共同研究・競争的資金等の研究課題

2008年 - 2010年

分子カプセルを利用した超分子構造体の作成と機能開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
20550185
体系的課題番号
JP20550185
配分額
(総額)
5,070,000円
(直接経費)
3,900,000円
(間接経費)
1,170,000円

両親媒性の環状化合物を合成し、その凝集状態に及ぼす分子構造の影響とその化合物を用いた分子カプセルの形成について検討した。その結果、分子中のアルキル鎖の長さを変えることで親水性と疏水性のバランスが変化し凝集状態が変化すること、および、分子カプセル形成には最適のアルキル鎖の長さがあることを解明した。さらに、液晶状態を利用して分子カプセルを規則的に配列させる方法について検討した結果、液晶分子と汎用の高分子を溶液中で混合した後溶媒を除去することで液晶構造を固定化することが可能となり、分子カプセルに液晶性をもたせることで分子カプセルの規則的な配列を制御できることを見出した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-20550185/20550185seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20550185
ID情報
  • 課題番号 : 20550185
  • 体系的課題番号 : JP20550185