松島公望 (Kobo Matsushima) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 東京大学大学院総合文化研究科学生相談所助教

学位: 修士(横浜国立大学)
博士(東京学芸大学)

J-GLOBAL ID: 200901018353768810
researchmap会員ID: 5000029538

研究キーワード

3

研究分野

1

人文・社会 / 教育心理学 / 宗教性，スピリチュアリティ，アイデンティティ，精神的健康，主観的幸福感

経歴

1

2008年1月 - 現在

東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教

学歴

5

2002年4月 - 2007年3月

東京学芸大学, 大学院連合学校教育学研究科, 学校教育学専攻
1999年4月 - 2002年3月

横浜国立大学, 大学院教育学研究科, 学校教育専攻
1998年4月 - 1999年3月

横浜国立大学, 教育人間科学部
1994年4月 - 1997年3月

東京聖書学院
- 1994年3月

明治学院大学, 社会学部, 社会福祉学科

委員歴

10

2022年3月 - 現在

宗教／スピリチュアリティ心理学研究, 編集委員長
2014年4月 - 現在

日本老年社会科学会, 機関誌査読委員
2019年12月

日本青年心理学会, 第27回大会準備委員
2015年6月 - 2019年6月

「宗教と社会」学会, 編集委員
2007年6月 - 2017年12月

｢宗教と社会｣学会, ホームページ管理委員
2008年10月 - 2016年3月

曹洞宗宗勢総合調査委員会, 委員
2010年10月 - 2014年10月

日本パーソナリティ心理学会, 機関誌編集委員
2008年11月

日本青年心理学会, 第16回大会準備委員
2005年4月 - 2008年3月

曹洞宗宗勢総合調査委員会, 実務委員
2002年 - 2006年

日本青年心理学会, ニューズレター編集委員

主要な論文

25

日本における実証的宗教心理学は進展している

松島公望

宗教／スピリチュアリティ心理学研究 1 1-2 2023年3月査読有り筆頭著者
キリスト教信者におけるキリスト教宗教意識と主観的幸福感との関連：ローマ・カトリック教会とホーリネス系A教団を対象にして

松島公望, 林明明, 荒川歩

社会心理学研究 35(2) 39-49 2019年査読有り筆頭著者
A culturally sensitive approach to the relationships between identity formation and religious beliefs in youth. Journal of Youth and Adolescence

Kazumi Sugimura, Kobo Matsushima, Shogo Hihara, Masami Takahashi, Elisabetta Crocetti

Journal of Youth and Adolescence 48(4) 668-679 2019年査読有り
日本人の宗教性を探る

心理臨床の広場 9(2) 32-33 2017年招待有り
宗教的実践が精神的健康（不安および主観的幸福感）に与える影響－仏教系新宗教A教団信者における準実験研究－

松島公望, 小林正樹, 宮下一博

千葉大学教育学部研究紀要 62 107-115 2014年筆頭著者
ホーリネス系教会に関わる高齢クリスチャンの「キリスト教における宗教性」

松島公望, 宮下一博

千葉大学教育学部研究紀要 62 91-97 2014年筆頭著者
日本における実証的宗教心理学的研究の過去・現在・未来

松島公望

心理学ワールド (59) 9-12 2012年招待有り
宗教コーピングのさまざまな方法：RCOPEの開発と初期妥当化(Pargament, Koenig, & Perez (2000) The Many Methods of Religious Coping: Development and Initial Validation of the RCOPE. Journal of Clinical Psychology, Vol.56(4), 519-543の翻訳論文)

小林正樹, 松島公望, 高橋正実

中央学術研究所紀要 39(39) 127-159 2010年
ホーリネス系教会に関わる日本人青年(青年期後期)における「キリスト教における宗教性」発達モデルの検討

松島公望, 宮下一博

千葉大学教育学部研究紀要 58 15-27 2010年筆頭著者
日本人高齢者における宗教性およびスピリチュアリティに関する実証的研究の可能性を探る

松島公望

老年社会科学 31(4) 509-514 2010年招待有り
ホーリネス系教会に関わる日本人成人における「キリスト教における宗教性」発達モデルの検討

松島公望, 宮下一博

千葉大学教育学部研究紀要 57 9-23 2009年筆頭著者
ホーリネス系教会に関わる青年の「キリスト教における宗教性」の発達および援助行動との関連

松島公望, 宮下一博

千葉大学教育学部研究紀要 56 47-56 2008年筆頭著者
ホーリネス系教会に関わる日本人クリスチャンの「キリスト教における宗教性」発達モデルの構成

松島公望, 宮下一博

千葉大学教育学部研究紀要 56 31-45 2008年筆頭著者
キリスト教における｢宗教性｣の発達および援助行動との関連：キリスト教主義学校生徒を中心にして

松島公望

発達心理学研究 17(3) 282-292 2006年査読有り
日本人クリスチャンにおける宗教意識尺度の開発－プロテスタント教会一教派(ホーリネス系教会)を対象にして－

学校教育学研究論集 11 13-28 2005年査読有り

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MISC

7

ブックレビュー櫻井義秀編著『宗教とウェルビーイング―しあわせの宗教社会学』

松島公望

宗教と社会 26 120 2020年招待有り
展望無宗教を自認する日本人には実は豊かな「宗教性」がある

RMS Message 41-42 2017年招待有り
ブックレビュー櫻井義秀編著『<カルト問題のフロンティア2>カルトからの回復―心のレジリアンス』

宗教と社会 22 159 2016年招待有り
宗教心理学的研究の展開(8):－死生の意味するもの：生と死を見つめる宗教心理学－

松島公望, 川島大輔, 大村哲夫, 辻本耐, 中里和弘, 田畑邦治

日本心理学会大会発表論文集 74 WS045-WS045 2010年
宗教心理学的研究の展開(6):―死生学と宗教心理学の相互関係性を探る―

松島公望, 松田茶茶, 大村哲夫, 浦田悠, 田畑邦治, 川島大輔

日本心理学会大会発表論文集 72 WS061-WS061 2008年
書評徳田幸雄著『宗教学的回心研究－新島襄・清島満之・内村鑑三・高山樗牛－』

松島公望

宗教研究 79(2) 375-381 2005年招待有り
書評西脇良著『日本人の宗教的自然観－意識調査による実証的研究』ミネルヴァ書房

松島公望

白百合女子大学キリスト教文化研究論集 (6) 66-71 2005年招待有り

主要な書籍等出版物

26

宗教が拓く心理学の新たな世界 : なぜ宗教・スピリチュアリティが必要なのか

松島, 公望, 大橋, 明, 川島, 大輔 (担当:編者(編著者), 範囲:まえがき、序章「キリスト教と宗教心理学――心理学（データ）から見えてくる新たな地平」、あとがき)

福村出版 2023年5月 (ISBN: 9784571250644)
J-MARSにおける質問紙調査の概要. 松島公望・川島大輔・西脇良(編). 宗教を心理学する. 202-207.

(担当:共編者(共編著者))

誠信書房 2016年
日本人の宗教性を測る－宗教を心理学するためのガイドライン.松島公望・川島大輔・西脇良(編). 宗教を心理学する. 1-19.

(担当:共編者(共編著者))

誠信書房 2016年
宗教とアイデンティティの問題. 鑪幹八郎(監修) 宮下一博・谷冬彦・大倉得史(編). アイデンティティ研究ハンドブック. 178-189.

(担当:分担執筆)

ナカニシヤ出版 2014年
宗教性. 後藤宗理・二宮克美・高木秀明・大野久・白井利明・平石賢二・佐藤有耕・若松養亮(編). 新・青年心理学ハンドブック. 234-246.

(担当:分担執筆)

福村出版 2014年
米国産の宗教コーピング尺度RCOPE（Pargament et al.,2000）－尺度開発と日本での活用上の課題－．窪寺俊之(編著). スピリチュアルケアの実現に向けて－「第18回日本臨床死生学会大会」の取り組み－．103-125.

(担当:分担執筆)

聖学院大学出版会 2013年
宗教性．日本発達心理学会(編). 発達心理学事典．116-117．

(担当:分担執筆)

丸善出版 2013年
宗教性（religiosity）とは？. 金児曉嗣(監修) 松島公望・河野由美・杉山幸子・西脇良(編) 宗教心理学概論. 58-59.

(担当:共編者(共編著者))

ナカニシヤ出版 2011年
ワードマップ宗教意識調査の歴史. 金児曉嗣(監修) 松島公望・河野由美・杉山幸子・西脇良(編) 宗教心理学概論. 56-57.

(担当:共編者(共編著者))

ナカニシヤ出版 2011年
尺度項目からみる宗教性に対する研究者の関心. 金児曉嗣(監修) 松島公望・河野由美・杉山幸子・西脇良(編) 宗教心理学概論. 49.

(担当:共編者(共編著者))

ナカニシヤ出版 2011年
戦後における宗教心理学的研究の動向－宗教意識調査を中心に－. 金児曉嗣(監修) 松島公望・河野由美・杉山幸子・西脇良(編) 宗教心理学概論. 36-55.

(担当:共編者(共編著者))

ナカニシヤ出版 2011年
宗教心理学. 河野義章(編著) 心理学Ⅱ・その応用. 71-84.

(担当:分担執筆)

川島書店 2011年
宗教性の発達心理学

ナカニシヤ出版 2011年
青年の宗教性－あなたにとっての宗教性は…？. 宮下一博(監修) 松島公望・橋本広信(編）ようこそ！青年心理学. 109-120.

(担当:共編者(共編著者))

ナカニシヤ出版 2009年

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主要な講演・口頭発表等

47

A validation of a scale on mujō-kan (impermanence).

Urata, Y, Hihara, S, Nishida, W, Sugimura, K, Matsushima, K

the Meaning in Life (MIL) International Conference 2022年
The Impact of Parents’ Religious Faith on the Understanding of Spirituality among their Adult Children: A Comparison of Japanese Buddhists, Christians, and the Non-Religious

Masami Takahashi, Kobo Matsushima, Ayaka Kasuga

Society for the Study of Human Development 10th Biennial Meeting 2017年
無常観尺度の信頼性・妥当性の検討

浦田悠, 杉村和美, 松島公望, 西田若葉, 日原尚吾

日本発達心理学会第28回大会 2017年
4つの宗教教団の宗教指導者におけるスピリチュアリティに対する見方

松島公望, Masami Takahashi

日本老年社会科学会第59回大会 2017年
キリスト教的宗教意識尺度の作成－カトリックおよびホーリネス系教会を対象として－

松島公望

日本発達心理学会第28回大会 2017年
The public perception of religious people and the existence of non-scientific truth

Ayumu Arakawa, Kobo Matsushima

31st International Congress of Psychology(ICP2016) 2016年
The effects of religion on non-religious people in Japan

Ayumu Arakawa, Kobo Matsushima

31st International Congress of Psychology(ICP2016) 2016年
親からの信仰の継承が宗教観・幸福感に与える影響－宗教性／スピリチュアリティと精神的健康の関連（3）－

松島公望, 荒川歩

日本発達心理学会第27回大会 2016年
プロテスタント・キリスト教に関わる人びとにおける主観的幸福感および精神的態度の違い－宗教性／スピリチュアリティと精神的健康の関連（2）－

松島公望, 具志堅伸隆, 荒川歩

日本社会心理学会第56回大会 2015年
信仰の必要性認知・信仰の有無と世界観・主観的幸福感との関連－宗教性／スピリチュアリティと精神的健康の関連（1）－

松島公望, 荒川歩

日本心理学会第79回大会 2015年
宗教性とスピリチュアリティとの関連：スピリチュアル現象にみる大学生の諸相(3)

松島公望, 具志堅伸隆, 平子泰弘, 徳野崇行, 相澤秀生, 酒井克也

日本発達心理学会第25回大会 2014年
宗教性／スピリチュアリティと精神的健康の関連：スピリチュアル現象にみる大学生の諸相(2)

松島公望, 具志堅伸隆, 平子泰弘, 徳野崇行, 相澤秀生, 酒井克也

日本社会心理学会第54回大会 2013年
宗教性／スピリチュアリティと精神的健康の関連：スピリチュアル現象にみる大学生の諸相(1)

具志堅伸隆, 松島公望, 平子泰弘, 徳野崇行, 相澤秀生, 酒井克也

日本社会心理学会第54回大会 2013年
プロテスタント・キリスト教に関わる日本人の宗教性発達に関する心理学的研究－ホーリネス系教会を対象にして－

日本心理学会第71回大会小講演 2007年
学校の中の宗教性

第19回国際宗教学宗教史会議世界大会 2005年

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所属学協会

10

共同研究・競争的資金等の研究課題

4

認知行動療法の疾患別ワークショップの効果研究と心理士への普及

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2013年4月 - 2017年3月

丹野義彦, 石垣琢麿, 毛利伊吹, 杉浦義典, 坂本真士, 森脇愛子, 森本幸子, 松島公望, 佐々木淳, 山崎修道
宗教性／スピリチュアリティと精神的健康の関連－苦難への対処に関する実証的研究－

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2012年4月 - 2015年3月

松島公望, 金児曉嗣, 河野由美, 西脇良, 具志堅伸隆, 川島大輔, カルマノミカエル, 渡部美穂子, 大村哲夫, 丹野義彦, 石垣琢麿, 浦田悠, 武田正文, 中尾将大, 酒井克也, 小林正樹, 平子泰弘, 徳野崇行, 相澤秀生
統合失調症に対するメタ認知療法日本語版作成とその効果研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2010年 - 2012年

石垣琢麿, 丹野義彦, 松島公望, 井村修
認知行動療法の臨床ワークショップ普及のための効果研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2009年 - 2012年

丹野義彦, 石垣琢麿, 毛利伊吹, 杉浦義典, 坂本真士, 森脇愛子, 森本幸子, 松島公望, 佐々木淳, 山崎修道, 小堀修

メディア報道

1

日本の実証的宗教心理学の展望

中外日報 https://www.chugainippoh.co.jp/article/ron-kikou/ron/20161223-001.html 2016年12月23日新聞・雑誌