2018年4月 - 2021年3月
問題基盤型学習を基にした熱中症予防教育の充実を目指した教育プログラムに関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
中学生を対象に熱中症予防につながる授業を異なるタイプの授業案(実習型、話し合い型、企画立案型)により実施した。事前調査よりすでに小学生の時期から熱中症に関する症状を経験したことがある割合が多くなってきている一方で、熱中症予防に関する事柄を学習する機会は提供されているものの、その具体的な発生の要因や影響因子について理解が深める機会はいまだに乏しいことが示唆された。今回、どの授業案を用いた場合でも、受講した生徒がそれらの内容について理解を深め、自分自身の健康状態を把握し、曝露される環境要因の把握や評価ができるようになったことで、自己判断と回避の行動選択に繋げられることが期待される結果となった。
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- 課題番号 : 18K10929
- 体系的課題番号 : JP18K10929