身の子ども時代を思い出させてくれるものである。日常や親からはなれた所で、子ども同士の密度の濃い心満たされる経験をしている児童期の子ども達。児童文学には希望や共感、自律、悲しみ、寂しさなどこれから経験することが取り上げられ、子ども達は力づけられたり世界が広がったりする。
失敗する権利
婦人之友 乳幼児だより   (2008年8月号) 2   2008年8月
「失敗は成功のもと」と言うが、失敗すると子どもは泣いたり怒ったりするので、大人は失敗を経験させたくないと思う。幼い子どもは多くが初めての体験、だからこそ自分でやってみたいと思う。そこでの集中や戸惑い、喜びなどが子どもの体に刻み込まれる。失敗しながら育った子は、新たなことに挑戦する。大人の気苦労は子どもの成長の土壌作りと言える。
子どもの希望を支える生活
婦人之友 乳幼児だより   (2008年6月号) 3   2008年6月
1歳くらいの子どもは、大人が反応してくれることを期待し何度も同じことをしたり、要求したりする。大人はうんざりするが、期待したことがかなう経験は、希望へと続くものである。子どもの意思をないがしろにし、大人が規制したり、指示を出し続けていると、子どもは無力感を経験することになり、自分の行動で未来が変わるという希望を持つことができない。子どもは大きい子どもや大人と共に過ごす生活から希望を持つ様になる。
なんとかしたい育児ストレス
月刊子どもを学ぶ   (6月号) 19-22   2008年6月
現代ではさまざまな要因で母親がストレスを感じている。夫や祖父母との関係作りや協力の得方、言うことを聞かない子どもへの対応の仕方などを提示し、息抜きをしながらストレスを抱え込まないように子育てする方法を示唆した。
生きる力をはぐくむ経験とは
婦人之友 乳幼児だより   (2008年2月号) 2   2008年2月
人生において、ポジティブに対処する傾向の強い人の人生経験の一つに「幼児期の安定性」というものがある。具体的には、自分の世界が頼れると確信できる、周りで起こることをそれなりに把握し対処できる、愛を感じながら育ち、自分を意味ある存在と認められるなどの内容である。愛され、支えられ、気持ちを分かち合う経験が、子どもの生きる力の根となり、困難なことを乗り越えていく力となる。
親参加型子育て支援活動の実態調査と担当者の専門性に関する研究
大戸美也子、大西道子、江波諄子、榎田二三子、義永睦子、星信子、鈴木眞廣、大伴栄子、加藤いづみ、元良美佐子、Berger 有希子、Porter 法子
P81~P91P117~P124   2008年2月
子育て支援において親参加型活動を実施している保育所4ヶ所、幼稚園4ヶ所、子育て支援センター4ヶ所、ドイツの家族センター1ヶ所、アメリカの保育者養成プロジェクト1ヶ所について、その活動の実態をドキュメンティションの方法で報告した。施設のタイプ別に、方針・内容・方法などを分析した結果、基本として、「受け止め、切り返すことの重要性」、「波紋効果の重要性」、「子どもがいる中での活動展開の重要性」、「事務能力の開発」、「ドキュメント作りの重要性」が明らかになった。
3歳代の子ども―心の成長ー
婦人之友 乳幼児だより   (2007年12月号) 2   2007年12月
友達と一緒が楽しい時期であるが、たくさんの子どもや強い子どもがいるとしり込みする場合もある。気の合う子と一緒に遊べていればよい。3歳で幼稚園へ入園する子どもが多く、子どもは園でよい子や大きい子になりたいと頑張る。しかし家庭では、素の自分を出し、甘える場合もある。入園すると親から見えない生活が増えるが、子どもの力を信頼し見守ることが大切である。
2歳代の子ども―心の成長ー
婦人之友 乳幼児だより   (2007年10月号) 7   2007年10月
2歳代の子どもの内面的成長には著しいものがある。対比的認識や2段階思考ができるようになり、見通しや自分のつもりを持てるようになる。またイメージ豊かにごっこ遊びもするが、一方では甘える様子が見られるようになるのも2歳の子どもである。このような子どもの成長の基盤となっているのは、子どもの日常生活であり、そこで一緒に気持ちを共有してくれる大人の存在である。
悩むことは親育ち
婦人之友 乳幼児だより   (2007年9月号) 3   2007年9月
かわいい赤ちゃん時代を過ぎ、子どもの意思がはっきりと感じられるようになると、親の役割も変化し始める。子どもを受容するだけでなく、子どものしつけや社会性を育てる役割が加わる。子どもの思いと親の思いがずれることも多々生じ、親はイライラ感を強める。時には一番弱者である子どもに、そのイライラをぶつけ悩む。しかし悩まない親はいない。悩むことで親は親として育っていくのである。
卒乳への迷いとアドバイス
婦人之友   (8月号)    2007年8月
どのように卒乳を進めたらよいのか、悩みは人それぞれである。小児科医である共著者と保育学の著者が、母親から寄せられた事例に対して、また卒乳の進め方についてアドバイスした。授乳をやめられない理由は、子どもの問題ではなく、子どもから離れがたい母親の気持ち、生活リズムや生活環境の問題によるものが多い。
若江 恵利子
(P117~P123)
1歳代の子ども―心の成長ー
婦人之友 乳幼児だより   (2007年8月号) 7   2007年8月
1歳代の子どもたちは、信頼する大人を安心の基地として探索行動が盛んになる。また有意味語が増え、言葉の習得が進むが、個人差も著しい。発語が少ない子どもも、自分の思いを身振りで伝えようとする。この時期にはいたずらと思えることが増えるが、意思をもつ自己が形成されつつあるので、子どもの気持ちをできるだけ尊重していくことが望ましい。心を育てるには、大人が子どもをどのように理解するかが重要であることを述べた。
留守がちな父親と家族とのかかわり方
婦人之友 乳幼児だより   (2007年6月号) 3   2007年6月
父親が家庭で過ごす時間が少ない家族の場合には、母親が育児の負担感や不安を抱えがちである。何でも完璧にやろうとするのではなく、親子の時間、夫婦の時間、自分自身の時間など、バランスよくとれるようにし、家族の気持ちの安定を図りたい。父親の子育てへの参加を求める場合には、親として父親自身が楽しめることを探し、普段から離れて暮らす家族の気持ちをつなぐ工夫をするとよい。
物の取り合いが多い頃に
婦人之友 乳幼児だより   (2007年4月号) 2   2007年4月
歩き始めた子どもは、自由に使えるようになった手で、探索行動を始める。周囲の状況を把握せずに、他者のモノにも手を伸ばす子どもは、大人にその行動を止められがちであるが、子どもは何だかよくわからない混沌とした状況の中で、次第に社会的なルールを見出していく過程にある。社会的な行動をとれるようになるためには、人と共にいることが心地よいという体験が基礎となる。子どもは、自らこのようなことを見出す力を持っている。

書籍等出版物

 
育児日記からの子ども学
友定啓子、入江礼子、橋爪千恵子、榎田二三子 (担当:共著)
勁草書房   1996年11月   
乳幼児期の育児日記を素材に子どもの家族との人間関係、特にきょうだい関係の中で自己形成していく姿を浮び上がらせ、子ども理解及び自己発達におけるきょうだい関係の役割を明らかにしている。担当部分:上の子と一緒にいつの間にか育っていく下の子に焦点を当て、上の子のようになりたいという思いが下の子を成長させていく様子、成長する下の子に刺激される上の子の様子を分析する。自己を見つめ成長していく子どもたちにとってきょうだい関係の果たす役割は大きい。(総頁数234頁中、P171~P222を担当)
親たちは語る
津守房江、岩崎禎子、入江礼子、榎田二三子、高橋麗子、原恭子 (担当:共著)
ミネルヴァ書房   1996年11月   
重度の障害をもつ子どもを育てている親たちの声を集め編集。日常生活の基本的なつまづきへの悩みとそれを越えてきた幼児期、幼稚園や学校への入学といった社会と向き合う場面での親の選択等、共に生活する両親やきょうだいの暖かい支え合い、思春期の子どもの生活や悩み、このような過程を経て子どもと共に成長する親たちの姿を伝える。
保育を学ぶ人のためのワークブック
入江礼子、榎田二三子、杉本裕子 (担当:共著)
保育研究グループ はるにれ事務局   2001年3月   
「乳児保育」を学ぶ人が、子どもの発達や育ちの道筋を理解し、家庭や社会の変化などをふまえ、子どもの心を育む人として育つよう、学習課程に沿って保育者の関わり方や保育上の留意点などの課題設定をしたワークブック(総頁数228頁中、P33~P82を担当)
乳児保育の探求
入江礼子、榎田二三子、菊地篤子、金 瑛珠、杉本裕子、塚田幸子、内藤知美、星 順子 (担当:共著)
相川書房   2002年3月   
妊娠期間から始まる親子の関係、日常生活の特徴と現代的問題点、子育て支援の必要性など家庭における子育てについての理解、日中家庭にかわる保育所の特色と留意点などさまざまな場における乳児保育の実際を理解する。 また男女共同参画社会や少子高齢社会での乳児保育の必要性の高まり、家庭や地域社会、親の生活の変化などを理解し、乳児保育に求められている役割を知る。また乳児の発達を保障するという観点から乳児保育の今後の課題や保育者の役割の重要性を提示した。
Early Childhood Education Handobook (幼児教育ハンドブック英語版)
監修 お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター・無籐隆、赤石元子・安藤智子・榎田二三子・藤江康彦・長谷部比呂美・東川則子・堀越紀香・倉持清美・前田美知子・増田時枝・松井愛奈・松井とし・宮上悦子・宮城ゆか里・宮里暁美・宮代梓・無藤隆・本吉圓子・鍋島恵美・丹羽さがの・野口隆子・岡本美智子・大沼良子・清水由紀・宗我部義則・園重子・砂上史子・鈴木法子・俵明子・坪川紅美・塚崎京子・内田伸子 (担当:共著)
お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター   2004年8月   
幼児教育ハンドブックの英語版である。海外において幼児教育を進める際の参考資料になるよう作成されたものであり、日本の幼児教育について概観できるようにまとめられている。幼児教育が普及していない地域で、いかに幼児教育を進め、普及している地域で質を高めていくかということに資するよう作成された。幼児教育が、視覚的に理解できるよう、写真を多く取り入れ紹介されている。ものが豊かでない国でも、教育の本質を保ちながら教材の工夫ができるように教育的意義や示唆を明らかにしている。担当部分:楽器遊び(総頁数212...
幼児教育ハンドブック
監修 お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター・無籐隆、赤石元子・安藤智子・榎田二三子・藤江康彦・長谷部比呂美・東川則子・堀越紀香・倉持清美・前田美知子・増田時枝・松井愛奈・松井とし・宮上悦子・宮城ゆか里・宮里暁美・宮代梓・無藤隆・本吉圓子・鍋島恵美・丹羽さがの・野口隆子・岡本美智子・大沼良子・清水由紀・宗我部義則・園重子・砂上史子・鈴木法子・俵明子・坪川紅美・塚崎京子・内田伸子 (担当:共著)
お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター   2004年8月   
海外において幼児教育を進める際の参考資料になるよう作成されたものであり、日本の幼児教育について概観できるようにまとめられている。幼児教育が普及していない地域で、いかに幼児教育を進め、普及している地域で質を高めていくかということに資するよう作成された。幼児教育が、視覚的に理解できるよう、写真を多く取り入れ紹介されている。ものが豊かでない国でも、教育の本質を保ちながら教材の工夫ができるように教育的意義や示唆を明らかにしている。担当部分:楽器遊び(総頁数212頁中、P118~P121を担当)
ポイントで解説 幼稚園・保育所・福祉施設 実習ガイドブック
編集代表:大沼良子・小倉常明、荒木文子・右手和子・榎田二三子・尾崎富美子・櫻井奈津子・市東賢二・鈴木敏彦・関稚子・早坂聡久・久富陽子・平田佳子・増田時枝・緑間科・室久智雄 (担当:共著)
(株)みらい   2004年10月   
幼稚園、保育所、福祉施設での実習へむけてのガイドブックである。実習において必要な実践的知識やポイントを簡潔にわかりやすくまとめてある。実習の際に携帯することが可能であるのように、出来上がりのページ数も抑え、コンパクトに構成されている。担当部分:第2部のうち実習日誌(幼稚園) 第3部のうち実習日誌(保育所) 実習日誌というものを始めて書く学生が、最低限守るべきポイントやマナーがわかるように提示した。実習日誌の例をあげ、それと対比させた説明を読むことで、書く要領が身につくように解説した。(総頁...
保育所実習
日吉佳代子・若山剛編著、岩崎基次・榎田二三子・倉田新・三溝千景・高橋貴志・義永睦子 (担当:共著)
樹村房   2005年3月   
保育士養成課程における2回の保育所実習の手引きとなるように作成されたものである。保育実習の意義、保育所と保育士についての基礎知識、保育内容、保育所実習の準備から実習で何を学ぶかなどについて、まとめられている。各部分の学びのポイントが、わかりやすく構成されている。担当部分:第4章 保育所実習へ向けての準備 保育所実習へ向けて、学生から保育士へ意識変革がもたらされるよう、課題の立て方や実習園での振る舞いなど、実習の進行に合わせてわかりやすく述べた。(総頁数154頁中、P65~P81を担当)
子どもの教育と保育の原理
大沼良子、片川智子、安見克夫、増田時枝、榎田二三子、堀越紀香、児玉衣子 (担当:共著)
建帛社   2005年4月   
教育・保育の基本・基礎について学ぶ教育・保育原理の教科書として書かれたものである。いつの時代にも変わらない部分と時代のニーズに応じて変わる部分をわかりやすく伝えようとまとめられている。「幼稚園・保育所の生活と保育者の仕事」について分担執筆し、幼稚園教育要領と保育所保育指針、そして幼稚園と保育所の子どもの一日の生活を手がかりに、教育職と保育士に変わらず求められる役割や社会の変化に応じて求められる役割について述べた。(総頁数197頁中、P101~P124を担当)
子どもを育む母親援助の実際
編著今井章子、上野泰裕、 分担執筆 浜崎隆司、米谷充弘、田中昭夫、水野道子、五十嵐敦子、冨田久枝、上村加奈、塩田寿美江、吉弘淳一、開仁志、新川康弘、榎田二三子、今井真理、長谷範子、宮崎豊、萩原はるみ、今枝志貴子、石動瑞代、高濱正文、村中由紀子、植草一世、川上輝昭、下坂剛、西村薫、江上芳子、守本とも子、海野展由、森静子、丹羽ヤエ子、芳井宏暢、白石正子、久保田力 (担当:共著)
保育出版社   2007年3月   
保育の場では、親、特に母親の悩みに対応する機会が多い。その悩みは個別具体的であるが、乳幼児期における共通の悩みという物がある。このテキストでは、相談事例に対してどのように考え、具体的に対処すればよいかをシュミレーションしながら考え、力をつけられるように構成されている。分担部分:Case14「文字・数への興味」文字・数への興味が持てない場合について担当し、原因、発達的なプロセスや援助のポイントについて述べた。(総頁数175頁中、P54~P56を担当)
家族援助の基礎と実際
編著米山岳廣、榎田二三子 分担執筆田中利明、大月和彦、小山孝子、矢萩恭子、佐藤洋子、小山みどり、若山望、相崎龍男、小野剛、相原真人、宮川三平 (担当:共著)
文化書房博文社   2007年4月   
保育士養成課程における家族援助に関する学習のために作成された。家族の実態、子育て支援の社会的役割と制度、家族援助の実際と技術などについての基礎が学べるように構成されている。分担部分:第2章「家族援助ー子育て支援の意義と必要性ー」家族援助の目指すべき方向性と対象、子育て家族の直面する課題、家族援助の方法と過程について、家族援助の基礎的事項について述べた。(総頁数189頁中、P17~P35を担当)
保育所実習
編著山岸道子、分担執筆義永睦子、三溝千景、倉田新、榎田二三子、井戸ゆかり、高橋貴志 (担当:共著)
ななみ書房   2007年4月   
保育士養成課程における保育所実習の事前事後指導のために書かれたものである。実習への意欲や期待が高まるよう、また実習中にも活用できるよう配慮し、実践的な内容も含み、保育所実習の意義、保育所の保育内容、準備や保育所実習での学びなどについて書かれている。担当部分:「第5章 保育所実習に向けての準備」保育所実習を行うにあたり必要な、実習園についての学習、充実した実習にするための学習準備について、段階を追って進められるように記述した。(総頁数141頁中、P77~P93を担当)
病児と障害児の保育-基礎と実際-
米山岳廣、宮川三平、鳥海順子編著、有賀望、金森三枝、和気江利子、今井淑江、榎田二三子、秋山千枝子、里見達也、榊原剛、古屋義博、義永睦子 (担当:共著)
文化書房博文社   2008年12月   
時代とともに保育への需要はその内容が拡大し、乳児保育や延長保育だけでなく、障害児保育や病児・病後児保育を多くの保育園で行なわれる様になってきた。また病院における病児の保育を担当する保育士も少しずつ増えて来ている。そのような病児や障害児の保育の基礎的知識と担当保育士の専門性について述べられている。担当部分:医療機関や児童福祉施設において行なわれる病児・病後児保育の意義と対象や実施基準などに概要について述べた。また担当保育士として求められる専門性と今後の課題について保育士の立場から述べたもので...
幼稚園実習ガイドブック 実習の中で磨かれる"技と心"
諏訪きぬ編、井上明美、粟野桂子、上月智晴、田窪玲子、加藤博子、市川朋子、草信和世、中坪史典、榎田二三子、高橋真由美ほか (担当:共著)
新読書社   2009年1月   
幼稚園の現状をよく把握したうえで、幼稚園実習に臨み、有効な実習ができる様に意図して編集されている。幼稚園実習に出る前に理解しておきたい基礎知識、幼稚園という実習現場に出るために必要な準備、幼稚園免許状を取得し、幼稚園教師になるまでの道筋など、実習についてのガイドブックであるだけでなく、幼稚園教諭になるためのガイドともなっている。担当部分:認定こども園が誕生し、幼稚園と保育所の機能が接近している今日の状況において、幼稚園教諭免許状と保育士資格の併有が求められていること、また免許状に有効期限が...
保育者論
榎田二三子、大沼良子、増田時枝編著、室久智雄、浜口順子、嶺村法子、塚田幸子、矢田美樹子、松沢孝博、木村英美、永倉みゆき、渡辺佳子、石井雅、竹石聖子、小泉裕子 (担当:共著)
建帛社   2009年4月   
新しい時代に求められる多様な教育職・保育者の役割について、学生が実際に働くことをイメージしやすいように書かれている。教員・保育者としてこのような能力が必要であるということは述べずに、学生が自ら課題を見出すことをねらいとしている。本書で学ぶことにより、実践しつつ学び教育職・保育者として成長する基本的な姿勢を獲得できることが意図されている。担当部分:少子化、地域の教育力の低下、特別支援教育、多文化に生きる子どもなど、近年子育てを取り巻く環境の変化が著しい。そのような変化に焦点をあて、なぜそのよ...
保育における感情労働
雨宮夏江、井勝豊美、石田由紀子、伊藤雅子、榎田二三子、小川晶、小川房子、加藤弘子、神谷哲司、草信和世、久保田真規子、黒田美由紀、香曽我部琢、上月智晴、佐藤貴美子、諏訪きぬ、高橋真由美、田窪玲子、辻内敬子、戸田有一、中坪史典、中西寿夫、奈良脩三、東田幸子、正岡里鶴子、松川秀夫、水野佳津子、宮武大和 (担当:共著)
2011年1月   
保育者の労働に対して、感情労働という視点から、論じた文献である。「保育における感情労働」「保育者の感情労働ー子どもの遊びを支える営みから」「保育者の感情労働ー子どもの生活を支える営みから」」「保育者の感情労働ー保護者を支える営みから」「保育者要請の窓から見た感情労働」「感情労働と保育者のキャリア発達」の章から形成されており、保育者の感情労働の実際と課題を多面的に描き出している。執筆担当をした「保育者要請の窓から見た感情労働」では、実習園から求められる保育者像がある一方で、養成校では、なにを...
保育原理
榎沢良彦、大沼良子編著、松浦浩樹、永倉みゆき、榎田二三子、豊田和子、小泉裕子、安見克夫 (担当:共著)
建帛社   2011年2月   
教育・保育の基本・基礎について学ぶ教育・保育原理の教科書である。新しい時代のニーズに対応する教育・保育といつの時代にも変わらない教育・保育の基本や歴史についてわかりやすくまとめられている。分担部分:「保育の計画と実践」について分担執筆。計画、実践、記録、評価という教育・保育の循環におけるそれぞれの意義と考え方の基本について述べた。(総ページ数176頁中、担当63~79頁)
改訂 保育者論
榎田二三子、大沼良子、増田時枝、石井雅、小倉常明、木村英美、小泉裕子、竹石聖子、塚田幸子、永倉みゆき、浜口順子、嶺村法子、室久智雄、矢田美樹子、渡辺佳子 (担当:共著)
2011年9月   
新しい教育職・保育者養成課程カリキュラムに合わせ改訂したものである。新しい時代に求められる多様な教育職・保育者の役割について、学生が実際に働くことをイメージしやすいように書かれている。保育者としてこのような能力が必要であるということは述べずに、学生が自ら課題を見出すことをねらいとしている。本書で学ぶことにより、実践しつつ学び教育職・保育者として成長する基本的な姿勢を獲得できることが意図されている。担当部分:小学校や専門職間の連携における教育職・保育者の立場、家庭的保育者への指導的立場となる...
保育・教育実践演習
小原敏郎、神蔵幸子、義永睦子、榎田二三子、岸井慶子、永倉みゆき、西村美紀、宮川萬寿美、矢萩恭子 (担当:共著)
2013年2月   
教育職の必修科目である教育実践演習、および保育実践演習の教科書として書かれたものである。理論編、方法・技法編、実践・演習編で構成され、これまでの学習を振り返りながら、教育者としての実践力と豊かな人間性を備えた人材育成を目指している。担当部分:教育実践演習の教材として、事例研究の方法と意義、演習方法について解説した。また演習教材を提示し、学びを深められるよう解説を執筆した。(総頁数117頁中、P61~66、P93~P96を担当
保育学の展望
米山岳廣、金子晃之、上岡学、高橋貴志、由田新、神永直美、小山千幸、宮川三平、榎田二三子、鳥海順子、金森三枝、高牧恵理、田中利則 (担当:共著)
文化書房博文社   2013年4月   
近年女性の就労、虐待など子どもを取り巻く状況の変化が著しく、保育の制度も時代の求めに応じ変化している。
そのようなときに、保育の原理、各分野、技術についてその基本と展望をまとめたものである。筆者は、9章乳児保育と12章子育て家庭支援を担当し、その基本と現状および課題について解説した。
(総ページ数214 頁、141~145頁、175~183頁)
児童学事典
吉川はる奈、岡野雅子、篠原久枝、武田京子、入江礼子、金子省子、浜口順子、吉澤千夏、榎田二三子他 (担当:共著, 範囲:p180-181)
丸善   2016年1月   
日本家政学会児童部会が中心となって、「子ども」を切り口に、発達、保育、教育、福祉、看護、医学、心理学などの学問分野における事項を解説するために作成した事典である。担当部分:豊かな育ちを保障する日本家政学会が編集した児童学事典である。「子ども」を切り口に、発達、保育、教育、福祉、看護、医学、心理学など多くの学問分野における関心事項、重要事項を解説した事典である。執筆担当:環境づくり(1)―保育ニーズの多様化ーについて執筆した。保育の基本である保育ニーズをとらえる視点として、子どものニーズと保...
保育原理〔改訂〕
榎沢良彦、大沼良子編著、松浦浩樹、永倉みゆき、榎田二三子、豊田和子、小泉裕子、安見克夫 (担当:共著, 範囲:p63-79)
建帛社   2016年3月   
教育・保育の基本・基礎について学ぶ教育・保育原理の教科書である。新しい時代のニーズに対応する教育・保育といつの時代にも変わらない教育・保育の基本や歴史についてわかりやすくまとめられている。分担部分:「保育の計画と実践」について分担執筆。計画、実践、記録、評価という教育・保育の循環におけるそれぞれの意義と考え方の基本について述べた。(総ページ数174頁中、担当63~79頁)
改訂 保育者論 第2版
榎田二三子・大沼良子・増田時枝・石井雅・小倉常明・木村英美・小泉裕子・竹石聖子・塚田幸子・永倉みゆき・浜口順子・嶺村法子・室久智雄・矢田美樹子・渡辺佳子 (担当:共著, 範囲:p89-93、p180-192)
建帛社   2016年6月   
子ども・子育て支援新制度の施行にあわせ改訂したものである。新しい時代に求められる多様な教育職・保育者の役割について、学生が実際に働くことをイメージしやすいように書かれている。保育者としてこのような能力が必要であるということは述べずに、学生が自ら課題を見出すことをねらいとしている。本書で学ぶことにより、実践しつつ学び教育職・保育者として成長する基本的な姿勢を獲得できることが意図されている。担当部分:小学校や専門職間の連携における教育職・保育者の立場、家庭的保育者への指導的立場となる保育所保育...

講演・口頭発表等

 
悩む時が親育ち [招待有り]
2016年10月   富山友の会
悩む時が親育ち [招待有り]
2016年7月   宇都宮友の会
2歳児保育における幼稚園教諭の保育観
日本保育学会第69回大会   2016年5月8日   
私立幼稚園の78%で未就園児クラスや2歳児クラスが実施されている。しかしその内容や方法については課題がある。3歳以上の幼児の保育と異なり、2歳児保育についての特性の理解、保育内容や保育者間の連携についての理解などが求められる。特例講座を受講した幼稚園教諭に「2歳児保育で大切にしたいことは何か」というアンケートを実施し分析を行った。その結果、保育者との信頼関係、環境の安全や安心への配慮、子どもの発達に関することに関するものが多く、遊びへの配慮や保護者支援に関するものに重きが置かれていないこと...
悩む時が親育ち [招待有り]
2016年3月   松戸友の会
悩む時が親育ちーイライラしない子育てのヒントー [招待有り]
2015年9月   岩見沢友の会
子どもが笑顔で育つには [招待有り]
2015年7月   熊本友の会
悩む時が親育ち~子育ての見通しとヒント~
2015年6月   名古屋友の会
悩む時が親育ちー子育ての見通しとヒントー [招待有り]
2015年6月   函館友の会
悩む時が親育ちーイライラしない子育てのヒント [招待有り]
2015年6月   札幌友の会
幼きものへのまなざし
2015年3月   高知友の会
悩む時が親育ち~イヤイヤ期とどう付き合う?~ [招待有り]
2014年10月   婦人之友 旭川友の会
~子どもたちの幸せを願って~希望を育む [招待有り]
2014年9月   婦人之友 新潟友の会
悩む時が親育ち~イヤイヤ期とどうつき合う?~ [招待有り]
2014年9月   婦人之友 広島友の会
3歳未満児の発達と遊びのポイント [招待有り]
2014年9月   婦人之友 友の会近畿部会
3歳未満児の発達と援助のポイント [招待有り]
2014年2月   全国友の会
2歳児クラスにおける相互性の芽生え
日本乳幼児教育学会   2012年12月8日   
子どもが探索行動をしていると、同時に一緒になることがある。多くの場合には、そのでものの取り合いの緊張関係が生じる。1~2歳の子どもは、同時に一緒が生じたときに、緊張関係だけでなく、そこに親和感情の表れである笑いが生まれ、親密さの経験になっていることがわかった。今回は、2歳児クラスにどのように繋がっているのか、社会性に視点をあてまとめたものである。2歳児クラスでは、他者と自分の思いのどちらも考えた相互性の芽生えが認められた。そのためには、攻撃性のコントロールや社会的存在である自己への気づきな...
気持ちを治める経験 1・2歳児の保育から
日本保育学会第65回大会   2012年5月   
社会性は対人会計能力を意味する広い概念であり、その多くが幼児期後期以降に発達する。しかしその萌芽は、幼児期前期から見られる。本論では、保育所1・2歳児クラスの参加観察から、どのように気持ちを治める経験を積み重ね、どのような意味があるかを明らかにしようとしたものである。見て体験を共有すること、感情を行動で表現すること、気持ちを持続させあきらめずに待つこと、主張に気づいてもらい応答があること、関係の変容を作り出すことなど、多様な経験で気持ちを治めていることが明らかになった。これらは、一方向のも...
1・2歳児における親密さの萌芽
日本乳幼児教育学会第21回大会   2011年12月   
保育所1歳児クラスにおける参加観察事例から、言葉でのコミュニケ―ションの習得過程にある1~2歳児における探索行動のどのような場面で親密さの萌芽が認められるのか、そこで子どもたちはどのような経験をしているのかを明らかにした。子どもの親しみの表現は様々であり、探索行動がその契機ともなっている。それらは、子どもに他児への親密さにつながる肯定的な印象や他者との共存をもたらす経験である。他児との良好な関係の形成は、人間関係を構築の基礎である。
探索行動・いたずらと保育(Ⅱ)ー1~2歳児の「叩く」ことの意味ー
日本保育学会第64回大会   2011年5月   
保育所1歳児クラスにおける参加観察による事例を資料とし、探索行動に見られる「叩く」行動を取り上げ、社会性との繋がりを視野に入れ、その意味を明らかにした。「叩く」ことは、外界探索の手段であり、社会性獲得の機会と捉える必要がある。また叩く行動は、対象に対して思いを込めらた行動であり、コミュニケ―ションの基礎となる。そして叩く行動を友達と共有することで、大人に叱られ労そうな行動でありながら、親和感情につながるWe感覚を獲得する機会ともなっている。このように叩くという行動には、社会性に繋がる意味が...
探索行動・いたずらと保育 (Ⅰ)―1歳児の「見る」ことの意味―
日本保育学会 第63回大会   2010年5月   
歩行開始後の子どもの探索行動について観察した結果、ものへの探索行動だけでなく人への探索行動が散見された。本発表では、保育所1歳児クラスの子どもの「見る」行動に焦点をあて、その経験の意味を明らかにしようとしたものである。言葉の習得過程にある子どもにとって「見る」ことは、言葉で得られない広い情報や情感、他者理解、仲間意識の媒体となっている。情報の収集や模倣する行為のみでなく、むしろ行為に伴う自他の情感と考えられる。見ることは保育者の目にとまりにくい行為であるが、子どもの経験に留意し関心を向ける...
保育実習の実際に関する一考察(2) ―子どもと関わる体験と実習効果―
義永睦子、榎田二三子
日本保育学会 第61回大会   2008年5月   
保育所実習を行うにあたり、保育所でのボランティアを推奨しているが、その多寡と実習の成果との関係を明らかにすることを研究目的とした。結果として、子どもと関わる体験が、「子ども理解」「保育者としての動き」「保育者の仕事理解」などにおいて実習の成果と関連していうことが明らかとなった。(746頁)
保育実習の実際に関する一考察(1) ―保育実習と保育実習Ⅱの比較から―
榎田二三子、義永睦子
日本保育学会 第61回大会   2008年5月   
保育者養成校の中で4年制の占める割合が増加し、学生の資質も変化してきていると推察される。保育所実習という体験的学習が充実する要件を明らかにするために実習前後に学生に質問紙調査を実施した結果、生活管理と大人とのコミュニケーション力に実習の充実度が左右されることが明らかとなった。(745頁)
子どもと生きる力を育む関係づくり
養育力エンパワー研究会(大戸美也子、江波諄子、大西道子、榎田二三子、義永睦子)大友栄子、伊志嶺美津子
日本保育学会 第61回大会   2008年5月   
近年支援者指導型の子育て支援では不十分であることが指摘され、親の主体性を引き出す支援が必要であるといわれている。本シンポジウムでは、大学の子育て支援センター、幼稚園、カナダの親支援プログラム実践者の話題提供から親参加型の子育て支援の検討を行った。(120頁)
子どもと生きる力を育む環境づくり-幼稚園・保育所の保護者を対象とする参加型実践-
大戸美也子、榎田二三子、友定啓子、鈴木真広
日本保育学会第59回大会   2006年5月   
家庭の養育力の低下が言われ、子育て支援は量的に充実する方向へ向かっているが、養育力とはいったいどのような内容であるのか、それに必要な支援はどのような形であるのか十分に論議されていてない。本シンポジウムでは、榎田が調査から明らかになった保護者意識としての養育力の実態を報告し、友定と鈴木が幼稚園と保育所における親参加型支援の実際の報告を行い、子育て支援についての問題提起を行った。(P22~P23)
乳幼児の発達保障と幼保問題(その2)
強矢秀夫、佐藤洋子、野島康子、榎田二三子
日本保育学会第58回大会   2005年5月   
日本保育学会課題研究として採択された「乳幼児の発達保障と幼保問題-狭山市・日野市における幼・保意識調査を手がかりに-」の続報である。保育者と保護者に調査を実施し、子育て支援についての考えの違いを報告した。調査の結果、子育てで重視する内容、子育て支援で要望する内容、幼保一体施設への要望、子育ての悩み、保護者の子育て感に関する項目において、幼稚園と保育所、保護者と保育者などで意識にずれがあることがわかった。
母親の親役割受容と主体的生き方
日本保育学会第57回大会   2004年5月   
子育て中の母親の主体的生き方が可能になるような支援の必要性が、明らかになっている。本発表は、親役割の受容意識と母親が主体的に生きにくい状況の明確化を目的とした。子育てにおいては、子どもという主体の側に立つ(脱当体主体性)の生活を主体的に生きるという複雑さがあることがわかった。この脱当体主体性を取らなくてはならない苦痛が、母親達の悩みとなっている。このような子育て期を主体的に生きるには、自由発送と主体選択(意思決定)を行うことができるプロセスが求められる。
子育て支援の利用とニーズの実態-家庭で子どもを育てる母親の場合-
諏訪きぬ
日本保育学会第55回大会   2002年5月   
子育て中の母親の子育て支援に関する実態調査を所属グループの有無により検討した。所属グループの有無により情報の入手方法に相違が認められること、子育て環境の改善など環境的支援へのニーズが両群共に高いが、なし群では新しい情報や友人を得るための場や情報を求めていることが明らかになった。母親の悩みは子育てに限定されない育児期ストレスと考えられ、地域に専門家の存在が必要であると考えられる。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
保育科学生の育児イメージを育てる試み(2) -質問紙形式によるシミュレーションのもたらす教育効果について-
高橋洋子、小宮山雅代、入江礼子、榎田二三子
日本保育学会第52回大会   1999年5月   
保育科学生を対象に、自分が妊娠中でありこれから子育てを始めるというシミュレーションを質問紙に答える形式をとりながら実施。その結果、想像して書くことを楽しんだり、子育てについて考え、その大変さを知ったり、親になることをあらためて考えたりしており、妊娠中であるというシミュレーションは有効であり、学生が保育者としての未熟さを認識する機会にもなった。
保育科学生の育児イメージを育てる試み(1)-子育ての具体的行動場面での保育科学生の育児イメージの現状と課題-
高橋洋代、小宮山雅代、入江礼子、榎田二三子
日本保育学会第52回大会   1999年5月   
これから親になる保育科学生の育児に対するイメージを乳児との相互交渉という観点から調査分析した。調査の結果、具体的な保育行動場面において、乳児とやりとりをしようとする相互関係性や他者を理解しようとする視点が乏しいことがわかった。また、育児イメージの乏しい学生は、自分の乳児への対応について自信が無く、乳児の状態に対する不安や心配をもつ傾向の強いこともわかった。
『教職への志向』の問題点
日本保育学会第52回大会   1999年5月   
幼稚園教諭になりたいという希望をもち、免許を取得して就職しても、数年の後にその気持ちが失われたり、挫折してしまう教員がいる。教員として幼児教育に貢献しようという志をもち成長し続けるには、幼稚園内外での研修システムの設定や自己研修態度の育成が必要であることを提言した。
開かれた子育てⅡ-公民館講座から自主グループへ-
日本保育学会第51回大会   1998年5月   
開かれた子育てを可能にするためには、母子が地域社会へ出掛けるだけでなく、母親自身が自主的に活動し始め自分自身を開くことが重要である。公民館講座から生まれた自主グループは、母親にとって次のような意味を持つ。①受容される機会 ②所属感の持てる機会 ③学びの機会 ④援助者のいる機会 このような活動に参加することで、母親自身が成長し育児不安も軽減されることを示唆した。
母子分離体験における子どもの意思表明
日本保育学会第50回大会   1997年5月   
「一時保育」は、子どもにとっては親側の都合で生じる受動的状況であり、保育の場との関係が成立していない状況である。新しい場に慣れるという過程を子どもの意思表明から分析すると、快の状況を作ろうとする意思表明、転換となる意思表明、自ら保育室を選択する意思表明がみられ、快の状況を作り出す主体となっていく過程であることがわかる。
きょうだい 下の子が育つとき-競争心という視点の転換 その1-
日本保育学会第49回大会   1996年5月   
下の子は、きょうだいへのあこがれから大きくなりたいと思い、がんばる自分やがんばりきれずに崩れてしまう自分に出会う。その過程を大人に支えられながら乗り越えることで、自信を持ち新たな自分を作り出していく。このような気持ちをきょうだいへの競争心としてとらえるのではなく、「自分を育てる意思の芽生え」としてとらえる視点を提示している。
開かれた子育て-自主保育活動等を通して-
日本保育学会第47回大会   1994年5月   
育児不安や育児苦痛感を軽減し、小さな楽しみを見つけつつ子育てができることを目指し「開かれた子育て」というキーワードを通して考察した。子育て中の母親の具体的な声を分析し、母親の自己が揺れる状況、子どもと過す時間を能動的時間ととらえられない状況、人間的・空間的広がりのない生活を明らかにした。開かれた子育てをするためには、母親自身の努力と他者を受けとめる柔軟さが必要であることを提言している。

Works

 
日常の経験を通して子どもに伝わるもの
その他   2008年4月
人生において困難に直面すると、気持ちをコントロールし、解決策を見出そうと情報を集め、模索しながら行動する。子どもは日常生活の中で、泣いている時に大人に励まされて落ち着き、何が嫌なのか聞いてもらうなど、同様の経験をして育つ。小さいからといって大人が手伝ってしまうのではなく、大人に見守られつつ、子どもが自分で判断し、行動する経験が、ものごとのへの見通しをもつことや、やってみようという意欲、そして自信へとつながる。
友だちとのいざこざ
その他   2006年8月
自分の思いをまだ言葉で伝えきれない時期の子どもたちも、次第に周囲の状況が把握できるようになる。その過程ではものの取り合いも多発するが、友達と一緒に過ごすことも好むようになる、そして年長児にあこがれを持ち、年長児や大人と遊ぶことを通して、人との関わり方を習得していくという成長過程をを示唆した。
子どもと離れて暮らす時
その他   2006年6月
幼い子どもを育てていると、時には離れて過ごしたいと思うこともあるが、実際に流産などで子どもと離れる生活を余儀なくされると心配が生じて来る。子どもが母親のいない間を楽しそうに過ごしていても、子どもなりに頑張っている姿であり、子どもや家族との繋がりを作る方法を新たに考え関係を維持していくことが必要である。そして家族がまた一緒に生活できるようになったときには、子どもの甘えを受け止め関係を新たに作っていくよう教示した。
優しいお母さん?イライラお母さん?ー変えたいことを一つ考えてみるー
その他   2006年6月
子育ては、365日子どもと一緒の生活を求められる。悩みがあったり、忙しかったりすれば、イライラすることもつのり、つい怒りやすくなる。専業主婦の場合は、1日中子どもから離れられなく、親が一人になってゆっくりものを考えることもできない。そのような時に、どうしたいのか、何を変えたいのか、まず一つ考え、やってみるとよい。喜怒哀楽を伴うのが人生であり、治めたり続けたりする大人の姿を見て、子どもは育つことを示唆した。
子育てに悩むとき
その他   2006年4月
どのようなこどもでも、どのような年齢でも、子育てに悩みはつきものである。悩むと親は自分の子育てが間違っていたのではないかと自分を責めたくなるが、過去に原因を探すのではなく、これから意味あることにしていくことが重要である。よくわからないことが度々あるのが子育てである。子どもの気持ちがわからないときにも、子どもの行為から感じ取ろうとする姿勢が親に求められることを示唆した。

社会貢献活動

 
埼玉県所沢市小手指公民館赤ちゃん広場講師及びコーディネーター
【】  1998年4月 - 1998年5月
埼玉県教育局生涯学習課埼玉県子育てアドバイザー
【】  1999年3月 - 現在
埼玉県所沢市小手指公民館赤ちゃん広場講師及びコーディネーター
【】  1999年4月 - 1999年5月
埼玉県所沢市小手指公民館赤ちゃん広場講師及びコーディネーター
【】  2000年5月 - 2000年6月
埼玉県所沢市小手指公民館運営審議会委員
【】  2000年5月 - 2006年3月
婦人之友社乳幼児グループ育児相談員
【】  2001年2月 - 現在
総務省行政相談委員
【】  2001年4月 - 2005年3月
埼玉県所沢市小手指公民館赤ちゃん広場講師及びコーディネーター
【】  2001年5月 - 2001年6月
埼玉県入間地区公民館研究会研究委員
【】  2002年4月 - 2007年3月
FM西東京教養講座「ちょっとお耳を」木曜日担当講師
【】  2004年2月 - 2004年3月
西東京市子ども読書活動推進計画策定委員
【】  2005年8月 - 2006年3月
武蔵野大学生涯学習センターオムニバス講座 講師
【】  2008年1月
東京都武蔵野市立関前南小学校開かれた学校づくり協議会委員
【】  2009年4月 - 現在
西東京市柳橋保育園保育士研修会 講師
【】  2010年1月 - 現在
武蔵野大学社会連携センター 生涯学習講座 講師
【】  2010年2月 - 2010年3月
西東京市保育所保育士研修会 講師
【】  2010年7月 - 2010年11月
武蔵野大学社会連携センター 豊洲文化センター共催講演会 講師
【】  2010年12月
所沢市公民館保育・子育てサロン保育士・保育スタッフ研修会 講師
【】  2011年2月
社会福祉法人 至誠学舎東京 柳橋保育園、しもほうや保育園保育士研修会 講師
【】  2011年4月 - 現在
社会福祉法人 あすはの会 子育て・子どもの育ち研修会 講師
【】  2011年10月
済生会中央病院 附属乳児院 保育士研修会講師
【】  2012年10月
所沢市小手指まちつくりセンター 子育て講座講師
【】  2012年10月
埼玉県所沢市小手指まちづくりセンター 子育て学級講師
【】  2013年9月 - 2013年10月
埼玉県所沢市小手指まちづくりセンター 子育て学級 講師
【】  2014年6月
東京都青梅市家庭教育講演会 講師
【】  2014年12月
千葉県浦安市日ノ出公民館 子育て講座 講師
【】  2015年2月
浦安市日の出公民館乳幼児家庭教育講座 講師
【】  2015年12月
西東京市しもほうや保育園 保育士研修会 講師
【】  2016年5月 - 2016年7月
西東京市谷戸公民館 子育て講座 講師
【】  2016年10月 - 2016年11月
浦安市日の出公民館 子育て講座講師
【】  2016年12月
〝遊び〟の様子を話してみよう!
【】  所沢市ひまわり幼稚園  2017年1月
「〝遊び〟の様子を話してみよう!」というテーマで、幼稚園教諭が各クラスの遊びの様子を紹介し、そこから子どもの発達を支援する方法、環境設定についてなどについて話し合った。講師として子どもを理解する方法やとらえる視点、子どもの総合的な発達を捉えられるようアドバイスをした。