2009年 - 2011年
胚性幹細胞を用いた腎臓発生分化機構の解明と腎臓再生医療への応用に関する基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
腎発生に重要な遺伝子であるPax2を遺伝子導入したES細胞において、胚様体(EBs)を形成させ、アクチビンAとレチノイン酸を添加し培養を行った。EBsを回収し、RT-PCR法により評価した。integrinα8、aquaporin-1、BMP7、Ret、Pax8、Podcinの発現亢進を認めた。Pax2遺伝子を強制発現させることで、ES細胞から腎細胞への分化が誘導が示唆された。腎発生メカニズムの解明や将来の腎再生医療への応用が期待された。
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- 課題番号 : 21592077
- 体系的課題番号 : JP21592077