2017年
アスファルト舗装面からの探傷によるRC床版内の水平き裂検出
土木学会論文集A2
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- 巻
- 173
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_739
- 終了ページ
- I_746
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/jscejam.73.i_739
- 出版者・発行元
- 土木学会
近年,道路橋のRC床版の劣化が問題となっている.そこで,本研究ではRC床版内の水平ひび割れに焦点を当て,道路橋におけるRC床版を模擬した試験体を対象に超音波探傷を行い,水平ひび割れ位置の検出手法を提案した.本手法はアスファルト表面から低周波の超音波を入射して計測した波形の内,水平ひび割れおよびそれに形状を準ずる面状境界から得る反射波形データに基づき,複素型実信号マザーウェーブレット(CRMW)を作成する.作成したCRMWを用いて連続ウェーブレット変換処理(CWT)を行うことで反射波を信号処理し,水平ひび割れ位置情報を分析する.本手法を適用した結果,波形の極大値は水平ひび割れの位置と一致しており,良好な検出性能を有することが明らかとなった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejam.73.i_739
- eISSN : 2185-4661
- CiNii Articles ID : 130006329934
- CiNii Research ID : 1390001205350056448