2015年 - 2019年3月
内視鏡を用いた唾液誤嚥の評価法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K11444
- 体系的課題番号
- JP15K11444
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 産学連携による資金
本研究では,嚥下内視鏡を用いて非侵襲的に唾液誤嚥を評価する方法を開発し,新たに開発した唾液誤嚥の評価方法とこれまでの評価方法との結果を比較すること,および今回開発した唾液誤嚥の評価結果と肺炎発症との関連を検討することを目的とした.
対象は嚥下障害例122例とし,これまでの方法で評価した唾液誤嚥と開発した唾液誤嚥のPAS scoreを比較した結果,唾液を着色していないときと比べて,着色した方がPAS scoreが高値を示し,着色時の方が微小な誤嚥も評価できることが明らかとなった.非肺炎群と比べて肺炎群の方が染色した唾液PAS scoreは大きな値を示したものの,有意な差は認められなかった.
対象は嚥下障害例122例とし,これまでの方法で評価した唾液誤嚥と開発した唾液誤嚥のPAS scoreを比較した結果,唾液を着色していないときと比べて,着色した方がPAS scoreが高値を示し,着色時の方が微小な誤嚥も評価できることが明らかとなった.非肺炎群と比べて肺炎群の方が染色した唾液PAS scoreは大きな値を示したものの,有意な差は認められなかった.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K11444
- 体系的課題番号 : JP15K11444