2014年4月 - 2017年3月
核輸送を介した転写因子およびエピジェネティック因子の制御と標的治療への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
次の3つのテーマについて研究を行い、核輸送機構の解明に貢献した。(1)転写因子Oct3/4とインポーチンαの複合体構造の予測を行った、(2)核局在化シグナル (NLS) の動的構造に関する網羅的解析を行った、(3)積み荷蛋白質が輸送蛋白質インポーチンαからリリースされる機構を解明した。
また、エピジェネティック因子EZH2の2カ所のNLSを特定し、その核内輸送機構を推察した。さらに、EZH2を含むPRC2複合体の形成を阻害する化合物を設計・開発し、リンパ腫などに対する標的治療の可能性を探索した。
また、エピジェネティック因子EZH2の2カ所のNLSを特定し、その核内輸送機構を推察した。さらに、EZH2を含むPRC2複合体の形成を阻害する化合物を設計・開発し、リンパ腫などに対する標的治療の可能性を探索した。
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- ID情報
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- 課題番号 : 26280108
- 体系的課題番号 : JP26280108