論文

査読有り
2020年4月

抽出方法が分権的調査手法により得られる意見集約結果に及ぼす影響

土木学会論文集D3(土木計画学)
  • 青木 駿太
  • ,
  • 尾崎 拍夢
  • ,
  • 織田澤 利守
  • ,
  • 喜多 秀行

75
6
開始ページ
I_57
終了ページ
I_68
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2208/jscejipm.75.6_I_57
出版者・発行元
公益社団法人 土木学会

<p><tt>地域公共交通計画の策定では,意見表明者が対象地域の実情について十分かつ正確な認識に基づき意見を表明する必要がある.それを実現するために,「対象地域の全住民の生活状況を何人かごとに分割し,意見表明者全員に分配する」手法が存在するが,先行研究ではそこで提供される情報や表明される意見の収集は全数調査で行うことが前提であった.本研究ではそれを標本調査で行った場合でもこの手法が適用可能かをモデル分析及び数値分析で確かめた.その結果,情報を標本調査で収集する場合には,意見表明者に提供される情報の総数が全数調査のときと同じであるならばこの手法が適用可能であることが明らかとなった.また意見を標本調査により収集する場合には,意見表明者に含まれる対象地域の住民の割合をよ</tt><tt>り高くする必要があることが明らかとなった. </tt></p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejipm.75.6_I_57
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007829531
ID情報
  • DOI : 10.2208/jscejipm.75.6_I_57
  • CiNii Articles ID : 130007829531

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