2008年 - 2010年
自然の資本化に関する現象学的研究-「持続可能な開発」の倫理に向けて
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
研究課題では、現象学の手法を用いて持続可能な開発の倫理のための基盤を形成することを目的としている。そのために本研究課題では、持続可能性という概念の意味を明らかにすることに取り組んだ。ことに、経済学における持続可能性に関する論争をたどることによって、新古典派の理論を土台にした持続可能性の理解の限界と、サブシステンスな意味での経済のあり方がオルタナティブな持続可能性概念の基盤として考えられることを明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 20520015
- 体系的課題番号 : JP20520015