藤田 大誠

J-GLOBALへ         更新日: 18/12/30 23:08
 
アバター
研究者氏名
藤田 大誠
 
フヂタ ヒロマサ
URL
https://www.kokugakuin.ac.jp/account/91591
所属
國學院大學
部署
人間開発学部健康体育学科
職名
教授
学位
博士(神道学)(國學院大學)
その他の所属
國學院大學 研究開発推進機構國學院大學 神道文化学部神道文化学科

研究分野

 
 
  • 哲学 / 宗教学 / 近代神道史、日本近代宗教史
  • 哲学 / 思想史 / 近代神道史、国学
  • 史学 / 日本史 / 日本近代史
  • 教育学 / 教育学 / 日本教育史、伝統文化教育
  • 健康・スポーツ科学 / 身体教育学 / 体育・スポーツ史、武道史
  • 法学 / 基礎法学 / 日本法制史、皇室制度

経歴

 
2018年4月
   
 
國學院大學 神道文化学部神道文化学科 教授(兼担)
 
2017年4月
   
 
國學院大學 人間開発学部健康体育学科 教授
 
2017年4月
   
 
國學院大學 研究開発推進機構(研究開発推進センター、古事記学センター) 教授(兼担)
 
2008年4月
   
 
一般財団法人大阪国学院 通信教育部 講師
 
2009年4月
 - 
2017年3月
國學院大學 人間開発学部健康体育学科 准教授
 
2009年4月
 - 
2017年3月
國學院大學 研究開発推進機構(研究開発推進センター) 准教授(兼担)
 
2011年4月
 - 
2016年3月
國學院大學 北海道短期大学部 兼任講師
 
2011年5月
 - 
2012年3月
武蔵野美術大学 特別講師(博士論文副査)
 
2009年1月
 - 
2010年12月
神社本庁総合研究所 嘱託研究員
 
2008年4月
 - 
2009年3月
國學院大學研究開発推進機構(研究開発推進センター) 助教(兼担)
 
2007年4月
 - 
2009年3月
國學院大學研究開発推進機構(校史・学術資産研究センター、伝統文化リサーチセンター) 助教(兼担)
 
2007年4月
 - 
2009年3月
國學院大學 文学部史学科  助教(兼担)
 
2002年4月
 - 
2008年3月
神社新報社 嘱託記者
 
2006年7月
 - 
2007年3月
國學院大學 21世紀研究教育計画ポスドク研究員
 
2005年4月
 - 
2007年3月
國學院大學日本文化研究所 兼任講師
 
2002年11月
 - 
2005年3月
國學院大學 21世紀COE研究員
 

学歴

 
2008年4月
 - 
2009年3月
國學院大學大学院 文学研究科 神道学専攻博士課程後期修了
 
2000年4月
 - 
2004年3月
國學院大學大学院 文学研究科 神道学専攻博士課程後期単位取得満期退学
 
1997年4月
 - 
1999年3月
國學院大學大学院 文学研究科 神道学専攻博士課程前期
 
1993年4月
 - 
1997年3月
國學院大學 法学部 法律学科
 
1990年4月
 - 
1993年3月
皇學館高等学校  
 

委員歴

 
2016年9月
 - 
現在
日本宗教学会  評議員
 
2014年4月
 - 
現在
株式会社神社新報社  論説委員
 
2013年7月
 - 
現在
神社本庁  教学委員
 
2009年11月
 - 
2017年3月
國學院大學人間開発学会  幹事
 
2000年5月
 - 
2017年3月
神道宗教学会  幹事
 
2011年6月
 - 
2012年6月
日本近代仏教史研究会  評議員・運営委員
 

受賞

 
2008年12月
神道宗教学会 平成20年度神道宗教学会賞
 
2018年10月
國學院大學人間開発学会 平成29年度國學院大學人間開発学会研究奨励賞
 

書籍等出版物

 
『復刻 通俗講義登極令大要』
賀茂百樹著・藤田大誠監修 (担当:監修, 範囲:監修の辞)
神社新報社   2018年11月   
 賀茂百樹著『通俗講義登極令大要』(大橋朗、大正元年、再版本:会通社、大正二年)の再版本を底本として作成した復刻版。監修者として関与した。
『史学会シンポジウム叢書 戦後史のなかの「国家神道」』
山口輝臣編 (担当:分担執筆, 範囲:1章「「国家神道」概念の近現代史」、附録(作成・監修))
山川出版社   2018年10月   
山口 輝臣
山川出版社   2018年10月   ISBN:4634523671
『平成二十七~二十九年度日本学術振興会科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究課題/領域番号:一五K〇二〇六〇、研究代表者 藤田大誠)研究成果報告書』
藤田大誠編著 (担当:編者)
藤田大誠 國學院大學たまプラーザキャンパス3号館3階3308研究室   2018年3月   
『大阪国学院史―創立百三十五年・通信教育部開設四十年―』
藤田大誠
一般財団法人大阪国学院   2017年6月   
加瀬 直弥, 岡田 莊司, 嵯峨井 建, 藤田 大誠, 阪本 是丸 (担当:共著)
神社新報社   2016年8月   ISBN:4908128081
『近世日本の歴史叙述と対外意識』
井上泰至編 (担当:分担執筆, 範囲:「近世の考証的学問から近代国学へ」)
勉誠出版   2016年7月   
『神社新報創刊七十周年記念出版 戦後神道界の群像』
監修者:阪本是丸、櫻井治男、佐野和史、竹本佳德、牟禮仁、前田孝和、大中陽輔 編集委員:齊藤智朗、藤田大誠、藤本頼生 編集担当:神保郁夫、伊東裕介 (担当:共編者, 範囲:「葦津珍彦」、「筑波藤麿」、「松平永芳」、「稲村眞里」、「植木直一郎」、「岩橋小彌太」、「松永材」、「岸本芳雄」、「島田春雄」、「藤井貞文」、「筧克彦」、「角南隆」、「井上孚麿」、「三潴信吾」、「影山正治」。「座談会 『戦後神道界の群像』発行に際して」。)
神社新報社   2016年7月   
『鎮守の杜ブックレット1 神仏関係考―古代・中世・近世・近現代―』
加瀬直弥・岡田莊司・嵯峨井建・藤田大誠・阪本是丸 (担当:共著, 範囲:「神仏分離の虚像と実像」)
神社新報社   2016年7月   
加瀬 直弥, 岡田 荘司, 嵯峨井 建, 藤田 大誠, 阪本 是丸
神社新報社   2016年7月   ISBN:9784908128080
神社新報社   2016年7月   ISBN:490812809X
勉誠出版   2016年6月   ISBN:4585221522
『昭和前期における神道と社会』
國學院大學研究開発推進センター編(阪本是丸責任編集) (担当:分担執筆, 範囲:「葦津珍彦小論―昭和初期における一神道青年の軌跡―」)
弘文堂   2016年2月   
『平成27年度國學院大學人間開発学部学部共同研究 「アカデミック・リーディング」「アカデミック・ライティング」に向けての国語力育成方略の研究 研究成果報告書』(研究代表者:成田信子)
成田信子編 (担当:分担執筆, 範囲:Ⅰ-1「アカデミック・リーディングの取り組み状況と國學院大學人間開発学部の課題」)
國學院大學人間開発学部   2016年2月   
昭和前期における神道と社会
國學院大學研究開発推進センター編(阪本是丸責任編集) (担当:共著, 範囲:「葦津珍彦小論―昭和初期における一神道青年の軌跡―」)
弘文堂   2016年2月   
弘文堂   2016年2月   ISBN:4335160828
『平成26年度國學院大學人間開発学部学部共同研究 国語力育成に関する基礎的研究 研究成果報告書』(研究代表者:成田信子)
成田信子編 (担当:分担執筆, 範囲:「Ⅲ 大学生の国語力育成プラン」 「Ⅲ-1-1 國學院大學の特性を活かした国語力育成」)
國學院大學人間開発学部   2015年2月   
『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換―』
藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編 (担当:共編者, 範囲:序章「近代神社の造営をめぐる人々とその学知―本書の目的と概要―」 第3章「帝都東京における「外苑」の創出―宮城・明治神宮・靖國神社における新たな「公共空間」の形成―」 「あとがき」)
鹿島出版会   2015年2月   
鹿島出版会   2015年2月   ISBN:4306073106
藤田 大誠, 青井 哲人, 畔上 直樹, 今泉 宜子 (担当:共著, 範囲:序説「近代神社の造営をめぐる人々とその学知―本書の目的と概要―」、第三章「帝都東京における「外苑」の創出―宮城・靖國神社・明治神宮における新たな「公共空間」の形成―」)
鹿島出版会   2015年2月   ISBN:9784306073104
勉誠出版   2014年11月   ISBN:4585220992
『近代学問の起源と編成』
井田太郎・藤巻和宏編 (担当:分担執筆, 範囲:「近代国学と人文諸学の形成」)
勉誠出版   2014年11月   
『平成23年度~平成25年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書 研究課題番号:23520079 近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―』
小島伸之編著 (担当:分担執筆, 範囲:「6.「国家神道」はいかに論じられるべきか―島薗進著『国家神道と日本人』を読む―」)
小島伸之(研究代表者 上越教育大学人文・社会教育学系准教授)   2014年3月   
石井 研士
雄山閣   2013年3月   ISBN:4639022611
『招魂と慰霊の系譜―「靖國」の思想を問う―』
國學院大學研究開発推進センター編 (担当:分担執筆, 範囲:「靖國神社境内整備の変遷と「国家神道」―帝都東京における慰霊の「公共空間」の理想と現実―」)
錦正社   2013年3月   
國學院大學研究開発推進センター編『招魂と慰霊の系譜―「靖國」の思想を問う―』
藤田 大誠 (担当:共著, 範囲:「靖國神社境内整備の変遷と「国家神道」―帝都東京における慰霊の「公共空間」の理想と現実―」)
錦正社   2013年3月   
錦正社   2013年3月   ISBN:4764602962
『平成22~24年度 科学研究費補助金(基盤研究(C))帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)研究成果報告書』
藤田大誠編著 (担当:編者, 範囲:序文、研究の概要、「帝都東京における「外苑」の創出―宮城・靖國神社・明治神宮と「公共空間」―」、「帝都東京における神社境内と神職に関する覚書」。)
國學院大學たまプラーザキャンパス3号館3階3308研究室   2013年2月   
『渋谷学叢書第3巻 渋谷の神々』
國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・石井研士編著 (担当:分担執筆, 範囲:第一章「神社から見た渋谷」)
雄山閣   2013年2月   
『明治時代史大辞典 3 に~わ』
宮地正人・佐藤能丸・櫻井良樹編 (担当:分担執筆, 範囲:「八神殿」「八田知紀」「林甕臣」「松野勇雄」「靖国神社」「遊就館」「洋々社」「洋々社談」「渡辺重石丸」)
吉川弘文館   2013年2月   
藤田 大誠 (担当:共著, 範囲:序文、研究の概要、「帝都東京における「外苑」の創出―宮城・靖國神社・明治神宮と「公共空間」―」、「帝都東京における神社境内と神職に関する覚書」)
藤田大誠   2013年2月   
吉川弘文館   2013年1月   ISBN:4642014632
國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・石井研士編著『渋谷学叢書3 渋谷の神々』
藤田 大誠 (担当:共著, 範囲:「神社から見た渋谷」)
雄山閣   2013年1月   
新人物往来社   2012年9月   ISBN:4404042515
『明治時代史大辞典 2 さ~な』
宮地正人・佐藤能丸・櫻井良樹編 (担当:分担執筆, 範囲:「佐々木弘綱」「佐藤誠実」「社寺領上地」「招魂社」「如蘭社」「神官・神職」「神祇官復興運動」「神仏分離令」「関根正直」)
吉川弘文館   2012年7月   
『神社新報ブックス16 次代へつなぐ葦津珍彦の精神と思想―生誕百年・歿後二十年を記念して―』
神社新報社編 (担当:分担執筆, 範囲:「葦津珍彦の「祈る心」」、「座談会「葦津珍彦とその時代」(抄)」)
神社新報社   2012年7月   
吉川弘文館   2012年7月   ISBN:4642014624
吉川弘文館   2011年11月   ISBN:4642014616
『明治時代史大辞典 1 あ~こ』
宮地正人・佐藤能丸・櫻井良樹編 (担当:分担執筆, 範囲:「飯田武郷」「井上頼囶」「慰霊」「大八洲学会」「岡本保孝」「木村正辞」「久保季茲」「皇学」「好古社」「皇典講究所」「古器旧物保存方」「小杉榲邨」「小中村清矩」「近藤芳樹」)
吉川弘文館   2011年11月   
『國學院の学術資産に見るモノと心』
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクト(研究代表者 武田秀章) (担当:分担執筆, 範囲:「Ⅲ 皇典講究所・國學院の出版活動に見る研究発信」)
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクト(研究代表者 武田秀章)   2011年2月   
『日本の伝統文化教育の可能性―人間開発学の基盤構築に向けて―』
國學院大學人間開発学部FD推進委員会編 (担当:分担執筆, 範囲:発題③「國學院大學における伝統文化教育の意義と展望」)
國學院大學人間開発学部   2011年2月   
國學院大學人間開発学部FDリブレット 2(平成22年度)『日本の伝統文化教育の可能性―人間開発学の基盤構築に向けて―』(「國學院大學における伝統文化教育の意義と展望」)
國學院大學人間開発学部   2011年2月   
平成23年
由谷 裕哉、時枝 務 編著 (担当:共著, 範囲:第5章「近代国学と郷土史」)
角川学芸出版, 角川グループパブリッシング (発売)   2010年4月   ISBN:9784046536020
『郷土史と近代日本』
由谷裕哉・時枝務編著 (担当:分担執筆, 範囲:第5章「近代国学と郷土史」)
角川学芸出版   2010年3月   
角川学芸出版   2010年3月   ISBN:4046536020
『霊魂・慰霊・顕彰―死者への記憶装置―』
國學院大學研究開発推進センター編 (担当:分担執筆, 範囲:付論「戦死者の霊魂をめぐる慰霊・追悼・顕彰と神仏両式―明治前期における招魂祭の展開を中心に―」)
錦正社   2010年3月   
國學院大學研究開発推進センター
錦正社   2010年3月   ISBN:4764602849
國學院大學研究開発推進センター編『霊魂・慰霊・顕彰―死者への記憶装置―』(「戦歿者の霊魂をめぐる慰霊・追悼・顕彰と神仏両式―明治前期における招魂祭の展開を中心に―」)
錦正社   2010年2月   ISBN:978-4-7646-0284-7
平成22年
『史料から見た神道―國學院大學の学術資産を中心に―』
國學院大学研究開発推進センター編 (担当:分担執筆, 範囲:「國學院大學の学術資産としての大教宣布関係資料の一面―常世長胤関係資料の解説と『宗源敎大意』の翻刻―」)
弘文堂   2009年3月   
國學院大学研究開発推進センター編『史料から見た神道―國學院大學の学術資産を中心に―』(「國學院大學の学術資産としての大教宣布関係資料の一面―常世長胤関係資料の解説と『宗源敎大意』の翻刻―」)
弘文堂   2009年3月   ISBN:978-4-335-16056
平成21年
弘文堂   2009年3月   ISBN:4335160569
『慰霊と追悼の間―近現代日本の戦死者観をめぐって―』
國學院大學研究開発推進センター編 (担当:分担執筆, 範囲:「日本における慰霊・追悼・顕彰研究の現状と課題」、「国家神道と靖國神社に関する一考察―近代神道における慰霊・追悼・顕彰の意味―」、「近現代日本の慰霊・追悼・顕彰に関する主要研究文献目録」)
錦正社   2008年7月   
『検証神社本庁六十年 先人の足跡―『神社新報』の紙面から―』
神社新報社編 (担当:編者)
神社新報社   2008年7月   
神社新報社   2008年7月   ISBN:4915265137
錦正社   2008年7月   ISBN:4764602822
神社新報社編『検証神社本庁六十年 先人の足跡―『神社新報』の紙面から―』(3分の1程度の項目の解説、「本書の編輯を終へて」)
神社新報社   2008年7月   ISBN:978-4-915265-14-3
平成20年
國學院大學研究開発推進センター編『慰霊と追悼の間―近現代日本の戦死者観をめぐって―』(「日本における慰霊・追悼・顕彰研究の現状と課題」、「国家神道と靖國神社に関する一考察―近代神道における慰霊・追悼・顕彰の意味―」、「近現代日本の慰霊・追悼・顕彰に関する主要研究文献目録」)
錦正社   2008年7月   ISBN:978-4-7646-0282-3
平成20年
『神社と神道がわかるQ&A』
三橋健編 (担当:分担執筆, 範囲:第7章「近現代の神道と諸問題」)
大法輪閣   2008年4月   
大法輪閣   2008年4月   ISBN:480461267X
三橋健編『神社と神道がわかるQ&A』(第七章「近現代の神道と諸問題」)
大法輪閣   2008年4月   ISBN:978-4-8046-1267-6
平成20年
『近代国学の研究』
藤田大誠
弘文堂   2007年12月   
藤田 大誠
弘文堂   2007年12月   ISBN:9784335950360
藤田 大誠
弘文堂   2007年11月   ISBN:4335950365
『近代日本の宗教家101』
井上順孝編 (担当:分担執筆, 範囲:「葦津珍彦」「角田忠行」「渡辺重石丸」)
新書館   2007年4月   
新書館   2007年3月   ISBN:4403250912
井上順孝編『近代日本の宗教家101』(「葦津珍彦」「角田忠行」「渡辺重石丸」)
新書館   2007年3月   ISBN:978-4-403-25091-0
平成19年
葦津 珍彦
神社新報社   2006年11月   ISBN:4915265102
『国家神道再考―祭政一致国家の形成と展開―』
阪本是丸編 (担当:分担執筆, 範囲:論文「国家神道体制成立以降の祭政一致論―神祇特別官衙設置運動をめぐって―」(p355~p409)、国家神道研究会世話人として藤本頼生と「あとがき」を共同執筆)
弘文堂   2006年10月   
 國學院大學日本文化研究所のプロジェクトの一環として、同21世紀COEプログラム、同研究開発推進センター、神社本庁教学研究所所属の研究者が集つた国家神道研究会による共同研究の成果。自身の論文「国家神道体制成立以降の祭政一致論―神祇特別官衙設置運動をめぐって―」では、明治33年の内務省神社局設置を画期とする「国家神道体制」の成立以降、「祭政一致」の実現を期すために遂行された、神道人や議会人などによる「神祇特別官衙設置運動」について、明治末期から昭和15年の神祇院設立までの時期を詳細に跡付けた...
阪本是丸編『国家神道再考―祭政一致国家の形成と展開―』(「国家神道体制成立以降の祭政一致論―神祇特別官衙設置運動をめぐって―」、「あとがき」)
弘文堂   2006年10月   ISBN:4-335-16047-X
平成18年
阪本 是丸, 西岡 和彦, 松本 丘, 中野 裕三, 星野 光樹, 中村 聡, 河村 忠伸, 戸浪 裕之, 齋藤 智朗, 藤本 頼生, 宮本 誉士, 藤田 大誠
弘文堂   2006年9月   ISBN:433516047X
『国士内田良平―その思想と行動―』
内田良平研究会編著 (担当:分担執筆, 範囲:第一章「筑前勤皇党から玄洋社へ-征韓論・第二維新運動と青少年期の内田良平-」)
展転社   2003年1月   
内田良平研究会
展転社   2003年1月   ISBN:4886562256
内田良平研究会編著『国士内田良平―その思想と行動―』(第一章「筑前勤皇党から玄洋社へ―征韓論・第二維新運動と青少年期の内田良平―」)
展転社   2003年1月   ISBN:978-4-88656-229-6
平成15年

論文

 
「近代の偉人祭祀―別格官幣社を中心に―」
藤田大誠
『神社本庁総合研究所紀要』   (第23号) 1-67   2018年6月
 本稿は、第33、34、35回の神社本庁神道教学研究大会において主題とされた「人霊祭祀」に関する議論を踏まへ、「偉人」の霊を「神霊」として神社の御祭神として祀る(祭祀する)こと、即ち「偉人祭祀」の神道教学的意義を考へるため、近代の別格官幣社を中心に再検討することを目的とした。本稿では、「偉人祭祀」の観点から、明治維新以降において付与された新たな社格「別格官幣社」や天皇・皇族の「神霊」を祀る官社など、近代の「人霊祭祀」神社について再考した。なほ本稿は、第35回の研究大会における発題「近代の偉...
藤田大誠
『神社本庁総合研究所紀要』   (第23号) 1-67   2018年6月
 本稿は、第33、34、35回の神社本庁神道教学研究大会において主題とされた「人霊祭祀」に関する議論を踏まへ、「偉人」の霊を「神霊」として神社の御祭神として祀る(祭祀する)こと、即ち「偉人祭祀」の神道教学的意義を考へるため、近代の別格官幣社を中心に再検討することを目的とした。本稿では、「偉人祭祀」の観点から、明治維新以降において付与された新たな社格「別格官幣社」や天皇・皇族の「神霊」を祀る官社など、近代の「人霊祭祀」神社について再考した。なほ本稿は、第35回の研究大会における発題「近代の偉...
「『国体論史』と清原貞雄に関する基礎的考察」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第12号) 1-128   2018年3月
 管見によれば、これまで、『国体論史』を編み、自身も歴史的研究方法(主に思想史・文化史・道徳史的アプローチ)によつて「国体論」や「日本精神論」、さらには「神道史」、「国学史」に関する研究書・啓蒙書を多数物した清原貞雄(明治18年〔1885〕―昭和39年〔1964〕)の人物像や思想的営為については殆ど言及されてをらず、本格的研究は未だ一つも無い。清原貞雄とは一体如何なる人物で、彼が内務省神社局発行『国体論史』編述を任されたことは何を意味するのか、さらには彼の「国体論」や「神道史」などの業績は...
「國學院大學における建学の精神「神道精神」の基礎的考察」
藤田大誠
『國學院大學校史・学術資産研究』   (第10号) 31-86   2018年3月   [査読有り]
 本稿では、平成29年に設立10周年を迎へた研究開発推進機構校史・学術資産研究センターにおける研究蓄積や、その出発点において同センターと並走的に校史・学術資産研究の基盤を築いた文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」(平成19年度~平成23年度)の「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクトにおける研究成果を踏まへつつ(筆者も研究メンバーとして深く関与した)、筆者が長年取り組んできた近代神道史・国学研究と國學院...
藤田大誠
『國學院大學校史・学術資産研究』   (第10号) 31-86   2018年3月   [査読有り]
 本稿では、平成29年に設立10周年を迎へた研究開発推進機構校史・学術資産研究センターにおける研究蓄積や、その出発点において同センターと並走的に校史・学術資産研究の基盤を築いた文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」(平成19年度~平成23年度)の「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクトにおける研究成果を踏まへつつ(筆者も研究メンバーとして深く関与した)、筆者が長年取り組んできた近代神道史・国学研究と國學院...
「明治神宮外苑拡張構想と幻の東京オリンピック」
藤田大誠
『國學院大學人間開発学研究』   (第9号) 47-62   2018年2月   [査読有り]
 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)のオリンピックスタジアムである新国立競技場は、昭和39年(1964)に第18回東京大会で主競技場とされた国立霞ヶ丘競技場の建て替へである。新旧の国立競技場は、第18、32回の両東京五輪でいづれも主競技場とされたが、元来この空間のルーツである明治神宮外苑競技場(大正13年〔1924〕竣功)自体がオリンピックを念頭に置いて造られた施設であり、昭和15年に第12回大会として開催されるはずであつた「幻の東京オリンピック」でも一旦は主競技場と位置付けら...
「靖國神社の祭神合祀に関する一考察―人霊祭祀の展開と「賊軍」合祀問題を軸として―」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第11号) 1-90   2017年3月
 平成28年秋、亀井静香元金融担当相(衆議院議員)や石原慎太郎元東京都知事(作家)を中心として、保守・革新を問はない超党派の政界関係者、財界関係者、宗教者などによつて、幕末維新期に「賊軍」とされた方々の靖國神社合祀を求める申し入れがなされた。本稿では、このアクチュアルな問題である「賊軍」合祀申し入れの内容に対する批判的検討を行ふことを通して、日本における「人霊祭祀」の展開と「賊軍」合祀問題について再検討し、極めて細やかではあるものの靖國神社の祭神合祀に関する一考察を試みた。
「昭和初年における明治神宮体育大会の歴史的意義―学生参加問題と昭和天皇行幸を軸として―」
藤田大誠
『國學院大學人間開発学研究』   (第8号) 55-69   2017年2月   [査読有り]
 「明治神宮競技(体育・国民体育・国民錬成)大会」(最も長期に亙る名称は「明治神宮体育大会」)は、大正十三年(一九二四)から昭和十八年(一九四三)の間、「明治神宮外苑競技場」(昭和三十三年より国立霞ヶ丘競技場)をはじめとする明治神宮外苑の体育・スポーツ施設を主会場として開催された日本初の総合的・国民的・全国的な運動競技(スポーツ)大会であり、戦後における「国民体育大会」の前提としても知られてゐる。本稿では、明治神宮体育会主催「明治神宮体育大会」時代のうち、昭和二年の第四回大会と同四年の第五...
藤田大誠
『國學院大學人間開発学研究』   (第8号) 55-69   2017年2月   [査読有り]
 「明治神宮競技(体育・国民体育・国民錬成)大会」(最も長期に亙る名称は「明治神宮体育大会」)は、大正十三年(一九二四)から昭和十八年(一九四三)の間、「明治神宮外苑競技場」(昭和三十三年より国立霞ヶ丘競技場)をはじめとする明治神宮外苑の体育・スポーツ施設を主会場として開催された日本初の総合的・国民的・全国的な運動競技(スポーツ)大会であり、戦後における「国民体育大会」の前提としても知られてゐる。本稿では、明治神宮体育会主催「明治神宮体育大会」時代のうち、昭和二年の第四回大会と同四年の第五...
「大阪國學院百三十年史(二)財団法人大阪國學院の展開」
藤田大誠
『浪速文叢』   (第27号特別) 1-135   2016年8月
 本稿では、明治四十三年の「財団法人大阪國學院」設立以降、浪速中学校を創立した大正期に至るまでの大阪國學院の展開について概観した。
「戦時下の戦歿者慰霊・追悼・顕彰と神仏関係―神仏抗争前夜における通奏低音としての英霊公葬問題―」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第10号) 1-39   2016年3月
 本稿ではまづ、「英霊公葬問題」の研究史を整理し、課題を抽出した。その上で「非常時」の日本社会、特に「準戦時体制」を経た後、昭和12年(1937)の支那事変勃発によつて対外的緊張が極まつた国家総動員・総力戦体制下における日本社会を「戦時下」と捉へ、当該時期における戦歿者慰霊・追悼・顕彰儀礼の実態とそこに関はつた担ひ手の「理想」と「現実」について検討した。具体的には、神仏関係に留意しつつ、昭和14年の招魂社整備問題、従軍神職問題、忠霊塔問題といふ戦歿者慰霊・追悼・顕彰に関する三問題の帰結につ...
「国学的教育機関に関する基礎的考察―「近代国学と教育」の視座から―」
藤田大誠
『國學院大學人間開発学研究』   (第7号) 63-76   2016年2月   [査読有り]
 本稿では、これまで近代日本における「教育と宗教」や「大学と宗教」といふ枠組みを前提として進められてきた先行研究に対する批判的検討に基づき、「近代国学と教育」といふ新たな視座を提示した。具体的には、近代において國學院(國學院大學)の経営母体であつた中央(東京)の「皇典講究所」(本所)とともに、全国各地(地方)に設置された「皇典講究分所」や様々な神職団体が設立した「地方神職養成機関」を中核とする「国学的教育機関」といふ殆ど学界未知の研究対象に焦点を当てて、「職業資格の認定=付与」に関はる神職...
藤田大誠
『國學院大學人間開発学研究』   (第7号) 63-76   2016年2月   [査読有り]
 本稿では、これまで近代日本における「教育と宗教」や「大学と宗教」といふ枠組みを前提として進められてきた先行研究に対する批判的検討に基づき、「近代国学と教育」といふ新たな視座を提示した。具体的には、近代において國學院(國學院大學)の経営母体であつた中央(東京)の「皇典講究所」(本所)とともに、全国各地(地方)に設置された「皇典講究分所」や様々な神職団体が設立した「地方神職養成機関」を中核とする「国学的教育機関」といふ殆ど学界未知の研究対象に焦点を当てて、「職業資格の認定=付与」に関はる神職...
「近代における国学的教育機関の社会的役割に関する一考察―財団法人大阪國學院の事例から―」
藤田大誠
『日本教育史学会紀要』   (第5巻) 24-47   2015年3月   [査読有り]
 本稿では、皇典講究分所や地方神職会などを経営母体とする「地方神職養成機関」の一般的存在形態について検討した上で、特に「大阪府皇典講究分所」を前身とする「財団法人大阪國學院」における神職養成事業、普通教育への取り組みに焦点を当てて、近代の国学的教育機関が果たした社会的役割の一端を明らかにした。
「明治神宮競技大会創設と神宮球場建設に関する一考察―内務省衛生局と学生野球界の動向を中心に―」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第9号) 1-31   2015年3月
 本稿は、大正末期における体育・スポーツ史的背景を勘案しつつ、これまでの研究では詳しく検討されて来なかつた、当該問題に関はる具体的な担ひ手の動向に着目することによつて、明治神宮競技大会創設と明治神宮野球場(神宮球場)建設の歴史的意義について再検討を行ふことを目的としたものである。
近代における国学的教育機関の社会的役割に関する一考察―財団法人大阪國學院の事例から―
藤田 大誠
日本教育史学会紀要   5 24-47   2015年3月   [査読有り]
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (9) 1-31   2015年3月
「「神宮競技問題」の推移と「明治神宮体育大会」の成立」
藤田大誠
『國學院大學 人間開発学研究』   (第6号) 59-73   2015年2月   [査読有り]
 「明治神宮競技(体育・国民体育・国民錬成)大会」(最も長期に亙る名称は「明治神宮体育大会」)は、大正十三年(一九二四)から昭和十八年(一九四三)まで、明治神宮外苑における体育・スポーツ施設を主な会場として開催された、国民的かつ総合的・全国的な運動競技(スポーツ)大会であつた。本稿では、大正十五年(一九二六)において、なぜ明治神宮「競技」大会(内務省主催)から明治神宮「体育」大会(明治神宮体育会主催)へと名称や主催を変更しなければならなかつたのかについて、「神宮競技問題」の推移に焦点を当て...
帝都東京における「外苑」の創出―宮城・靖國神社・明治神宮における新たな「公共空間」の形成―
藤田 大誠
藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換』鹿島出版会   101-139   2015年2月
藤田 大誠
國學院大學人間開発学研究   (6) 59-73   2015年2月   [査読有り]
國學院大學の特性を活かした国語力育成
藤田 大誠
平成27年度國學院大學人間開発学部学部共同研究「国語力育成に関する基礎的研究」報告書   54-86   2015年2月
「支那事変勃発前後における英霊公葬問題」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第51号) 35-52   2014年11月
 本稿では、これまで詳細な検討がなされて来なかつた、昭和十二年の支那事変勃発前後における「公葬問題」に焦点を当てて、戦歿者慰霊・追悼・顕彰の儀礼形式の在り方について再検討した。
藤田 大誠
明治聖徳記念学会紀要   (51) 35-52   2014年11月
近代国学と人文諸学の形成
藤田 大誠
藤巻和宏・井田太郎編『近代学問の起源と編成』勉誠出版   43-61   2014年10月
講演録:「近代日本の国体論・「国家神道」研究の現状と課題」
藤田大誠
『国体文化』   (第1080号) 10-31   2014年5月
 本講演録は、第38回国体文化講演会(平成26年3月7日、於 学士会館)における発表資料を大幅に縮約改稿したもので、あへて敬体ではなく常体で掲載。所謂学術論文形式ではないが、内容は極めて学術的な内容である。
藤田 大誠
国体文化 : 日本国体学会機関誌 : 里見日本文化学研究所発表機関 : 立正教団発表機関   (1080) 10-31   2014年5月
「近代神職の葬儀関与をめぐる論議と仏式公葬批判」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第8号) 89-124   2014年3月   [査読有り]
 本稿では、日露戦争を指標として、これ以降、「非常時」に入る昭和初年の時期に至るまでにおける神職の葬儀関与をめぐる論議の展開と、それと密接に関はる仏式公葬批判の内容について検討した。
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (8) 89-124   2014年3月
「国家神道」はいかに論じられるべきか―島薗進著『国家神道と日本人』を読む―
藤田 大誠
平成25年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」〔研究課題番号:23520079、研究代表者:小島伸之〕報告書   92-124   2014年3月
「「鎮守の森」の近現代」
藤田大誠
『國學院大學 人間開発学研究』   (第5号) 83-96   2014年2月
 本稿では、あくまでも法令用語ではない「鎮守の森」といふ語に拘り、「鎮守の森」研究の現状を踏まへつつ、〈近現代日本〉(特に近代)といふ時期に焦点を当てて、「鎮守の森」といふ概念が、いつどのやうに生み出されて日本の社会に定着、変遷したのかについて、聊かの考察を加へた。
藤田 大誠
國學院大學人間開発学研究   (5) 83-96   2014年2月   [査読有り]
「神社対宗教問題に関する一考察―神社参拝の公共性と宗教性―」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第7号) 41-66   2013年3月
 近代において、国民・大衆の希望による「公共性」が集約された神社として創建された、明治天皇・昭憲皇太后を祀る極めて新しい「モダン」な形式の神社において、大勢の参拝者が押し寄せ、「宗教性」溢れる参拝がなされてゐたといふことは、一般国民・大衆〔公衆〕にとつて「神社」とは、「神社対宗教」といふ二者択一では到底割り切れない〈空間〉であつたことを意味する。つまり、政府と真宗・キリスト教関係者のどちらの主張も、国民大衆の支持を広く得てゐたとは到底いへない。然らば、その間にあつて、神社界に近い人々の「神...
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (7) 41-66   2013年3月
靖國神社境内整備の変遷と「国家神道」―帝都東京における慰霊の「公共空間」の理想と現実―
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター編『招魂と慰霊の系譜―「靖國」の思想を問う―』錦正社   115-167   2013年3月
「明治神宮外苑造営と体育・スポーツ施設構想―「明治神宮体育大会」研究序説―」
藤田大誠
『國學院大學 人間開発学研究』   (第4号) 57-76   2013年2月   [査読有り]
 本稿では、「明治神宮体育大会」研究序説として、同大会の前提となる明治神宮外苑造営における体育・スポーツ施設構想のうち、その発端であり最大の建造物でもある競技場建設構想に焦点を当てて、それ自体公共性が濃厚な場所である〈神社〉に附属する「公共空間」といふ観点から検討した。詳細な検討の結果、明治神宮外苑の体育・スポーツ施設構想とは、「オリンピック」といふ大きな政治的・経済的効果が見込まれる巨大スポーツイベントの将来的誘致を視野に入れた国際的文脈に基づき、それに不可欠なインフラとしての「競技場」...
藤田 大誠
國學院大學人間開発学研究   (4) 57-76   2013年2月   [査読有り]
神社から見た渋谷
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・石井研士編著『渋谷学叢書3 渋谷の神々』雄山閣   13-106   2013年2月
「青山葬場殿から明治神宮外苑へ―明治天皇大喪儀の空間的意義―」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第49号) 96-126   2012年11月
本稿では、あくまでも明治神宮造営史といふ観点から明治天皇大喪儀を捉へ、特に「青山葬場殿」といふ空間に焦点を当てることによつて、明治神宮造営までの道程を概観し、その空間的意義を検討した。
「神仏分離後の神社と神官・神職」
藤田大誠
『神道宗教』   (第228号) 58-97   2012年10月
 第65回神道宗教学会学術大会シンポジウム「神仏関係史再考―カミを祀る空間の担い手をめぐって―」(平成23年12月3日、於 國學院大學渋谷キャンパスAMC棟常盤松ホール)における発題④「神仏分離後の神社と神官・神職」の内容を論文化したもの。本稿では、日本の〈近代〉もしくは現在にまで至る〈近現代〉における「カミを祀る担ひ手」=「神社神職」の形成過程に焦点を置き、その出発点における「神仏判然」(神仏分離)研究の現状を聊か整理した上で、「神仏判然」(神仏分離)後における神社の神官・神職に関する制...
「皇典講究所・國學院大學における日本法制史の特質」
藤田大誠
『國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要』   (第4号) 217-243   2012年3月   [査読有り]
 本稿では、これまで比較的言及されることの多かつた東京帝国大学(東京大学、帝国大学)及び京都帝国大学(京都大学)といふ両帝国大学を軸とする「日本法制史」の学史ではなく、瀧川政次郎が「日本法制史発祥の地」とまで評した私立の国学的研究・教育機関である皇典講究所・國學院(國學院大學)における「日本法制史」研究の変遷を検討した。
「近代人文学の形成と皇典講究所・國學院-國學院の学術資産に見る伝統文化研究発信の現代的意義-」
齊藤智朗・藤田大誠
『文部科学省私立大学学術研究高度化事業 オープン・リサーチ・センター整備事業 成果論集 モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践』   39-82   2012年3月
文部科学省私立大学学術研究高度化事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」を推進する國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンターの「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクトの最終成果論集(最終報告)。
本稿では、本研究プロジェクトの背景や前提に位置付けられる近世・近代における「コト」「モノ」(事物)を対象とする研究を概観するとともに、本研究プロジェクトにおける業績を中心に、5年間における活動を通じて得た知見をまとめ、今後、さらなる研究の進展...
「大阪國學院百三十年史(一)財団法人大阪國學院の創立過程」
藤田大誠
『浪速文叢』   (第22号) 1-111   2012年3月
 本稿では、「大阪府皇典講究分所」の成り立ちからその展開を辿り、「財団法人大阪國學院」の創立過程を概観した。
「近代神苑の展開と明治神宮内外苑の造営―「公共空間」としての神社境内―」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第6号) 69-128   2012年3月
 本稿では、〈「公共空間」としての神社境内〉といふ補助線を引くことによつてこの未曾有の国家的・全国民的プロジェクトである明治神宮内外苑の造営といふ出来事が、近現代日本の神社境内、特に〈帝都東京〉における神社境内の「公共性」の在り方の変遷に如何なる関はりを持つてゐたのかについて聊か考察を及ぼした。とりわけ「近代神苑」や「公園」の展開に留意しつつ、明治神宮内外苑造営をめぐる人々によつて、「公共空間」としての神社境内と「神苑」「公園」との関係が如何に捉へられ、明治神宮造営といふ国家的プロジェクト...
藤田 大誠
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (4) 217-243   2012年3月   [査読有り]
大阪國學院百三十年史(一)財団法人大阪國學院の創立過程
藤田 大誠
浪速文叢   (22) 1-111   2012年3月
近代人文学の形成と皇典講究所・國學院―國學院の学術資産に見る伝統文化研究発信の現代的意義―
齊藤智朗・藤田 大誠
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター編集・発行『文部科学省私立大学学術研究高度化事業 オープン・リサーチ・センター整備事業 成果論集 モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践』   39-82   2012年3月
近代神苑の展開と明治神宮内外苑の造営―「公共空間」としての神社境内―
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (6) 69-128   2012年3月
「近代日本の高等教育機関における「国学」と「神道」」
藤田大誠
『國學院大學 人間開発学研究』   (第3号) 71-95   2012年2月   [査読有り]
本稿は、教育史学会第55回大会研究発表(於 京都大学 平成23年10月2日)の内容をもとに作成した。また、平成23年度科学研究費補助金・基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)における研究成果の一部でもある。
本稿では、主に「大学」制度が確立していく明治後期から大正期、昭和初年までの東京と京都の両帝国大学、そして私学の國學院大學などを対象として、「国学」と「神道」の取り扱ひの変遷を辿ることによつてそれ...
「近代国学と日本法制史」
藤田大誠
『國學院大學紀要』   (第50巻) 105-132   2012年2月   [査読有り]
 本稿は、法制史学会近畿部会第415回例会(平成22年12月18日、於 京都大学法経本館三階小会議室)での発表原稿に大幅な加除修正を加へたものであり、また、文部科学省平成19年度オープン・リサーチ・センター整備事業「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」を推進する國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクトにおける研究成果の一部でもある。本稿では、「近代国学」史研究の観点から、近代的学問としての「日本法制史」の成立史と「近代国学」との関はり...
近代日本の高等教育機関における「国学」と「神道」
藤田 大誠
國學院大學人間開発学研究   (3) 71-95   2012年2月   [査読有り]
近代国学と日本法制史
藤田 大誠
國學院大學紀要   50 105-132   2012年2月   [査読有り]
「慰霊の「公共空間」としての靖國神社」
藤田大誠
『軍事史学』   (第47巻第3号) 56-74   2011年12月   [査読有り]
本稿では、近代神道史と軍事史の観点を架橋し、近代日本の中央(帝都東京)における〈国家的―国民的〉な戦没者慰霊の「公共空間」が、〈東京招魂社―靖國神社〉といふ神道祭祀を執行する〈神社〉形式の「公共空間」として形成された社会的意義と、その空間の位置付けを検討した。とりわけ慰霊の「公共空間」の国際比較といふ観点に注目し、靖國神社と比較されるべき他国の慰霊の「公共空間」は、第一次世界大戦以降、それまでの「英雄顕彰」を主とするパンテオン的施設ではなく、「国家総力戦」の産物としての「無名戦士の墓」的追...
藤田 大誠
軍事史学   47(3) 56-74   2011年12月   [査読有り]
「明治神宮史研究の現在―研究史の回顧と展望―」
藤田大誠
『神園』   (第6号) 110-131   2011年11月
本稿は、明治神宮国際神道文化研究所平成23年度共同研究「明治神宮史に関する総合的・学際的研究」、並びに平成二十三年度科学研究費補助金・基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:二二五二〇〇六三、研究代表者・藤田大誠)における研究成果の一部である。かかる共同研究事業の前提となる明治神宮史研究の現状と課題について概観し、明治神宮史研究の前提となる基礎的文献、明治神宮の創建過程に関する研究、明治神宮内外苑の造営過程に関する研究(明治神宮の社殿建築に...
明治神宮史研究の現在―研究史の回顧と展望―
藤田 大誠
神園   (6) 110-130   2011年11月
〔書評論文〕「国家神道」概念の有効性に関する一考察―島薗進著『国家神道と日本人』の書評を通して―
藤田 大誠
明治聖徳記念学会紀要   (復刊48) 291-302   2011年11月
「神道史からみた近代仏教」
藤田大誠
『近代仏教』   (第18号) 27-43   2011年5月
平成22年5月22日に國學院大學において開催された第18回日本近代仏教史研究会研究大会(主催:日本近代仏教史研究会、共催:國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター)におけるシンポジウム「問い直される近代仏教」での発題レジュメに加除修正し、論文化したもの。
本論文では、近代神道史研究と日本近代仏教史研究とを比較検討し、①制度史/思想史、②神仏分離/廃仏毀釈、③神社史/寺院史、④神道学/仏教学、といふいはば二項「対立」的、或いは二項「並列」的図式に整理しつつ私見を提示した。具体的には、個...
藤田 大誠
近代仏教   (18) 27-43   2011年5月
「大阪府皇典講究分所から財団法人大阪國學院へ」
藤田大誠
『國學院大學 校史・学術資産研究』   (第3号) 41-99   2011年3月   [査読有り]
國學院(國學院大學)の経営母体であつた皇典講究所(本所)は、その明治15年の創立時から、内務省の委託を受けて、「神官試験」(本試験)の実施による神官資格(学証)の授与事業を行つたが、他方、全国各地(地方)に設けられた皇典講究「分所」は「仮試験」を行つて「仮学証」を与へるといふ、極めて特殊な使命を帯びてゐた。このやうに、皇典講究所の「校史」研究を進める中で、全国各地の「皇典講究分所」といふ存在が浮かび上がつて来る訳であるが、これまで本格的研究は殆ど無かつた。そこで本稿では、皇典講究所・國學院...
藤田 大誠
國學院大學校史・学術資産研究   (3) 41-99   2011年3月   [査読有り]
國學院大學における伝統文化教育の意義と展望
藤田大誠
國學院大學人間開発学研究   (2) 42-55   2011年3月
平成23年
「國學院大學における伝統文化教育の意義と展望」
藤田大誠
『國學院大學 人間開発学研究』   (第2号) 42-55   2011年2月
本稿は、國學院大學人間開発学会第2回大会(平成22年11月13日、於國學院大學たまプラーザキャンパス)の公開シンポジウム「日本の伝統文化教育と人間開発学の構築―カリキュラム開発を視野に入れて―」における自身の発題内容をもとに論文化したものである。なほ、本号には同シンポジウムの討議記録も掲載されてゐる。
本稿では、國學院大學、なかでも平成21年4月に新設されたばかりの人間開発学部(初等教育学科・健康体育学科)において現在行はれてゐる、「建学の精神」(神道精神)に基づく日本の伝統文化に関する教...
「近代日本の教育勅語観と神道・国学」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第47号) 391-422   2010年11月
本稿は、明治聖徳記念学会公開シンポジウム「近代日本の教育と伝統文化」(平成22年6月12日、於 明治神宮参集殿。司会=三宅守常、パネリスト=天野郁夫、高橋陽一、齊藤智朗、藤田大誠)における発題レジュメを、論旨を変へずに加筆修正の上、論文化したものである。なほ、『明治聖徳記念学会紀要』復刊第47号には、シンポジウムの記録が掲載されてゐるが、討議には発題者の一人である筆者の発言も載つてゐる。
 本論では、あへて教育勅語と高等教育との接点を探り、帝国大学や中等教員養成に関はる官立の高等教育機関で...
「近代皇族制度の形成と展開」
藤田大誠
『藝林』   (第59巻第1号) 124-171   2010年4月
 本稿は、筆者がこれまで取り組んできた、近代皇室制度の形成過程における国学者の役割についての研究と皇室の神仏分離(宮門跡の還俗)研究の観点を接続し、さらに皇室典範から皇室親族令へと繫がる流れの中で、近代皇族制度の形成と展開の一端を窺つたものである。検討の結果、国学者・小中村(池邊)義象の論考に見られるやうに明治皇室典範制定直後からすでに「皇族制度」といふ言葉が使用されてゐたこと、婚姻によつて変化することの無い「皇親」と皇室典範の「皇族」の概念はその意義を相当異にしてゐること、国学者・小中村...
近代皇族制度の形成と展開
藤田大誠
藝林   59(1) 124-171   2010年4月
平成22年
「明治初期における教導職の「敬神愛国」観」
藤田大誠
『國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要』   (第2号) 149-164   2010年3月   [査読有り]
 國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンターの「國學院の学術資産に見るモノと心」研究プロジェクトでは、「三条教則」の衍義書をはじめとする教導職による著作群などの一大コレクションを有する國學院大學研究開発推進機構校史・学術資産研究センター河野博士記念室(河野省三博士記念文庫)の所蔵資料〔國學院大學学長を務めた河野省三のコレクション〕を検討した。その研究の一環として位置付けられてゐる本研究においては、「河野博士記念室」所蔵資料を数多く翻刻した三宅守常の労作『三条衍義書資料集』同資料集上...
「日清・日露戦争後の神仏合同招魂祭に関する一考察」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第4号) 67-102   2010年3月
本稿では、近代日本における神道的な慰霊・追悼・顕彰の意味を再検討するため、主に明治後期の日清・日露戦争後における軍隊組織や地域社会での「神仏合同」招魂祭の実態を手掛かりにして、戦死者の慰霊・追悼・顕彰儀礼である招魂祭における「信仰・宗教上の形式」としての神式と仏式のあり方について聊か考察した。近代仏教界が、西南戦争以降、本来は維新期に形成された神式の戦歿者慰霊である「招魂祭」と、仏式の回向や供養を伴ふ「戦死者追弔行事」とをあへて同質視、もしくは同一カテゴリーのものとして捉へてきた戦略的な意...
「近代国学における「神道」と「道徳」に関する覚書―皇典講究所・國學院の展開を中心に-」
藤田大誠
『國學院大學 校史・学術資産研究』   (第2号) 19-45   2010年3月   [査読有り]
本稿では、まづ前半において、拙著『近代国学の研究』に対する批判について若干検討することにより最近の「近代国学」像をめぐる相剋の論点を浮かび上がらせた上で、後半において、近代の国学的研究・教育機関である皇典講究所・國學院における「神道」と「道徳(道義)」への眼差しを概観した。その出発点から、皇典講究所・國學院の人々が奉ずる「国学」(国史・国文・国法)や「神道」は、明確に「非宗教」なものであり、「宗教」性は前景化して来ないのであるが、ただ、そのことは決して彼らが「無精神」「無信仰」であつたとい...
近代国学と郷土史
藤田 大誠
由谷裕哉・時枝務編著『郷土史と近代日本』角川学芸出版   104-124   2010年3月
日清・日露戦争後の神仏合同招魂祭に関する一考察
藤田大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (4) 67-102   2010年3月
平成22年
近代国学における「神道」と「道徳」に関する覚書―皇典講究所・國學院の展開を中心に-
藤田大誠
國學院大學校史・学術資産研究   (2) 19-45   2010年3月   [査読有り]
平成22年
藤田 大誠
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (2) 149-164   2010年3月   [査読有り]
戦歿者の霊魂をめぐる慰霊・追悼・顕彰と神仏両式―明治前期における招魂祭の展開を中心に―
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター編『霊魂・慰霊・顕彰―死者への記憶装置―   299-340   2010年2月
伝統・文化に係わる教育法の構築に関する基礎研究
安野功、成田信子、太田直之、藤田大誠
國學院大學人間開発学研究   (1) 44-47   2010年2月
平成22年
「明治後期の皇典講究所・國學院の研究教育と出版活動」
藤田大誠
『國學院大學 校史・学術資産研究』   (第1号) 1-47   2009年3月   [査読有り]
 本稿では、出版活動の検討といふ視角からの校史研究の一環として、主に明治二十七年の『國學院雜誌』発刊以降明治末年頃までの、明治後期における皇典講究所・國學院大學の出版活動を概観し、皇典講究所と國學院大學の差異にも着目しながら、その研究教育、及びその成果発信の特質を窺つた。
國學院大學の学術資産としての大教宣布関係資料の一面―常世長胤著『宗源敎大意』の解説と翻刻―
藤田 大誠
國學院大学研究開発推進センター編『史料から見た神道―國學院大學の学術資産を中心に―』弘文堂   265-290   2009年3月
明治後期の皇典講究所・國學院の研究教育と出版活動
藤田大誠
國學院大學校史・学術資産研究   (1) 1-47   2009年3月   [査読有り]
平成21年
日本における慰霊・追悼・顕彰研究の現状と課題
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター編『慰霊と追悼の間―近現代日本の戦死者観をめぐって―』錦正社   3-34   2008年7月
国家神道と靖國神社に関する一考察―近代神道における慰霊・追悼・顕彰の意味―
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター編『慰霊と追悼の間―近現代日本の戦死者観をめぐって―』錦正社   39-71   2008年7月
「皇典講究所・國學院の伝統文化研究・教育に関する覚書」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第2号) 217-248   2008年3月
本稿では、現在の日本の教育目標における「伝統文化」の位置付けや「伝統」といふ語の意味を歴史的に確認した上で、皇典講究所・國學院における伝統文化研究・教育について、モノとしての出版物を手がかりとしつつ、特に学校教育の拡張としての社会教育、そして普通教育に対する眼差しに注目しながら概観した。皇典講究所・國學院は、一貫して天皇と神道を中核とする日本の国体(国柄)の講究に努め、多岐に亙るあらゆる日本の伝統文化の起源・来歴を明らかにし、その成果を普通教育、社会教育の現場を念頭に置いた、神祇教育・古典...
皇典講究所・國學院の伝統文化研究・教育に関する覚書
藤田大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (2) 217-248   2008年3月
平成20年
近代日本における「怨親平等」観の系譜
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第44号) 101-117   2007年11月   [査読有り]
 近年、「人の霊を神として祀る」系譜の延長線上に位置付けられる近代以降の招魂社・靖國神社といふ神道的かつ国家的・公共的な慰霊・追悼・顕彰に対して、仏教的な思想に根を持つ「怨親平等」観による敵味方供養を対置し「対抗軸」とすることによつて、いはばもう一つの「日本的慰霊伝統」と看做して「敵を祀らない」靖國神社やその「英霊」観を批判するといふ言説が有力に存在してゐる 。だが、肝心の「怨親平等」観そのものについては、実は近代以降の研究史でさへまともに押さへられてゐない。そこで本稿では、近代日本におけ...
藤田 大誠
明治聖徳記念学会紀要   (44) 101-117   2007年11月
「国家神道と靖國神社に関する一考察―神社行政統一の挫折と賀茂百樹の言説をめぐつて―」
藤田大誠
『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』   (第1号) 195-250   2007年3月
国家神道と靖國神社との関係について、制度と思想の両観点の交差による総合的検討を見据ゑ、主に大正期の神社行政所管の問題から考察するとともに、靖國神社宮司を務めた賀茂百樹の言説に注目し、その靖國神社観を検討した。明治末期以降の「神社行政統一」といふ「国家神道」の拡大志向にも拘らず、靖國神社との歴史的密接性を主張する陸海軍省がその管理を手離すことはなく、単なる「軍機関化」さへも懸念されたが、三十年に亙り靖國神社宮司を務めた賀茂百樹の「国民」との繋がりを重視する取り組みもあつて、何とか「一般国民に...
「日本における慰霊・追悼・顕彰研究の現状と課題」
藤田大誠
『神社本庁教学研究所紀要』   (第12号) 111-142   2007年3月
近年活発化してゐる、多様な学問分野による戦歿者(戦死者)の「慰霊」「追悼」「顕彰」に関する研究の現状を窺ふとともに問題点を指摘し今後の課題を抽出した。現在の研究動向は、靖國神社の戦後史研究をはじめ、民俗レベルにおける日本人の「慰霊」「追悼」「顕彰」観そのものの問ひ直し、「集合的記憶」論などとも関連付けられ、日本の地域的(ローカル)な、或は世界各国の「慰霊」「追悼」施設・記念碑の事例との相互的比較研究などが主流であるが、今後、神道史の研究者が自発的積極的に「研究の場」に参入し、或は自らそのや...
藤田 大誠
國學院大學研究開発推進センター研究紀要   (1) 199-254   2007年3月
日本における慰霊・追悼・顕彰研究の現状と課題
藤田大誠
神社本庁教学研究所紀要   (12) 111-142   2007年3月
平成19年
近世・近代における神道と日本文化の国学的研究―神社・国学関連の史料蒐集並びに基礎データ整備とその分析―
阪本是丸・武田秀章・藤田大誠・星野光樹・宮本誉士
神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成 研究報告Ⅱ(國學院大學21世紀COEプログラム研究センター)   409-479   2007年1月
平成19年
「明治初年における神社調査と国学者の考証―教部省考証課の営みを通して―」
藤田大誠
『日本文化と神道』   (第3号) 403-432   2006年12月   [査読有り]
明治期の神祇官衙や国民教導機関における「事務運用の営みから築かれた国学」の具体像を窺ふため、明治5年に設置された教部省の時代を取り上げ、特に当時の同省官員・小中村清矩が深く関はつた同省考証課における営みを中心として考察した。前身となる編輯課の時点では教書編輯が職掌にあつたが、考証課となつてからその職掌の内容が変化した事などを跡付けるとともに、日々の具体的な神社行政に関はる建白への対応や神社考証作業の中から小中村清矩らは精確かつ詳細な全国的神社調査・考証の必要性を認識するに至り、明治9年の『...
「近代国学における非宗教性の淵源―祭神論争と祭教学分離―」
藤田大誠
『神道文化』   (第18号) 87-105   2006年12月
神官教導職分離の前提となつた神道界の一大論争である「祭神論争」の経緯を簡潔に整理し、その結果が齎した「祭教学分離」が、「国家神道」(祭祀)と「近代国学」(学事)といふ両者の「非宗教性」の制度的な淵源となつた事を跡付けた。明治15年は、「東京大学文学部附属古典講習科」「皇典講究所」「皇學館」といふ「国学的教育機関」のそれぞれの出発点なのであり、その「宗教」とは区別された「非宗教」的な「学事」の内容には、少なからず「祭神論争の落とし子」としての「祭教学分離」の政策が影を落としてゐるといへること...
明治初年における神社調査と国学者の考証―教部省考証課の営みを通して―
藤田大誠
日本文化と神道〔文部科学省21世紀COEプログラム 國學院大學「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」平成18年度成果論文集〕   (3) 403-432   2006年12月   [査読有り]
平成18年
「明治期における神祇官八神殿復興論と国学者」
藤田大誠
『國學院雑誌』   (第107巻第11号) 153-172   2006年11月   [査読有り]
明治期における「神祇官八神殿」観の変遷過程に注目しながら、神祇行政担当機関や教導機関における「主斎神」の変化を国学者らの動向とともに概観した。祭神論争以降、神官教導職分離などの政策もあつて、明治20年代、政府の「神社非宗教論」に基づく政策が当然のものとなる中で、神道人・国学者の間にも極めて非宗教的な神観が定着し始め、それを基盤として宮中祭祀と神祇官の相対化のもとに「臣下」の立場を強調する「八神殿奉斎」論は、明治末年頃の官民による「国民道徳論」の隆盛と軌を一にするかのやうに本格的な展開を見せ...
「大正・昭和戦前期における祭政一致観の相克―八神殿奉斎論をめぐつて―」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第43号) 309-326   2006年11月   [査読有り]
明治末期以来の神祇特別官衙設置運動において「祭政一致」の指標とされてゐた「八神殿奉斎論」の展開を辿つた。昭和に入る時期になると、神社界の議論の中で「八神殿奉斎」が中心的課題として浮上し、「神社対宗教問題」の混迷の中で神道人達が明確に神社の「宗教性」を認める見解を出していくのに伴ひ、これまでの「臣下の本分」を強調する見方に加へ、極めて「宗教的」な性格が付与された論が台頭してくる。しかし一方では、八神殿よりも明治初年に成立した宮中三殿の祭祀や山陵の祭祀の意義を強調してゐた人々もをり、その祭政一...
藤田 大誠
國學院雜誌   107(11) 153-172   2006年11月   [査読有り]
解題Ⅰ 「神道人」葦津珍彦と近現代の神社神道
藤田大誠
葦津珍彦著・阪本是丸註『新版 国家神道とは何だったのか』(神社新報社)   172-200   2006年11月
平成18年

Misc

 
書評:「刑部芳則著『公家たちの幕末維新―ペリー来航から華族誕生へ―』」
藤田大誠
『神社新報』   (第3428号(平成30年17・24合併号)) 4面   2018年12月
 刑部芳則著『公家たちの幕末維新―ペリー来航から華族誕生へ―』(中央公論新社、平成30年)の書評。
書評と紹介:「河村忠伸著『近現代神道の法制的研究』」
藤田大誠
『宗教研究』   (第92巻第2輯(第392号)) 212-219   2018年9月
 河村忠伸著『近現代神道の法制的研究』(弘文堂、平成29年3月)の書評と紹介。
「戦後の靖國神社と昭和殉難者合祀(下)」
藤田大誠
『靖國』   (第758号) 12-13   2018年9月
 3回連載の第3回(最終回)。「所謂「A級戦犯」とは」、「「昭和殉難者」の合祀」について解説し、「むすび」では今後の展望について触れた。
「戦後の靖國神社と昭和殉難者合祀(中)」
藤田大誠
『靖國』   (第757号) 12-13   2018年8月
 3回連載の第2回。「宗教法人としての再出発」、「占領期以前・以後の合祀」、「官民一体の祭神選考と合祀」について解説した。
BOOK REVIEW : Kindai Nihon no budoron - 〈budo no supotsuka〉 mondai no tanjo [Discourse on Budo in Modern Japan -The Origins of the ‘Sportification of Budo’ Problem]Tetsuya Nakajima Kokusho kankokai, 2017 608 +xi pages
Hiromasa Fujita (Kokugakuin University), translated by Michael Molasky (Waseda University)
‟Martial Arts Studies Journal”   (Issue 6) 106-110   2018年7月   [査読有り]
 英国ウェールズのカーディフ大学出版会が出版してゐる電子版査読付き学術誌‟Martial Arts Studies Journal”(MAS Journal http://masjournal.org.uk/)における「日本の武術研究」をめぐる特集号(カーディフ大学のポール・ボウマン教授と早稲田大学国際教養学部のマイク・モラスキー教授が共編)に寄稿を求められ、掲載された書評。対象書は、中嶋哲也(茨城大学教育学部准教授)著『近代日本の武道論―〈武道のスポーツ化〉問題の誕生―』(国書刊行会、平...
「戦後の靖國神社と昭和殉難者合祀(上)」
藤田大誠
『靖國』   (第756号) 10-11   2018年7月
 3回連載の第1回。「はじめに」で本連載の目的を述べた上で、「靖國神社祭神の系譜」、「東京招魂社の源流と創建」、「「昭和殉難者」の呼称」について解説した。
書評:「書評とリプライ 粟津賢太著『記憶と追悼の宗教社会学-戦没者祭祀の成立と変容-』」
藤田大誠
『宗教と社会』   (第24号) 121-126   2018年6月
 粟津賢太著『記憶と追悼の宗教社会学—戦没者祭祀の成立と変容-』(北海道大学出版会、平成29年〔2017〕年1月、A4判、355頁、6,400円+税)の書評。その直後に著者のリプライ(125、126頁)も掲載されてゐる。
「明治神道人の足跡 第二回 三條實美」
藤田大誠
『神社新報』   (第3384号)    2018年1月
 本稿では、近年その人物像が再評価されつつある三條實美の足跡について、「神道人」といふ観点から捉へ直した。
「明治維新と湊川神社御創建」
藤田大誠
『湊川神社社報 あゝ楠公さん』   (第10号) 11-15   2018年1月
 明治元年(慶應4年9月8日に改元)の4月21日に「楠贈正三位中將正成」に対する神号追諡と社殿造営が仰せ出された「御沙汰書」が下されて以来、湊川神社御鎮座の淵源から150年を迎へる記念すべき年(平成30年)の始めに当たり、本稿では、明治維新と湊川神社御創建との関係について、先人の言を通し聊か考察を行つた。
藤田 大誠
宗教と社会 = Religion & society   (24) 121-126   2018年
書評:橋本富太郎著『廣池千九郎―道徳科学とは何ぞや―』
藤田大誠
『國學院雑誌』   (第118巻第12号) 38-42   2017年12月
 橋本富太郎著『廣池千九郎―道徳科学とは何ぞや―』(ミネルヴァ書房、平成28年11月)の書評。本書の本領、最大の意義は、著者が研究を積み重ね、博士論文にも結実させた論点、即ち廣池千九郎の思想・学問形成における、日本国体の中核としての「神道」やそれを探究するための総合的学問「国学」と「道徳」との関係如何に対する考察にあると評した。
藤田 大誠
國學院雜誌 = The Journal of Kokugakuin University   118(12) 38-42   2017年12月
齊藤 智朗, 川田 敬一, 武田 秀章, 藤田 大誠, 藤本 頼生
明治聖徳記念学会紀要   (54) 235-254   2017年11月
書評:「中嶋哲也著『近代日本の武道論―〈武道のスポーツ化〉問題の誕生―』」
藤田大誠
『神社新報』   (第3373号)    2017年10月
 中嶋哲也著『近代日本の武道論―〈武道のスポーツ化〉問題の誕生―』(国書刊行会、平成29年)の書評。五部十六章を序章と結章で挟む構成で六百頁を超える大冊の本書は、近代武道史に関する主要な事柄を網羅して論じてをり、明治神宮大会研究の最新成果も十分に参照してほしかつたといふ憾みはあるが、当該主題の最前線を走る研究であらうと批評した。
書評と紹介:「江島尚俊・三浦周・松野智章編『戦時日本の大学と宗教』」
藤田大誠
『宗教研究』   (第91巻第2輯(第389号)) 281-288   2017年9月
 江島尚俊・三浦周・松野智章編『戦時日本の大学と宗教』(法藏館 平成29年3月)の書評と紹介。
藤田 大誠
宗教研究 = Journal of religious studies   91(2) 465-472   2017年9月
藤田 大誠
宗教研究   91(2) 281-288   2017年
読書:秋元行人『国家神道の官衙の誕生―神官・教導職分離から神社局独立へ―』
藤田大誠
『神社新報』   (第3330号)    2016年11月
 秋元行人『国家神道の官衙の誕生―神官・教導職分離から神社局独立へ―』(石川書房、平成28年)の紹介文。
「神仏関係考 近現代 神仏分離の虚像と実像(上)(下)」
藤田大誠
『神社新報』   (第3310、3311号)    2016年6月
 未だに巷間に流布してゐる「神仏分離=廃仏毀釈」観に基づく「法難」史観に対し、神仏分離研究の基本的文献である村上専精・辻善之助・鷲尾順敬共編『明治維新神仏分離史料』全5巻(東方書院、大正15年~昭和4年)の読み直しや維新期における政府の「神仏判然」政策を改めて確認することを通して、その誤解を糺した。「神仏判然(分離)」と「廃仏毀釈」は同義ではなく、巷間に流布する「神仏分離=廃仏毀釈」の「法難」史観は一般化できず、これまで「廃仏毀釈」の典型とされてきた過激な破壊的行為の方こそが最悪のケースと...
書評へのリプライ:小島伸之「書評とリプライ 藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換―』」
藤田大誠
『宗教と社会』   (第22号) 110-112   2016年6月
 『宗教と社会』誌の「書評とリプライ」欄に掲載されたもの。小島伸之(上越教育大学大学院学校教育研究科准教授)による藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換―』鹿島出版会、平成27年)の書評に対し、筆頭編者としてリプライした文章である。
藤田 大誠
神社本庁総合研究所紀要   (21) 143-164,195-214   2016年6月
藤田 大誠
宗教と社会 = Religion & society   (22) 110-112   2016年
書評と紹介:「島薗進・磯前順一編『宗教と公共空間―見直される宗教の役割―』」
藤田大誠
『宗教研究』   (第89巻第2輯(第383号)) 215-221   2015年9月
 島薗進・磯前順一編『宗教と公共空間―見直される宗教の役割―』(東京大学出版会、平成26年7月)の書評と紹介。
「帝都東京に創建されたモダンな公共空間。―人霊祭祀と近代神社―」
藤田大誠
『東京人』   (第30巻第5号(通巻352号)) 51-55   2015年4月
 『東京人』平成27年4月号(3月3日発売)の「特集 凸凹地形と由緒でめぐる 東京の神社」に寄せた一文。「人の霊を神として祀りたいという古来からの信仰と維新の精神が相まって生まれた近代神社創建の様相に迫る。」とのリードあり。
「近現代神道史の一齣 英霊公葬問題と神職 其の壱~参」
藤田大誠
『神社新報』   (第3223、3224、3225号)    2014年8月
 本稿は、近代神職の葬儀関与や神葬祭の論議が集中的になされた、昭和戦前期の「英霊公葬問題」に焦点を当てて、その前史や後史も視野に入れながら、神職と葬儀との関係を再考したものである(3回連載)。
 其の壱「近代における神職の葬儀関与をめぐる問題」(平成26年8月11日付)
 其の弐「前史としての仏式公葬批判と神式公葬論議」(平成26年8月18日付)
 其の参「戦時下における英霊公葬運動の展開と挫折」(平成26年8月25日付)
「神宮外苑になぜ競技場が造られたのか」
藤田大誠
『春秋』   (No.554) 13-16   2013年11月
 特集「2050年のTOKYO―新国立競技場から考える―」において一文を求められたもの(他の執筆者は五十嵐太郎、鈴木寛、藤原徹平)。
新刊紹介:「戸浪裕之著『明治初期の教化と神道』」
藤田大誠
『神社新報』   (第3182号)    2013年9月
 戸浪裕之『明治初期の教化と神道』(弘文堂、平成25年)の書評。
書評と紹介:「大沼宜規編著『小中村清矩日記』」
藤田大誠
『日本歴史』   (第780号) 119-121   2013年5月
 大沼宜規編著『小中村清矩日記』(汲古書院、平成22年)の書評。
藤田 大誠
日本歴史   (780) 119-121   2013年5月
「葦津珍彦の「祈る心」」
藤田大誠
『神社新報』   (第3118号)    2012年5月
「生誕葦津珍彦100年・歿後20年 追補」といふ不定期連載に寄稿したもの。
藤田 大誠, 青井 哲人, 畔上 直樹
神園   0(7) 109-121   2012年5月
上西 亘, 武田 幸也, 藤田 大誠
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (4) 245-256   2012年3月
書評論文:「国家神道」概念の有効性に関する一考察―島薗進著『国家神道と日本人』の書評を通して―」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第48号) 291-302   2011年11月
本稿は、島薗進(東京大学大学院人文社会系研究科教授)の著作『国家神道と日本人』(岩波新書、平成22年)を対象として、本書が歴史的研究の妥当な手順に基づき有効な「国家神道」概念を打ち出してゐるのかどうかについて、あへて終始率直に批判的検討を加へた書評論文である。検討の結果、本書の「国家神道」概念は、史料の吟味により導き出された歴史的事実と歴史的論理の整合性に基づいて打ち出されたものとは言ひ難く、現時点では甚だ有効性に乏しいものと判断せざるを得ないと結論付けた。
本稿は、平成23年度科学研究費...
書評:「佐藤一伯『明治聖徳論の研究―明治神宮の神学―』」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第48号) 312-316   2011年11月
佐藤一伯(御嶽山御嶽神明社禰宜、國學院大學研究開発推進機構共同研究員)の著作『明治聖徳論の研究―明治神宮の神学―』(国書刊行会、平成22年)の書評。本書は、神道神学史上における位置付けの問題などの課題も残されてゐるものの、「近代天皇・皇后像」研究、明治神宮史研究に一石を投じた画期的研究であると批評した。
本稿は、第3回神社と「公共空間」研究会・第7回明治神宮史研究会(平成22年12月25日、於國學院大學)として開催された本書の書評会における発表原稿をもとに作成したものであり、平成23年度科...
藤田 大誠
國學院大學人間開発学研究   (3) 71-95   2011年
「近代の靖國神社と賀茂百樹宮司」
藤田大誠
『社報靖國』   (第647号) 4-5   2009年6月
 〈近代〉における東京招魂社・靖國神社の制度や実態に関する研究業績は、その〈創建期〉については多少あるが、全体としては意外なほど乏しいことを指摘し、〈戦後〉や〈現在〉の問題を語る前に踏まへるべき靖國神社の近代史研究こそがまづ以て重要な課題だと述べた上で、殆ど等閑視されてきたといつても過言ではない「英霊祭祀」の奉仕者である靖國神社の歴代宮司について、賀茂百樹ら戦前の宮司の事績を中心に紹介した。
「明治二十年代における皇典講究所・國學院の出版活動―『日本文學』『國文學』『皇典講究所講演』総目録解題―」
藤田大誠
『國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要』   (第1号) 185-206   2009年3月   [査読有り]
 明治十五年に創立された皇典講究所、同所を母体として明治二十三年に設置された國學院では、近世から積み重ねられてきた日本の伝統文化を探究する総合的学問である「国学」の学問的英知や、その不易の学風を継いで生み出された近代以降の新たな研究成果を広く公開して社会へと還元し、普通教育や社会教育へと活用することを目的として、国学関係雑誌の出版、書籍の編纂・刊行を中心とする研究発信を展開してきた。本稿は、皇典講究所の創立とその初期の出版活動に大きな役割を果たした国学者の一人である松野勇雄に焦点を当てると...
藤田 大誠, 上西 亘
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (1) 207-285   2009年3月
書評:「高木博志著『近代天皇制と古都』」
藤田大誠
『明治聖徳記念学会紀要』   (復刊第45号) 407-414   2008年11月
高木博志(京都大学人文科学研究所准教授)著『近代天皇制と古都』(岩波書店、二〇〇六年)の書評。本書においては、「復古」(或は「伝統」回帰)は、天皇制イデオロギー「創出」のための単なる道具の如き印象を受けるのみで、現代をも基礎付けてゐる近代における「日本型国民国家」の形成過程に特有の、いはば二律背反的な「復古」と「創出」との鬩ぎ合ひや、当事者達の葛藤・苦悩をも含み込んだダイナミックな展開から産み出されるそれぞれの「決断」について語られる所がほぼ無い。ただ今後、近代天皇制に関はる「伝統文化」を...
藤田 大誠
明治聖徳記念学会紀要   (45) 407-414   2008年11月
書評:「書評とリプライ 西村明著『戦後日本と戦争死者慰霊―シズメとフルイのダイナミズム―』」
藤田大誠
『宗教と社会』   (第14号) 126-133   2008年6月
 西村明(鹿児島大学准教授)著『戦後日本と戦死者慰霊―シズメとフルイのダイナミズム―』(有志舎、2006年12月刊)の書評。この書評の直後には著者のリプライも掲載されてゐる。
「近代の皇室と神仏分離―泉涌寺蔵『孝明天皇御凶事式』を手掛かりとして―」前編・後編
藤田大誠
『神社新報』   (第2894、2895号)    2007年8月
泉涌寺所蔵『孝明天皇御凶事式』について、宮内庁書陵部所蔵の関係資料をも踏まへて検討を加へた。明治39年6月には、孝明天皇四十年祭が明年に迫るに当たつて、泉涌寺住職らが皇后宮大夫に請願したため、皇室では泉涌寺に対し金千円を賜ひ、寺内霊明殿の荘厳具の補修費に充ててをり、『孝明天皇御凶事式』の謄写もこの寺側の記念事業の一環として捉へられ、さらに『御凶事式』は大正14年頃までに何らかの理由で宮内省の原本が失はれてゐたため、あくまで歴史的資料の一つとして泉涌寺本が謄写されたと推測出来ると論じた。
「明治期の大洗磯前神社と国学者」
藤田大誠
大洗磯前神社社報『大洗さま』   (第21号) 2-3   2007年6月
国学者・小中村清矩の明治21年夏の旅日記の記述から、小中村が養子の小中村(池邊)義象とともに東北から北関東を巡る途次で茨城県の大洗に4泊してゐることを紹介し、国幣中社昇格問題などと絡めつつ、大洗磯前神社の宮司との交友を記した。その上で福羽美静らと大洗との関係にも触れ、明治期における中央と地方を結ぶ国学ネットワークの緊密さは現在の我々の想像を凌ぎ、大洗もその重要な交流の「場」の一つといへると論じた。
「宮門跡の還俗」
藤田大誠
『歴史読本』   (平成18年11月号) 230-233   2006年9月
近代皇室制度形成の前提となる非常に重要な事柄である「宮門跡還俗」を概説した。かつて親王が門跡寺院の門主となる「宮門跡」という制度があつたが、幕末維新期に全ての宮門跡は還俗するに至り、皇室の神仏分離や近代皇族制度を準備することとなる。世襲親王家のうち、近代には桂宮、有栖川宮が断絶し、閑院宮も明治五年に伏見宮家から易宮が継承したため、結局、占領期に臣籍降下を余儀なくされる十一宮家は全て伏見宮の血統になることからも、幕末維新期における宮門跡還俗の史的重要性が窺へると論じた。
「解題Ⅰ 「神道人」葦津珍彦と近現代の神社神道」
藤田大誠
葦津珍彦著・阪本是丸註『新版 国家神道とは何だったのか』   172-200   2006年7月
葦津珍彦著・阪本是丸註『国家神道とは何だったのか』(神社新報社、平成18年)の解題Ⅰとして執筆。葦津珍彦のルーツやその近代神社神道史上における足跡を説明した。昭和58年の文書を取り上げ、戦後を通じて神社の「国家の宗祀」性、即ち「公共性」を何とか保持し、国家制度上に反映させようと懸命に努力し続けてゐた葦津の思いは叶はなかつたが、これから暫くして同書が成立してゐることを思へば、葦津は「神道人」としてあくまでも「最後の一線」だけは死守し、その「亡滅」だけは防がうと、懸命に闘い続けてゐたことを指摘した。
藤田 大誠
国学院大学日本文化研究所紀要   96 63-116   2005年9月
藤田 大誠
神社本庁教学研究所紀要   (10) 189-235   2004年3月
「皇室の「御誕生」儀礼とその沿革―敬宮愛子内親王殿下の御誕生を奉祝して―」
藤田大誠
『日本及日本人』   (第1643号) 10-21   2002年1月
本稿では、敬宮愛子内親王殿下の御誕生にあたり、この慶事を現代の日本国民が失ひつつある伝統的習俗に今一度立ち戻つて考へる良い機会であると捉へ、今回の慶事に伴ふ諸儀式の簡単な解説とその諸儀式の近代以降の沿革を記述した。前近代の「御誕生」諸儀式、明治前半期の皇室「御誕生」関係諸式の整備、明治後半期の皇室「御誕生」関係法令の制定(「皇室親族令」の成立過程)現在の「御誕生」諸儀式について歴史的観点から説明を加へた。
図書紹介:「川田敬一著『近代日本の国家形成と皇室財産』」
藤田大誠
『藝林』   (第50巻第2号) 112-113   2001年5月
川田敬一(現・金沢工業大学准教授)著『近代日本の国家形成と皇室財産』(原書房、平成13年)の図書紹介。同書が、近代皇室制度形成の担ひ手として包括的な皇室法草案を起草した柳原前光を再評価してゐることは注目すべきであるが、思想史的な関心からいへば、今後は彼の伝記や思想背景について更なる考察を深め、何故そのような立法作業をするに至つたか、といふことが問はれなくてはならず、その点、柳原は井上毅などと比べても未だ考察の余地を残してゐることを指摘した。
書評・紹介:「山口輝臣著『明治国家と宗教』」
藤田大誠
『神道宗教』   (第181号) 107-110   2001年1月
山口輝臣(高知大学講師、現・九州大学准教授)著『明治国家と宗教』(東京大学出版会、1999年)の書評。同書は、「宗教の語り方」に注目するといふ手法の〈思想史的〉研究と、史料を縦横無尽に駆使した〈制度史的〉研究の絡み合ひの中でダイナミツクな議論を展開していく所にその真価があるとしつつ、著者が提唱する「国家神道」の語を用ゐない方法も一つの手段ではあるが、やはり現段階ではまだ「国家神道研究」の成果を吟味した上で慎重に立論していく姿勢が必要であることを指摘した。
藤田 大誠
神道宗教   (181) 107-110   2001年1月

講演・口頭発表等

 
時局講演会・研修会講演:「明治維新における神道精神―現代時局を考へるために―」
藤田大誠
神道政治連盟京都府本部時局講演会・国民精神昂揚運動合同研修会(於 京都ガーデンパレス)   2018年11月26日   神道政治連盟京都府本部
 明治維新以来、近現代を貫く「神道精神」の系譜について歴史的に説明し、神社界において現代時局を考へる根本姿勢の確認を改めて求めた。
平成29年度國學院大學人間開発学会研究奨励賞記念講演:「明治神宮外苑拡張構想と幻の東京オリンピック」
藤田大誠
平成29年度國學院大學人間開発学会研究奨励賞記念講演(國學院大學人間開発学会第10回大会)   2018年10月20日   國學院大學人間開発学会
國學院大學人間開発学会第10回大会において授与された「平成29年度研究奨励賞」(受賞論文:藤田大誠「明治神宮外苑拡張構想と幻の東京オリンピック」『國學院大學人間開発学研究』第9号、平成30年2月28日)の記念講演。
発表:「大嘗祭をめぐる政教問題の回顧と展望」
藤田大誠
政教関係を正す会研究会(於 神社本庁)   2018年9月29日   政教関係を正す会
 本発表は、まづ現時点までにおける今回の御代替はり(近現代においては初めてとなる先帝の「崩御」では無い「御譲位」に伴ふ新帝の「御即位」による御代替はり)に向けての動きを確認した上で、特に平成の御代替はりにおける大嘗祭をめぐる政教問題(各種訴訟をはじめ、関連する諸問題)の整理を行ふことで、来年秋斎行の大嘗祭に向けて考へておくべき諸点を抽出することを目的としたもの。
テーマセッション報告:「戦後日本社会における「国家神道」概念の形成」
藤田大誠
第91回日本社会学会大会研究活動委員会テーマセッション「国家神道なるものと戦後の日本社会」(於 甲南大学岡本キャンパス)   2018年9月15日   日本社会学会研究活動委員会
 本テーマセッションは、寺田喜朗(大正大学文学部教授)がコーディネーターとなつて設けられ、藤田大誠(國學院大學人間開発学部教授)、弓山達也(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)、畔上直樹(上越教育大学大学院学校教育研究科教授)、塚田穂高(上越教育大学大学院学校教育研究科准教授)、小島伸之(上越教育大学大学院学校教育研究科教授)がそれぞれ報告した後、討論を行つたもの。本報告では、近代、即ち戦前日本社会における「国家神道」概念の形成前史を踏まへつつ、主に占領期の「神道指令」において初めて...
研修会講演:「明治維新と神社」
藤田大誠
第46回国民精神昂揚運動静岡県神社庁中部地区合同研修会(於 大井神社宮美殿)   2018年9月5日   第46回国民精神昂揚運動静岡県神社庁中部地区合同研修会(於 大井神社宮美殿)
 明治維新百年を期して始められた国民精神昂揚運動の静岡県神社庁中部地区における第46回合同研修会の講師を務めたもの。明治維新百年時の神社本庁と静岡県神社界における記念事業、政府の明治百年記念式典などを回顧した上で、政府の明治百五十年事業の問題点(敬神尊王の思想と王政復古の意義宣揚の欠如)を示し、明治維新以降における神社の変遷について、中央と静岡の事例に触れつつ、神仏関係と国家との関係を軸に説明した。
研修会講演:「天皇と神社の明治維新―祭政一致の理念と現実―」
藤田大誠
大阪府神社庁主催「明治維新百五十年記念研修会」(於 大阪府神社庁五階研修室)   2018年8月27日   大阪府神社庁
 明治維新以降の神祇官再興と神仏分離、大坂親征行幸、「国家神道」の成立から終焉まで、「万世一系」と「シラス」、皇室祭祀と日本の伝統文化などについて論じた。藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)が司会を務め、同じく講演をした嶋津宣史(廣田神社禰宜)とともに討議を行つた。
発表:「国家神道と神道的国体論―神社・宗教とナショナリズムに関する試論―」
2017年12月17日   第4回宗教とナショナリズム研究会(総括研究会)「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(於 國學院大學たまプラーザキャンパス1号館AV1教室)
 日本学術振興会科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)主催の第4回宗教とナショナリズム研究会(総括研究会)「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」。
 自身の発表では、本科研費共同研究の総括、本共同研究の成果を踏まへた研究代表者における今後の研究方針(課題)について報告した。
報告:「「国家神道」概念の近現代史」
2017年11月12日   史学会第115回大会・日本史部会・近現代史部会シンポジウム「戦後史のなかの「国家神道」」、於 東京大学本郷キャンパス)
 本報告では、戦後日本における「国家神道」認識の変遷について、学術研究の範囲に留まらず、より広く戦後史の文脈に位置付けて検討するといふ本シンポジウムの趣旨に照らし、議論の前提となる基礎的知識の整理を兼ねて「国家神道」の概念史を略述した。具体的には、まづ議論の前提となる「国家神道」研究史を概観した上で、数少ない戦前における「国家神道」といふ語の使用法を押さへ、さらにそれ自体が理想化された言説であつた近代における「神道」概念の変遷を少しばかり跡付けることで、そこに戦後一般化する外延の広い「国家...
研究発表:「『国体論史』編述者・清原貞雄の国体論」
2017年10月28日   日本思想史学会2017年度大会研究発表(於 東京大学本郷キャンパス)
 これまで、『国体論史』を編み、自身も歴史的研究方法(主に思想史・文化史・道徳史的アプローチ)によつて「国体論」や「日本精神論」、さらには「神道史」、「国学史」に関する研究書・啓蒙書を多数の物した清原貞雄の人物像や思想的営為については殆ど言及されてをらず、本格的研究は未だ一つも無い。それ故、本発表では、『国体論史』編述者である清原貞雄の基礎情報を提示し、その国体論について聊かの考察を加へた。
発表:「明治神宮外苑拡張構想と幻の東京五輪」
2017年10月21日   明治神宮国際神道文化研究所公開学術シンポジウム「帝国日本のスポーツと明治神宮―幻の東京オリンピック前後―」(於 明治神宮社務所講堂)
【主催】明治神宮国際神道文化研究所
【共催】明治神宮史研究会、日本学術振興会科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)

 本シンポジウムでは、「幻の東京オリンピック」前後の大正後期から昭和戦前期に焦点を当てて、明治神宮外苑の体育・スポーツ空間と明治神宮大会の展開を軸としつつ、東アジア全体を視野に入れた〈帝国日本〉の体育・スポーツについて議論を行つた。
 自...
発表:「「国体明徴」と神社界・宗教界」
2017年9月17日   日本宗教学会第76回学術大会(於 東京大学本郷キャンパス)パネル発表「国体明徴運動下の社会と宗教―昭和10年前後を中心に―」
 本発表では、昭和10年(1935)直後の「国体明徴」の時勢における神社界・宗教界の様相や言説の一端を窺ふことにより、「国体明徴運動」が神社界・宗教界にとつて如何なるインパクトを持ち、社会的意義を有したのかを再考した。
発題:「近代の偉人祭祀―別格官幣社を中心に―」
2017年9月5日   第35回神社本庁神道教学研究大会(於 神社本庁大講堂)主題「人霊祭祀、顕彰と継承と」
 本発題では、「偉人」の霊を「神霊」として(神社の御祭神として祀る(祭祀する)ことの神道教学的意義について、近代の別格官幣社を中心に再検討した。換言すれば、「偉人祭祀」の観点から、明治維新以降において付与された新たな社格「別格官幣社」や天皇・皇族の「神霊」を祀る官社など、近代の「人霊祭祀」神社について再考したものである。
シンポジウムコメント:明治聖徳記念学会公開シンポジウム「近代の皇室制度―その運用と課題―」
2017年7月15日   明治聖徳記念学会公開シンポジウム「近代の皇室制度―その運用と課題―」(於 明治神宮参集殿)
 明治聖徳記念学会公開シンポジウム「近代の皇室制度―その運用と課題―」(平成29年7月15日 於 明治神宮参集殿)において、「皇室制度」の字義、伝統と西洋近代、公私の観点、国学者の皇位継承法研究、御系譜の起点などの観点からコメントを行つた。
記念講演:「大阪国学院の歴史と建学の精神」
2017年6月27日   一般財団法人大阪国学院通信教育部開設四十周年記念大会(於 シェラトン都ホテル大阪四階浪速の間)
 一般財団法人大阪国学院通信教育部開設四十周年記念大会における記念講演(招待講演)として、次の如く、大阪国学院135年の歴史と建学の精神について説明した。「一 神職の在り方―信仰・学問・人格陶冶―」、「二 「一般財団法人大阪国学院」とは如何なる団体か―その目的は何か―」、「三 大阪国学院の略歴―複雑怪奇な展開、盛衰―」、「四 大阪国学院における建学の精神―神道精神と国学の実践―」、「五 これからの大阪国学院―一講師の身勝手な展望と要望―」。
公開研究会発表:「昭和戦前期の国体論と神社・学校・身体」
2017年3月23日   第3回宗教とナショナリズム研究会「帝国日本における神社・学校・身体―神道史と教育史、体育・スポーツ史を架橋する試み―」(於 國學院大學たまプラーザキャンパス)
 日本学術振興会科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)主催の第3回宗教とナショナリズム研究会における発表。

研究会の内容

趣旨説明

発表1「昭和戦前期における学校教育の質的転換―宗教性に着目して―」
井上兼一(皇學館大学教育学部准教授)

発表2「帝国日本の御真影」
樋浦郷子(国立歴史民俗博物館研究部准教授)

発表3「体操とナショナリズム―集団体...
シンポジウム発表:「近代国学と国史学―皇典講究所・國學院大學を軸として―」
2017年3月11日   公開シンポジウム「史学科の比較史:草創期から1945年」(於 立教大学池袋キャンパス)
 立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR共同プロジェクト研究)「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」公開シンポジウム「史学科の比較史:草創期から1945年」(於 立教大学池袋キャンパス、平成29年3月10、11日、主催:立教大学文学部史学科、共催:立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR共同プロジェクト研究)「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」)における発表。

シンポジウムの内容

3月10日

佐藤雄基 (立教大学文学部准教授)
「東京帝国大学における史学と国史―史料編纂事...
研究発表:「靖國神社問題の現在―「賊軍」合祀申し入れの検討を中心に―」
2016年12月19日   政教関係を正す会研究会(於 神社本庁二階大講堂)
 本発表では、靖國神社問題や靖國神社研究の現状を確認した上で、今秋に保守政治家たちにより提起された靖國神社に対する「賊軍」合祀申し入れを素材として、聊かの検討を加へた。
一般研究発表:「明治神宮体育大会」の歴史的意義に関する一考察
2016年12月3日   スポーツ史学会30周年記念大会(於 立命館大学大阪いばらきキャンパス)
 本発表では、明治神宮体育会主催「明治神宮体育大会」時代のうち、昭和2年の第4回大会と同4年の第5回大会が開催された昭和初年の時期を対象として、当該時期における同大会に固有の体育・スポーツ史的意義の抽出を目的とした。具体的には、「神宮競技」の性格を確認した上で、当該時期における重要課題であつた「学生参加問題」の展開や第5回大会における初の「天覧」の文化史的・社会史的意義を検討した。
一般研究発表:「「明治神宮体育大会」の歴史的意義に関する一考察 」
藤田 大誠
スポーツ史学会30周年記念大会(於 立命館大学大阪いばらきキャンパス)   2016年12月3日   
研究発表:「教学刷新体制下の国体論と神道・国学」
2016年10月1日   教育史学会第60回大会(於 横浜国立大学)第3分科会
 本研究では、「国家神道」研究と「国体論」研究といふ両研究主題の接合を図る重要な媒介項として、専ら日本教育史学が取り組み、思想史や政治史、宗教史、神道史など多様な観点からも着実に成果が積み重ねられて来た戦時下の「教学刷新体制」に関する諸研究を見出し、それらの研究成果を踏まへつつ、多様な論者による「神道的国体論」「国学的国体論」に焦点を当てて検討を加へ、「神道的イデオロギー」用語の用ゐられ方や神道・国学研究の担ひ手(主に國學院大學所属の神道・国学プロパー)の位置付け、その影響関係如何を考察し...
個人発表:「戦時下の日本主義と神仏観―松永材を中心に―」
2016年9月10日   日本宗教学会第75回学術大会(於 早稲田大学戸山キャンパス)第8部会
 昭和16年(1941)6月16日の大政翼賛会第1回中央協力会議総会第1日において、國學院大學教授・松永材や平凡社社長・下中彌三郎による英霊神式公葬の主張、これらに対する東京帝国大学教授・長井眞琴による「廃仏毀釈的の妄動」との批判があり、第3日の第一委員会(吉田茂委員長)においても松永と長井との間で激しい論争となつた。先行研究では、かかる出来事について、戦時下における「英霊公葬問題」或いは「神仏抗争問題」が本格化する契機となつたと位置付けて来た。しかし、その発端となる仏教批判を投じた松永材...
公開研究会発表:「大正・昭和戦前期の国体論と神道・国学―清原貞雄を軸として―」
2016年8月29日   第2回宗教とナショナリズム研究会「近代日本における国体論と神道・宗教の諸相」(於 國學院大學たまプラーザキャンパス)
 日本学術振興会平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)による第2回宗教とナショナリズム研究会「近代日本における国体論と神道・宗教の諸相」における口頭発表。本発表では、大正・昭和戦前期の国体論と神道・国学の問題について、清原貞雄を軸に据ゑた基礎的考察を行つた。具体的には、戦前における『国体論史』の評価を確認した上で、近代日本社会の変動を押さへつ...
発表:「皇典講究所・國學院大學における国体論の変遷」
2016年7月23日   第4回国家神道・国体論研究会(於 國學院大學たまプラーザキャンパス)
 日本学術振興会平成27年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)による第4回国家神道・国体論研究会における発表。本発表では、皇典講究所・國學院大學の近代史を振り返るとともに、その国体論の一端を紹介した。
テーマセッション発表:「右翼在野神道と国体論―戦時下の英霊公葬運動を中心に―」
2016年6月12日   「宗教と社会」学会第24回学術大会テーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」(於 上越教育大学)
 「宗教と社会」学会第24回学術大会(平成28年6月12日、於上越教育大学、テーマセッションA会場 14:00~17:00)のテーマセッション「近代日本社会における神道と国体論―宗教とナショナリズムをめぐる一断面―」における発表。本発表では、特異な哲学者・日本主義者である松永材をはじめとする「英霊公葬運動」(英霊公葬神式統一運動・忠霊神葬運動)の担ひ手を「右翼在野神道」と捉へ、その国体論の一端を窺つた。
 なほ、本テーマセッションは、日本学術振興会平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究(...
一般研究発表:「「明治神宮体育大会」再考」
2016年5月14日   体育史学会第5回学会大会(於 一橋大学国立キャンパス)
 本発表は、大正13年(1924)から昭和18年(1943)の間、「明治神宮外苑競技場」(現・国立競技場)をはじめとする明治神宮外苑所在の体育・スポーツ施設を主会場として開催された日本初の国民的・総合的・全国的な運動競技(スポーツ)大会で、戦後の「国民体育大会」の前提でもある「明治神宮競技(体育・国民体育・国民錬成)大会」(最も長期に亙る名称は「明治神宮体育大会」)の歴史的意義について、近代日本体育史と近代神道史を架橋する学際的アプローチから再考する試みである。具体的には、次の3点について...
公開研究会司会・リプライ:藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換―』(鹿島出版会、平成27年)書評会
2016年2月28日   第1回宗教とナショナリズム研究会(於國學院大學たまプラーザキャンパス)
 日本学術振興会平成27年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)による第1回宗教とナショナリズム研究会における書評会。対象書は、藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編『明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換―』(鹿島出版会、平成27年)。
公開研究会発表:「国家神道と国体論に関する学際的研究序説」
2016年2月27日   第1回宗教とナショナリズム研究会(於國學院大學たまプラーザキャンパス)
 日本学術振興会平成27年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)による第1回宗教とナショナリズム研究会における発表。本発表では、「国家神道」研究と「国体論」研究の現状を把握、整理した上で、今後の課題を提示した。
発表:「国学的教育機関に関する基礎的考察―「近代国学と教育」の視座から―」
2015年12月26日   第1回国家神道・国体論研究会(於 國學院大學たまプラーザキャンパス)
 日本学術振興会平成27年度科学研究費助成事業(基盤研究(C))「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)による第1回国家神道・国体論研究会における発表。本発表では、人文社会系、特に歴史系学問分野を横断する学際的視座として「近代国学と教育」といふ問題設定を試み、これまで殆ど未開拓の研究対象であつた近代の「国学的教育機関」に関する予備的・基礎的考察を行つた。
発題:「人霊祭祀の展開」
2015年9月2日   第33回神社本庁神道教学研究大会(於 神社本庁大講堂)主題「人霊祭祀と、その歴史的意義」
 今回の神道教学研究大会では、「人霊祭祀と、その歴史的意義」を主題として、以下の通り「人霊祭祀」についての通史的検討を行つた。

発題Ⅰ「人霊祭祀の基調」(岡田莊司)
発題Ⅱ「人霊祭祀の展開」(藤田大誠)
共同討議

 自身の発題では、「英霊祭祀」(招魂社、靖國神社) の基盤としての「人霊祭祀」(「人神祭祀」「人霊奉祀神社」「人神(ヒトガミ)信仰」「霊神信仰」「人を神に祀る風習」など)の近世(特に幕末)から近代に至る展開について、「人神信仰」の研究動向や近現代の神祇史(神社史)・神道史研究...
研究報告:「明治神宮創建と神社行政・神道史研究の展開―近代神社史料研究の観点から―」
2015年8月23日   第21回神社史料研究会サマーセミナー(於 明治神宮神楽殿)
 本研究報告では、近代神道史研究(「国家神道」研究)の動向を確認した上で、明治神宮創建(内苑・外苑の造営)に関する歴史研究の現状と課題について概観した。考察に当たつては、近代神社史料研究の観点から多種多様に亙る検討文献・史料についても言及しつつ、明治神宮創建といふ「経験」がそれ以後の神社行政・神道史研究の展開に如何なる影響を与へたのかについて展望した。また、特に「神宮外苑になぜ競技場が造られたのか―国立競技場前史―」のテーマについて詳しく検討した。
個人発表:「戦時下の英霊公葬問題と「神仏抗争」―「非常時」における慰霊・追悼・顕彰の儀礼形式をめぐって―」
2015年6月13日   「宗教と社会」学会第23回学術大会(於 東京大学)
 本発表では、これまでの研究成果を踏まへ、「非常時」 以降の日本社会における戦歿者慰霊・追悼・顕彰儀礼の実態とそこに関はつた担ひ手の「理想」と「現実」について検討する。とりわけ、昭和12年(1937)の支那事変勃発によつて対外的緊張が極まつた国家総動員・総力戦体制下における日本社会を「戦時下」と捉へ、当該時期に社会問題化した、戦歿者慰霊・追悼・顕彰儀礼としての「神式公葬」をめぐる問題、即ち「英霊公葬問題」に焦点を当てて、その歴史的意味を再考した。
報告:「帝都東京における「外苑」の創出」
2014年10月25日   明治神宮国際神道文化研究所主催公開学術シンポジウム「明治神宮以前・以後―近代神社をめぐる環境形成の構造転換―」(於 明治神宮社務所講堂)
 平成22~24年度科学研究費補助金基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063 研究代表者:藤田大誠)の研究成果報告書を再編集した論文集(平成27年2月刊行予定)の内容を中心とするシンポジウムで、同書の内容を広く発信するとともに、執筆者相互、或いは外部参加者をも含めて忌憚のない意見交換を行ふことによつて、本共同研究の現段階における総括を試みた。
 具体的には、近代の神社造営をめぐる空間・環境形成の変遷について、その造営に関はる...
研究発表:「明治神宮外苑における体育・スポーツ施設の成立と「明治神宮体育大会」」
2014年10月5日   教育史学会第58回大会(於 日本大学文理学部)
 本報告では、大正期の帝都東京に突如登場した国民的神社に附属する「公共空間」としての明治神宮「外苑」における体育・スポーツ施設の成立過程と「明治神宮体育大会」をめぐる様々なアクター(明治神宮奉賛会・内務省・文部省・体育・スポーツ団体関係者など)の鬩ぎ合ひに焦点を当てて、その教育史的・体育史的位置付けを試みた。
講演:「近代日本の国体論・「国家神道」研究の現状と課題」
2014年3月7日   日本国体学会第38回国体文化講演会―シリーズ・国体を巡る諸思想(於 学士会館)
 本講演では、「国家神道」研究の現状を中心に述べ、これと交錯しつつある近年の「国体論」研究にも触れて今後の課題を提示した。
発表:「大正・昭和戦前期の神道学者と神社界」
2013年12月22日   科研費研究「近現代日本の宗教とナショナリズム」公開研究会〔テーマ:「「国家神道」の担い手」をめぐる多角的検討〕(於 東洋大学白山キャンパス)
 科学研究研究費助成基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究代表者:小島伸之、研究課題番号:23520079)が主催する公開研究会における発表。

【当日の題目と発表者】
「明治初期の国家神道と天皇崇敬」(島薗進・上智大学)
「戦間期ハワイ日系仏教にみる日系2世の教化/教育論」(高橋典史・東洋大学)
「大正・昭和戦前期の神道学者と神社界」(藤田大誠・國學院大學)
「皇道仏教の思想と運動」(大谷栄一・佛教大学)
「内務官僚永野若松...
シンポジウム司会:公開学術シンポジウム「帝都東京と明治神宮造営―阪谷芳郎から読み解く近代日本―」
2013年10月26日   明治神宮国際神道文化研究所(於 明治神宮社務所講堂)
基調報告:櫻井良樹「阪谷芳郎と大正日本・帝都東京」
発題:永江雅和「阪谷芳郎の人的ネットワーク:専修大学所蔵阪谷芳郎関係書簡から」
発題:戸浪裕之「明治神宮の造営と阪谷芳郎:阪谷芳郎明治神宮関係資料から」
コメント:畔上直樹「帰一協会設立と阪谷芳郎:明治神宮造営の背景としての世俗主義相対化論」
コメント:石井裕晶「東京商業会議所会頭中野武営と阪谷芳郎」
司会:藤田大誠
進行:今泉宜子
個人発表:「昭和戦前期における神社と神道―「国家神道」の理想と現実―」
2013年9月8日   日本宗教学会第72回学術大会(於 國學院大學渋谷キャンパス)第5部会
 本発表では、外延の広い「国家神道」概念の可能性には拘泥せず、昭和戦前期の神社と神道に係はるいくつかの事例について、その「理想」と「現実」を見極めながら再考し、今後の展望を提示した。
発題:(「制度」の視点から)「「鎮守の森」の近現代」
2013年8月20日   第31回神社本庁神道教学研究大会(於 神社本庁大講堂)主題「自然環境に対する神道教学の可能性」
 今回の神道教学研究大会は、「自然環境に対する神道教学の可能性」を主題に開催された。
 発題Ⅰ 茂木栄(「鎮守の森の理念」の視点から)「鎮守の森(社)の理念―大きな森小さな森・民俗学的視点から―」
 発題Ⅱ 藤田大誠(「制度」の視点から)「「鎮守の森」の近現代」
 発題Ⅲ 鈴木啓輔(「現状・活用」の視点から)「現代における「鎮守の森」の存在意義」
 発題のあと、阪本是丸が司会を務め、櫻井治男をコメンテータとし、発題者3名も登壇して共同討議が行はれた。

 自身の発題は、「鎮守の森」、その類...
例会発表:「近代における国学的教育機関の神職養成と教員養成―皇典講究所・國學院を中心に―」
2012年12月22日   日本教育史学会第674回例会(於 謙堂文庫)
本発表では、「近代国学」や「近代神社神道」の担ひ手たちが、如何なる構想をもとに近代的な神祇専門職(神官・神職)や教職(特に高等教育、中等教育)の養成に取り組んでゐたのかについて、主に明治期における中央の皇典講究所・國學院を中心に、地方の国学的教育機関・神職養成機関(特に大阪府皇典講究分所―大阪國學院)の在り方にも目を配りつつ論じた。
シンポジウム発題:「〈聖域〉としての神社境内と「公共空間」―紀元二千六百年と「国家神道」―」
2012年10月20日   公開学術シンポジウム(第11回国際神道文化研究会)「帝都東京における神社境内と「公共空間」―明治神宮造営後の都市環境形成―」(於 明治神宮社務所講堂)
主催:明治神宮国際神道文化研究所、平成二十四年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:二二五二〇〇六三、研究代表者:藤田大誠)
共催:平成二十四年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究課題番号:二三五二〇〇七九、研究代表者:小島伸之)、明治神宮史研究会

開催趣旨:
神道史・宗教史・建築史・都市...
発表:「神社対宗教問題に関する一考察―神社参拝の公共性と宗教性―」
2012年9月8日   日本宗教学会第71回学術大会(於 皇學館大学)パネル発表「「国家神道」における公共性と宗教性―昭和戦前期を中心に―」
本パネルは、平成24年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)、並びに平成24年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究課題番号:23520079、研究代表者:小島伸之)による二つの共同研究グループが協力し、双方に重なり合ふ課題の一つである「国家神道」をテー...
発題:「帝都東京における「外苑」の創出―宮城・靖國神社・明治神宮と「公共空間」―」
2012年8月4日   公開研究会(第12回神社と「公共空間」研究会):「帝都における社寺境内と「公共空間」の整備過程」(於 京都府立総合資料館4階会議室)
共催:平成24年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)、平成24年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究課題番号:23520079、研究代表者:小島伸之)

発題1 遠藤潤(國學院大學研究開発推進機構准教授)
     「近世渋谷の市街/農村と信仰施設―...
講演:「靖國神社と国家神道」
2012年7月7日   第3期「やすくに活世塾」第4回講座(於 靖國神社:靖國教場「啓照館」)
 「国家神道」に対する見方、東京招魂社(靖國神社)創建の歴史について講義した。
報告:「明治天皇大喪儀に関する一考察―明治神宮造営前史の観点から―」
2012年7月1日   第11回神社と「公共空間」研究会・第10回明治神宮史研究会(於 國學院大學渋谷キャンパス)
共催:平成24年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)、明治神宮史研究会、明治神宮国際神道文化研究所

報告1 岸川雅範(神田神社権禰宜、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期)  
    「近世・近代における神田神社境内の変遷と神田祭」
報告2 松山恵(明治大学文学部専任講師)
    「明治初年東京における「諸神社遥拝所」について―都市史的観点から―」
...
藤田 大誠, 青井 哲人, 畔上 直樹
神園   2012年5月   
報告:「近代の神社境内整備と明治神宮造営」
2012年1月21日   第8回神社と「公共空間」研究会・第8回明治神宮史研究会(於 國學院大學渋谷キャンパス)
平成23年度科学研究費補助金・基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)による第8回神社と「公共空間」研究会(第8回明治神宮史研究会を兼ねる)における報告。本研究会では、他の報告として、河村忠伸(神社本庁総合研究所録事)「近代神社行政における神社境内の公園的性格」、森悟朗(國學院大學研究開発推進機構助教)「神風講社と宿屋の講社」があつた。 なほ、本研究会は、『神社新報』第3106号(平成24年2月20日...
シンポジウム発題:「神仏分離後の神社と神官・神職」
2011年12月3日   第65回神道宗教学会学術大会シンポジウム「神仏関係史再考―カミを祀る空間の担い手をめぐって―」(於 國學院大學渋谷キャンパス)
趣旨説明 司会 藤本頼生(國學院大學神道文化学部専任講師)
発題1 加瀬直弥(國學院大學研究開発推進機構専任講師)
「古代神社の神事と組織」
発題2 太田直之(國學院大學人間開発学部准教授)
「中世の神社と勧進」
発題3 遠藤 潤(國學院大學研究開発推進機構准教授)
「近世霊山における神仏関係と組織」
発題4 藤田大誠(國學院大學人間開発学部准教授)
「神仏分離後の神社と神官・神職」
コメント1 北条勝貴(上智大学文学部准教授)
コメント2 引野享輔(福山大学人間文化学部准教授)

・自身...
神仏分離後の神社と神官・神職
藤田 大誠
第65回神道宗教学会学術大会 シンポジウム「神仏関係史再考―カミを祀る空間の担い手をめぐって―」発題(平成23年12月3日、於 國學院大學渋谷キャンパス)   2011年12月   
シンポジウム司会:國學院大學人間開発学会第3回大会公開シンポジウム「現代武道の人間開発力―日本の身体文化から何を学ぶべきか―」
2011年11月12日   國學院大學人間開発学会第3回大会(於 國學院大學たまプラーザキャンパス)
公開シンポジウム「現代武道の人間開発力―日本の身体文化から何を学ぶべきか―」
第1部 公開演武会〔体育館1階アリーナ〕
一、弓道【巻藁射礼】
演武者 錬士五段 山田佳弘
二、柔道【投の形、投技、固技】
演武者 六段 上口孝文
三段 菊池翔太(國學院大學人間開発学部健康体育学科三年)
二段 奥谷貴昭(國學院大學人間開発学部健康体育学科二年)
三、空手道【形〔クーシャンクー(公相君)、ワンシュウ(汪楫)、喜屋武の抜砦(キャンノバッサイ〈パッサイ〉、泊手)〕、和道流基本組手、各種一本組手】
演武...
個別研究発表:「昭和戦前期の戦死者慰霊に関する一考察―英霊公葬問題を中心に―」
2011年10月30日   日本思想史学会2011年度大会(於 学習院大学)
 近代日本における戦死者公葬とは、戦死者慰霊のために国や公共団体が営む葬儀・慰霊祭であり、国葬、陸軍葬・海軍葬、軍・鎮守府・師団・聨隊など各団隊レベルのもの、市町村主催のものがあつた。しかし、明治15年の段階で内務省達乙第七号(神官教導職分離、官国幣社神官葬儀不関与)が出され、明治37年の「僧侶教師従軍ニ関スル件」においても僧侶と教派神道の教師のみが従軍を許可されたのみで、神社神職の従軍は、正式には昭和14年になつて漸く認められたに過ぎなかつたため、実際の軍隊における戦死者の公葬は圧倒的に...
司会:第9回国際神道文化研究会・第7回神社と「公共空間」研究会「明治神宮の造営前史と隣接空間」
2011年10月22日   第9回国際神道文化研究会・第7回神社と「公共空間」研究会「明治神宮の造営前史と隣接空間」(於 明治神宮外苑聖徳記念絵画館内会議室)
主催:明治神宮国際神道文化研究所
共催:明治神宮史研究会、平成23年度科学研究費補助金基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究代表者:藤田大誠)
開催趣旨:大正15年(1926)10月22日、聖徳記念絵画館の正面表玄関階段及びその前の広場に式場が設けられ、明治神宮外苑竣工奉献式が行はれた。即ち、国民の寄付による民間組織の明治神宮奉賛会が基本計画を策定し、その委嘱により政府組織の明治神宮造営局が工事を進めてゐた外苑の施設が竣功に至つたため、摂政宮(後の...
研究発表:「近代日本の高等教育機関における「国学」と「神道」」
2011年10月2日   教育史学会第55回大会(於 京都大学)
本発表では、主に「大学」制度が確立していく明治後期から大正期、昭和初年までの帝国大学や私立大学、具体的には東京帝国大学や京都帝国大学、國學院大學等を対象に、その講座や講義の内容に着目しつつ「国学」と「神道」の取り扱ひの変遷を辿つて相互関係を窺ふことで、近代日本の高等教育機関における「国学」と「神道」の位置付けを試みた。その結果、➊東京帝国大学=「国学」の分科/再統合過程における「宗教性」の加味された「神道」の浮上・再発見(「神道学」の形成)、➋京都帝国大学=草創期の「国学」非受容と昭和戦前...
昭和戦前期の戦死者慰霊に関する一考察―英霊公葬問題を中心に―
藤田 大誠
日本思想史学会二〇一一年度大会個別研究発表(平成23年10月30日、於 学習院大学目白キャンパス)   2011年10月   
近代日本の高等教育機関における「国学」と「神道」
藤田 大誠
教育史学会第55回大会研究発表(平成23年10月2日、於 京都大学吉田キャンパス)   2011年10月   
評者報告:「「下から」の宗教ナショナリズムとしての「国家神道」確立論の問題点―畔上直樹『「村の鎮守」と戦前日本―「国家神道」の地域社会史―』(有志舎、平成21年)の検討を通して―」
2011年8月31日   平成23年度科学研究費補助金基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」第2回研究会(於 キャンパス・イノベーションセンター東京)
平成23年度科学研究費補助金基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究課題番号:23520079、研究代表者:小島伸之〔上越教育大学大学院学校教育研究科准教授〕)第2回研究会として開催された畔上直樹(上越教育大学大学院学校教育研究科准教授)の著作『「村の鎮守」と戦前日本―「国家神道」の地域社会史―』(有志舎、平成21年)の書評会における評者報告。もう一人の評者は菅浩二(國學院大學研究開発推進機構准教授)。著者のリプライの後、参加者を...
報告:「近代の社寺境内整備と公園行政に関する基礎的考察」
2011年7月30日   第6回神社と「公共空間」研究会(於 京都府立総合資料館2階会議室)
平成23年度科学研究費補助金・基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)による第6回神社と「公共空間」研究会における報告。本研究会は、「新旧〈帝都〉における社寺行政―公文書・法令の検討を中心に―」をテーマとして行ひ、他の報告として、福島幸宏(京都府立総合資料館歴史資料館主任)「京都府行政文書に含まれる神社関係資料について」、北浦康孝(早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程、東京都公文書館・公文書館専門員...
評者報告:「書評 島薗進『国家神道と日本人』」
2011年7月17日   平成23年度科学研究費補助金基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」第1回研究会(於 キャンパス・イノベーションセンター東京)
平成23年度科学研究費補助金基盤研究(C)「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究課題番号:23520079、研究代表者:小島伸之〔上越教育大学大学院学校教育研究科准教授〕)第1回研究会として開催された「島薗進『国家神道と日本人』(岩波新書)合評会」で、評者として38000字以上に及ぶ報告原稿を提示しつつ、島薗進『国家神道と日本人』(岩波新書、平成22年)に対する詳細な批評を行つた。報告後、その場で著者の島薗進(東京大学大学院人文社会系研究科教...
講演:「式内社の近現代―伝統的「公共空間」としての古社―」
2011年6月17日   相模國式内社の會式内社講演会(於 寒川神社参集殿)
 まづ、「古社」としての式内社を中心に、近代以前の〈社格〉に関する歴史的展開を述べた後、相模(相摸)の古社(式内社)を概観し、明治維新期における神仏分離の多様な実態を相模国の事例などから紹介。その上で、社格制度を中心に近代神社制度の展開について概観し、明治以来、神社行政における古社尊重の取扱方針とともに、反面では神社の規模や経済状態等の「現状優位」の面があつたことを述べた。但し、相模国の式内社13座は、論社はあるものの他社に神社合祀されてしまつたり完全に廃絶した社がある訳ではなく、また、近...
個人研究発表:「靖國神社の祭祀と境内整備―近代日本における慰霊の「公共空間」形成―」
2011年6月4日   平成23年度(第45回)軍事史学会年次大会:共通論題「戦没者の慰霊と追悼」(於 皇學館大学)
〈国家的―国民的〉な戦没者慰霊・追悼・顕彰に関する「公共空間」の国際比較という観点、近代日本における慰霊の「公共空間」形成に関する先行研究を踏まへ、近代日本の中央(帝都東京)における〈国家的―国民的〉な戦没者慰霊・追悼・顕彰の「公共空間」が、〈東京招魂社→靖國神社〉といふ神道祭祀を執行する「神社」形式の「公共空間」として形成された経緯と、その空間の位置付けの再編過程を検討した。帝都東京における慰霊の国家的「公共空間」形成までの道程、慰霊・追悼・顕彰の中核的「公共空間」の形成、日露戦争前後に...
式内社の近現代―伝統的「公共空間」としての古社―
藤田 大誠
相模國式内社の會 式内社講演会(平成23年6月17日、於 寒川神社参集殿)   2011年6月   
靖國神社の祭祀と境内整備―近代日本における慰霊の「公共空間」形成―
藤田 大誠
第四十五回軍事史学会年次大会研究発表(平成23年6月4日、於 皇學館大学伊勢学舎)   2011年6月   
報告:「近代日本における慰霊の「公共空間」形成―靖國神社の祭祀と境内整備過程を中心に―」
2011年5月28日   科研費合同研究会「慰霊をめぐる人々とその空間」(於 國學院大學渋谷キャンパス)
科学研究費補助金基盤研究(B)「戦争死者慰霊の関与と継承に関する国際比較研究」(研究代表者:西村明)と科学研究費補助金基盤研究(C)「帝都東京の神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究代表者:藤田大誠)の共催による合同研究会での報告。本研究会は第5回神社と「公共空間」研究会と第3回科研研究会「戦争死者慰霊の関与と継承に関する国際比較研究」を兼ねるものでもある。研究会の内容は、司会:中山郁(國學院大學教育開発推進機構准教授)、趣旨説明:西村明(鹿児島大学法文学部准教授)、報告1:藤田...
発表:「近代神職団体に関する一考察-大阪府皇典講究分所を事例として-」
2011年2月16日   第4回神社と「公共空間」研究会(京都府立総合資料館2階会議室)
平成22年度科学研究費補助金・基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)による第4回神社と「公共空間」研究会における発表。
この他、小報告として、畔上直樹(上越教育大学大学院学校教育研究科准教授)「鎮守の森景観の歴史的復元研究の現在と課題」、柏木亨介(聖学院大学非常勤講師)「神社境内の神々―神社明細帳の分析から―」、藤田大誠「京都府を対象とする近代神社研究の課題と展望」が行はれた。
発表者の他、北浦康孝...
評者発表:「書評 佐藤一伯著『明治聖徳論の研究―明治神宮の神学―』」
2010年12月25日   第3回神社と「公共空間」研究会・第7回明治神宮史研究会(於 國學院大學渋谷キャンパス)
平成22年度科学研究費補助金・基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」(研究課題番号:22520063、研究代表者:藤田大誠)による第3回神社と「公共空間」研究会(第7回明治神宮史研究会を兼ねる)において開催された佐藤一伯『明治聖徳論の研究―明治神宮の神学―』(国書刊行会、平成22年)の書評会で評者を務めたもの。発表後、参加者間で活潑な議論が展開された。
例会報告:「近代国学と日本法制史」
2010年12月18日   法制史学会近畿部会第415回例会(於 京都大学)
本報告では、これまで比較的言及されることの多かつた、東京帝国大学(東京大学)及び京都帝国大学(京都大学)といふ両帝国大学を軸とする日本法制史学史では無く、瀧川政次郎が「日本法制史発祥の地」とまで評した私立の国学的研究・教育機関である皇典講究所・國學院(國學院大學)における日本法制史研究の特質について、諸官省や帝国大学における国学者たちも含めた「近代国学」全体における「日本法制史」の〈前史〉と両帝国大学における日本法制史の流れとの関係にも注目しつつ、聊か考察を加へた。検討の結果、総合的学問で...
シンポジウム発題:「國學院大學における伝統文化教育の意義と展望」
2010年11月13日   國學院大學人間開発学会第2回大会シンポジウム「日本の伝統文化教育と人間開発学の構築―カリキュラム開発を視野に入れて―」(於 國學院大學たまプラーザキャンパス)
國學院大學における建学の精神(神道精神)と日本の伝統文化研究・教育(国学)の意義を述べた後、國學院大學人間開発学部における伝統文化教育の意義と展望を提示した。
結論として、國學院大學人間開発学部における伝統文化教育は、蓄積されてきた国学的研究に基づき、日本の伝統文化の〈核〉〈軸心〉〈基層〉として、建学の精神である「神道」を位置付け(無論、その位置付けも常に問ひ直し、更新しながら)、「通奏低音」としてゐる点に他大学には見られない大きな特色、意義があるものと思はれ、それ故、「伝統文化体験教育」...
講演:「学校教育と現代神道」
2010年11月9日   『発生期の現代神道』刊行25周年記念公開講座「生成期の現代神道」其5「教育と現代神道」、平成22年度神道青年全国協議会秋期セミナー(於 神社本庁大講堂)
 平成18年12月22日公布・施行の改正教育基本法における「道徳」「伝統文化」「宗教教育」に関する取り扱ひを確認した上で、渙発120年を迎へた「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)の成立とその展開、近現代日本における宗教教育の展開を概説し、さらに、近代の神道・宗教・国学(学事)の関係を説明した。
シンポジウム発題:「近代神苑の展開と明治神宮内外苑の造営:「公共空間」としての神社境内」
2010年10月23日   明治神宮御鎮座90年記念・明治神宮国際神道文化研究所公開学術シンポジウム「明治神宮造営をめぐる人々―近代神社における環境形成の転換点―」(於 明治神宮社務所講堂)
明治神宮社務所講堂で開催された、明治神宮御鎮座90年記念・明治神宮国際神道文化研究所公開学術シンポジウム「明治神宮造営をめぐる人々―近代神社における環境形成の転換点」(主催:明治神宮国際神道文化研究所、共催:國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター、明治神宮史研究会、科学研究費補助金基盤研究(C)「帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究」)における発題。
冒頭で、(1)近代神苑の展開と明治神宮内外苑の造営過程は具体的にいかに交差するのか?、(2)帝都東京における神苑...
シンポジウム発題:「近代日本の教育勅語観と神道・国学」
2010年6月12日   明治聖徳記念学会主催・國學院大學研究開発推進センター共催 シンポジウム「近代日本の教育と伝統文化」(於 明治神宮参集殿)
本年(平成22年)は、「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)渙発より百二十年に当たるが、これまで教育勅語に関する基礎的資料は相当程度整備されてきたし 、その歴史的研究も汗牛充棟ただならぬほど出てゐる 。そもそも、日本近代教育史、特に初等教育・中等教育などの普通教育に関はる歴史研究においては、「教育勅語体制」などといふ言葉もあるほど、明治23年10月30日渙発の教育勅語に関する言及は必要不可欠のものであつたといへる。しかし、こと高等教育史においては、「教育勅語」との関はりについてあまり触れられて来...
シンポジウム発題:「神道史からみた近代仏教」
2010年5月22日   第18回日本近代仏教史研究会研究大会シンポジウム「問い直される近代仏教」(於 國學院大學渋谷キャンパス)
第18回日本近代仏教史研究会研究大会(主催:日本近代仏教史研究会、共催:國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター)におけるシンポジウム「問い直される近代仏教」。
「近代仏教」及び「日本近代仏教史研究」を問ひ直すことを目的として、「近代仏教史研究の現状と課題」(大谷)、「神道史からみた近代仏教」(藤田)、「人類学史(研究)からみた近代仏教(研究)」(菊地)の三つの発題を行ひ、司会の林がコメントして討議した。
自身の発題では、個人の内面を重視する「日本近代仏教史」と「神社史」に立脚する「...
シンポジウム報告:「近代国学と人文諸学の形成」
2010年3月14日   早稲田大学高等研究所シンポジウム「近代学問の起源と編成」第2日「近代諸学の成立と編成―前近代の継承と断絶―」(於 早稲田大学)
従来、近代の国学については等閑視されてきた。多くの論者は、維新期或は明治10年代前半までに「国学の没落」を見た後は、一足飛びに同30年代の芳賀矢一による「日本文献学」としての国学や、柳田国男・折口信夫の「新国学」の提唱を語るのが常であつた。しかし実は、この「空洞化」された明治10年代半ばから20年代においてこそ、近代日本国家形成に即応した一つの学知としての「国学」(報告者はそれを狭義の「近代国学」と呼んでゐる)が立ち現れて来る。この学知は、「宗教」性は前景化せず、近世学問の継承・発展を志向...
近代国学と日本法制史
法制史学会近畿部会第415回例会(平成22年12月18日、於 京都大学)   2010年   
國學院大學における伝統文化教育の意義と展望
國學院大學人間開発学会第2回大会シンポジウム「日本の伝統文化教育と人間開発学の構築―カリキュラム開発を視野に入れて―」(平成22年11月13日、於 國學院大學たまプラーザキャンパス)   2010年   
近代神苑の展開と明治神宮内外苑の造営:「公共空間」としての神社境内
明治神宮御鎮座90年記念・明治神宮国際神道文化研究所公開学術シンポジウム「明治神宮造営をめぐる人々―近代神社における環境形成の転換点―」(平成22年10月23日、於 明治神宮社務所講堂)   2010年   
近代日本の教育勅語観と神道・国学
明治聖徳記念学会主催・國學院大學研究開発推進センター共催シンポジウム「近代日本の教育と伝統文化」(平成22年6月12日、於 明治神宮参集殿)   2010年   
神道史からみた近代仏教
第18回日本近代仏教史研究会研究大会シンポジウム「問い直される近代仏教」(平成22年5月22日、於 國學院大學渋谷キャンパス)   2010年   
近代国学と人文諸学の形成
早稲田大学高等研究所シンポジウム「近代学問の起源と編成」第2日「近代諸学の成立と編成―前近代の継承と断絶―」(平成22年3月14日、於 早稲田大学)   2010年   
個別研究発表:「近代の神道・国学における「道徳」の問題―皇典講究所・國學院を中心に―」
2009年10月18日   日本思想史学会2009年度大会(於 東北大学)
 本発表では、明治末期以降の「国民道徳論」との接続を視野に入れつつ、皇典講究所・國學院における「神道」と「道徳(道義)」への眼差しを概観した。明治十年代前半の神道界における「祭神論争」の反省から、明治政府は、「祭祀」と「教義」と「学事」を分離する方針を立てるが、それに呼応した国学者・神道家らは明治十五年、「宗教的教義」とは距離を置き「道徳」を重視する国学的研究・教育機関として皇典講究所を創立した。さらに、同二十三年には同所を母体として國學院を設置し、「東京大学(帝国大学)系の国学」の人的遺...
研究発表:「近代皇族制度の形成と展開」
2009年9月19日   藝林会第3回学術研究大会「明治典憲体制の成立と展開」(於 國學院大學渋谷キャンパス)
 近代皇室制度研究の先行業績について簡単に説明した上で、近代皇族制度の前提である宮門跡の還俗、維新後、明治皇室典範制定までの皇族制度の変遷、近代皇室における御誕生関係規定と皇室親族令について論じた。
個人発表:「明治初期における教導職の「敬神愛国」観」
2009年9月13日   日本宗教学会第68回学術大会(於 京都大学)
 明治初期における教導職の「敬神愛国」観について検討する場合の資料は、「三条教則衍義書」をはじめ、「十一兼題」のうちの「愛国ノ説」に関する解説など、枚挙に暇が無いほどあるが、これらを検討した研究はさほどある訳では無い。また、これまで、神道家や仏教者による「敬神」観の考察は比較的多いため、本発表では、神道・国学系教導職の「愛国」観の一部を紹介することによつて、その一端を窺つた。
発題:「皇典講究所・國學院と近代人文学」
2009年7月11日   國學院大學伝統文化リサーチセンター「國學院の学術資産に見るモノと心」プロジェクト中間総括シンポジウム「近代人文学の形成と皇典講究所・國學院の学問」発題(於 國學院大學渋谷キャンパス)
 明治十五年に創立された皇典講究所、同二十三年に同所を母体として設置された國學院(後の國學院大學)が、その建学の精神を「神道」に置き、学問の基礎を「国学」に求める「学問の府」であることを説明した上で、主に皇典講究所・國學院の関係出版物を用ゐつつ、その学問と近代人文学との関係についての発題を行なった。具体的には、「本ヲ立ツル」ことを主眼として「国体講明」「徳性涵養」「人生の本分を尽くす」ことを説いた有栖川宮幟仁親王の告諭が建学の精神の基礎をなすこと、「国学に関する学力を検定して、学階を与へ」...
シンポジウム司会:國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター慰霊と追悼研究会シンポジウム「近代日本における慰霊・追悼・顕彰の〈場〉―戦死者と地域社会―」
2009年2月14日   國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター慰霊と追悼研究会シンポジウム「近代日本における慰霊・追悼・顕彰の〈場〉―戦死者と地域社会―」(於 國學院大學)
本シンポジウムでは、近代日本、とりわけ明治後半の日清戦争以降、昭和戦前の総力戦期に至るまでの時期に焦点を当てつつ、地域社会における慰霊・追悼・顕彰の〈場〉(空間・トポス)の形成過程やその展開について、具体的な地域における慰霊・追悼・顕彰の施設やそこでの儀礼の事例から検討し、かうした〈場〉における慰霊・追悼・顕彰の営みが、「国民」統合や地域社会の中で有した意義や機能について議論を行なつた。
近代の神道・国学における「道徳」の問題―皇典講究所・國學院を中心に―
日本思想史学会2009年度大会(平成21年10月18日、於 東北大学)   2009年   
近代皇族制度の形成と展開
藝林会第3回学術研究大会「明治典憲体制の成立と展開」(平成21年9月19日、於 國學院大學)   2009年   
明治初期における教導職の「敬神愛国」観
日本宗教学会第68回学術大会(平成21年9月13日、於 京都大学)   2009年   
皇典講究所・國學院と近代人文学
國學院大學伝統文化リサーチセンター「國學院の学術資産に見るモノと心」プロジェクト中間総括シンポジウム「近代人文学の形成と皇典講究所・國學院の学問」発題(平成21年7月11日、於 國學院大學)   2009年   
個人発表:「近代日本の招魂祭と公葬―神式と仏式との相克―」
2008年9月14日   日本宗教学会第67回学術大会(於 筑波大学)
 本発表では、明治後期以降の軍隊組織や地域における神仏合同招魂祭や戦歿者葬儀(公葬)の実態を手掛かりに、近代日本の戦歿者慰霊・追悼・顕彰における神式と仏式のあり方について、その共存や差異に注目しつつ考察した。例へば、治11年の島根県の招魂祭においては、「招魂祭祝詞」に出雲大社の幽冥観に基づく表現がある一方で、県令が読んだ「祭文」末尾には「嗚呼哀哉尚クハ饗ヨ」とあり、この時点でも、日清戦争以降の招魂祭における典型的な漢土風の「祭文」の形式となつてゐる。他方、同年に滋賀県の三井寺山上の紀念碑前...
研究発表:「明治期の神仏合同招魂祭に関する一考察」
2008年8月30日   第16回日本近代仏教史研究会夏期セミナー(於 時宗総本山遊行寺)
 今日一般に「招魂祭」といへば、東京招魂社・靖國神社や各地の招魂社・護国神社の成立前史に当たる幕末維新期における神道式による「戦歿者慰霊・顕彰」の祭典を連想しがちだが、実際には、日清・日露戦争後における各軍隊・地域においては、「神仏両式」や「神仏合同」で招魂祭を執行することが一般的であつた。しかし、従来の諸研究においては、その事実は知られてゐても、明治のある時期から、「招魂祭」が神道式のみならず、仏教式或は神仏合同で行なはれるやうになつたことの史的意義について追究したものは少ない。そこで本...
テーマセッション発表:「明治期の神道・宗教とナショナリズム」
2008年6月15日   「宗教と社会」学会第14回学術大会テーマ・セッション「近・現代日本宗教におけるナショナリズムの諸相―神道・新宗教・海外布教―」(於 南山大学)
 平成19年以来、学外研究者と共に行なつてゐるエスノセントリズム、ナショナリズムと宗教に関する研究会で取り組んだテーマセッション。このテーマセッションは、個々の事例に立脚しつつも、時代性に焦点化をし、さらには思想・宗教様式の連続性・越境性までも視野に含め、近・現代日本宗教を通底するナショナリズムの性格を炙り出すことを企図したもの。自身は近代の神道・国学・宗教とナショナリズムについて発表した。

Works

 
「近現代神道史の一齣 英霊公葬問題と神職 其の壱~参」(『神社新報』 第3223、3224、3225号、平成26年8月11日 ~ 平成26年8月25日)
藤田 大誠   その他   2014年8月 - 2014年8月
〔書評〕「佐藤一伯『明治聖徳論の研究―明治神宮の神学―』」(『明治聖徳記念学会紀要』復刊第48号)
藤田 大誠   その他   2011年11月
財団法人神道文化会座談会「神道文化とこれからの伝統文化教育」(『神道文化』 第22号、平成21年9月7日の座談会記録、司会)
その他   2010年
平成22年
國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター「慰霊と追悼研究会」シンポジウム「近代日本における慰霊・追悼・顕彰の〈場〉―戦死者と地域社会―」司会(平成21年2月14日、於 國學院大學)
教材   2009年2月
平成21年2月14日
「近代の靖國神社と賀茂百樹宮司」( 『社報靖國』第647号)
教材   2009年
平成21年
國學院大學研究開発推進機構研究開発推進センター「慰霊と追悼研究会」シンポジウム「日本における霊魂観の変遷―「怨霊」と「英霊」をめぐって―」司会(平成20年2月10日、於 國學院大學)
教材   2008年
平成20年2月10日
「明治期の大洗磯前神社と国学者」(『大洗さま』第21号)
その他   2007年7月
平成19年
〔図書紹介〕川田敬一著『近代日本の国家形成と皇室財産』(『藝林』第50巻第2号)
その他   2001年
平成13年
日本宗教学会第六十七回学術大会パネル「現代日本の戦死者慰霊―慰霊の現場から視えるもの―」司会(平成20年9月15日、於 筑波大学)
平成20年9月15日

競争的資金等の研究課題

 
帝国日本と東アジアスポーツ交流圏の形成
研究期間: 2018年4月 - 2023年3月
「「古事記学」の推進拠点形成―世界と次世代に語り継ぐ『古事記』の先端的研究・教育・発信―」
文部科学省: 平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」タイプB(世界展開型)
研究期間: 2016年11月 - 2021年3月    代表者: 國學院大學
国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―
研究期間: 2015年10月 - 2018年3月
本研究の二つの柱である①「神道的国体論」関係史料の調査蒐集・検討、②学際的アリーナとしての全体研究会の開催と研究発信に努め、神道・国学、右翼関係の資料などを購入して検討を加えつつ、國學院大學たまプラーザキャンパスで2種の研究会を運営した。;「国家神道・国体論研究会」は5回開催したが、第5回より広く外部からも参加者を募るため公開研究会へと移行した(第3~7回、平成28年5月28日、7月23日、9月24日、11月26日、平成29年1月21日)。第3、7回は、本科研メンバーで構成した「宗教と社会...
「国家神道と国体論に関する学際的研究―宗教とナショナリズムをめぐる「知」の再検討―」(研究代表者:藤田大誠 研究課題番号:15K02060)
日本学術振興会: 科学研究費助成事業(基盤研究(C))
研究期間: 2015年10月 - 2018年3月    代表者: 藤田 大誠
近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月
研究期間内において、研究組織メンバー研究代表者・研究分担者・連携研究者・研究協力者)により、雑誌論文9件、学会発表9件、図書8件(本科研研究成果報告書1、単著1、共著4、分担執筆2)が公にされた。図書のうちの1件は、研究期間全体の成果として研究組織メンバーの論文を8本掲載したものであり、今後さらに加筆修正等の作業を経て、公刊を企画している。;個別具体的な成果内容は多岐にわたるため研究成果報告書や個々の論文・学会発表・図書に譲るが、近現代日本の宗教とナショナリズムに関する諸論点、特に「国家神...
「近現代日本の宗教とナショナリズム―国家神道論を軸にした学際的総合検討の試み―」(研究課題番号:23520079)
文部科学省・日本学術振興会: 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月    代表者: 小島 伸之
帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究
研究期間: 2010年4月 - 2013年3月
本研究では、「公共空間」や「公共性」をキータームとして、神道史と都市史・都市計画史、地域社会史の分野などを接続することで、具体的な史料に基づく新たな「国家神道」研究を試みた。神社境内やその隣接空間を「公共空間」として捉え、新旧〈帝都〉である東京と京都との比較の観点を導入することによって、寺院とは異なる神社独自の「公共性」の歴史や、神社の造営と環境整備に係わる人的系譜やその相関関係について解明した。
國學院大學「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」・「國學院の学術資産に見るモノと心」プロジェクト
文部科学省: 私立大学学術研究高度化事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)
研究期間: 2007年4月 - 2012年3月    代表者: 杉山林継、プロジェクト研究代表者(青木周平→武田秀章)
國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」事業(平成19年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業選定)「國學院の学術資産に見るモノと心」プロジェクト。主に皇典講究所・國學院大學の校史並びに学術資産に関する研究を担当。
國學院大學「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」第2グループ
文部科学省: 21世紀COEプログラム
研究期間: 2002年6月 - 2007年3月    代表者: 拠点リーダー(小林達雄)、グループリーダー(岡田莊司)
「明治国学」の展開過程に関する基礎的研究―国学者と宮中・神祇行政・高等教育ー
財団法人日本科学協会: 平成16年度笹川研究科学助成(1)一般科学助成
研究期間: 2004年4月 - 2005年3月    代表者: 藤田大誠

担当経験のある科目