本論文は,追手門学院大学で 2015 年度から導入する授業支援システムについて説明したものである. 本システムの特徴は,授業の資料配付や課題,教員からの連絡を時系列に表示するタイムライン機能, スマートフォンやタブレットでの利用を前提としたインターフェイス,紙媒体の資料やコミュニケーションシートの OCR 連携機能である.これらの特徴によって,デスクトップ PC だけではなく種々 のデバイスで簡便に資料の閲覧,課題の提出,アンケートへの回答などができるようになり,講義形式の授業においても利用可能なシステムになることが期待される.