基本情報

所属
国立研究開発法人情報通信研究機構 電磁波研究所 主任研究員
学位
京都大学博士(情報学)(京都大学)

J-GLOBAL ID
200901092158669510

ウィンドプロファイラ(Wind Profiler Radar:WPR)は、大気乱流等により発生する電波散乱エコーを受信することで、風速の高度分布を計測します。WPRは、大気の力学過程解明等を目指した学術研究のみならず、気象状況の把握と予報を行う気象機関にも利用されています。大気科学と気象業務の発展に貢献することを目的とした、以下の研究開発課題に取り組んでいます。

・ WPRの技術開発
WPRの観測分解能と測定データ品質を向上させることで風速・大気乱流の計測にブレークスルーをもたらす、WPRの技術開発に取り組んでいます。観測分解能を向上するレーダーイメージング技術や測定データ品質を向上させるアダプティブクラッタ抑圧技術の開発・評価・実装を行うことで、WPRの観測性能向上を達成します。
WPRの技術開発を行うプラットフォームとして、デジタル受信機を開発しました。汎用のソフトウェア無線用データ収集機とワークステーションで構成されたデジタル受信機は、既設のWPRに容易に付加できるのみならず、リアルタイムデータ処理を容易に開発・実装できる特長があります。デジタル受信機の特長を生かした、新たなWPR用信号処理手法の開発にも取り組んでいます。

・ マルチセンサ観測による大気現象の解明
風速・大気乱流を計測するWPRと雲・雨等を計測するセンサを併用することで、風速・大気乱流・雲・降水を同時に観測できます。WPRは、雲内における鉛直方向の風速(鉛直流)を計測できる、他センサにはない特長を有しています。WPRを含むマルチセンサを用いた乱流・雲・降水の観測技術を開発するとともに、乱流・雲・降水の相互作用解明を目指しています。

学歴

  4

論文

  46

MISC

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  17