2021年
応用一般均衡モデルを利用した貨物輸送の時間短縮価値の推計
土木学会論文集D3(土木計画学)
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- 巻
- 76
- 号
- 5
- 開始ページ
- I_507
- 終了ページ
- I_514
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejipm.76.5_I_507
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
<p>道路整備等の事業を評価する上で重要な指標が,事業による時間短縮の価値である.これまでの推計手法は時間短縮に伴い生じる資源節約等の経済現象の一部を捉えたものであった.本研究の問題意識は,道路整備等による貨物輸送の時間短縮の価値は,その道路整備等が経済状況に与えた影響を考慮し決められるべきであるという点と,経済状況が大規模災害により変化した場合には時間短縮の価値も変わるという点である.そこで本研究では道路整備が経済状況に与える影響を評価するため空間応用一般均衡モデルを利用し,貨物輸送の時間短縮価値を推計する手法を提案する.またモデル上で東日本大震災の経済状況を再現するようパラメータおよび外生変数の設定を行い,災害時の貨物輸送の時間短縮の価値を推計した.</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejipm.76.5_I_507
- CiNii Articles ID : 130008027983