論文

査読有り 責任著者
2019年

広島管絃祭の変遷と意義:忘れ去られた広島の記憶

広島商船高等専門学校紀要
ダウンロード
回数 : 2107
  • 中道 豪一

41
0
開始ページ
37
終了ページ
49
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.32221/hiroshimashosenkiyo.41.0_37
出版者・発行元
独立行政法人 国立高等専門学校機構 広島商船高等専門学校

旧暦6月17日に関連する広島の町の賑わいについて、中区住吉神社で行われる広島管絃祭に焦点を絞り考察を進めた。明治末年に端を発する祭礼が衰退し、著しい変化を遂げていることの指摘をはじめ、住吉神社も把握していない関連資料を整理した点が特徴。特に広島管絃祭が、神社や行政機関の主導ではなく、市民の呼びかけにより始まったものであること、そして住民主体という性格があったことから原子爆弾によるダメージも大きかったこと、さらには大規模な船渡御、神輿の陸上渡御といった現在とは異なる壮大な全体像を持っていたことなどを明らかにした。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.32221/hiroshimashosenkiyo.41.0_37
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007659631
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12429342
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/030084248
ID情報
  • DOI : 10.32221/hiroshimashosenkiyo.41.0_37
  • ISSN : 1883-9908
  • CiNii Articles ID : 130007659631
  • CiNii Books ID : AA12429342

エクスポート
BibTeX RIS