2010年 - 2012年
誘導共鳴ラマン散乱を利用した面発光型有機レーザーの研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
DBR 共振器やフォトニック結晶を組み込んだ面発光型有機レーザーを作製し、色素ドープポリマーやπ共役系ポリマー薄膜が示す誘導共鳴ラマン散乱を共振器モードにカップリングさせることにより、光励起下において高利得のラマンレーザー発振を実現した。また、電流励起有機レーザーへの展開を目的として、液晶性π共役ポリマーを用いてアンビポーラ特性を有する電界効果型発光トランジスタを作製し、交流ゲート電圧駆動下において、電界発光を得ることに成功した。
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- 課題番号 : 22550163
- 体系的課題番号 : JP22550163