2018年
旧広島市域における「亥の子」の変遷について:郷土文化の再評価と伝統文化の活用にむけての学術的基礎作業として
広島商船高等専門学校紀要
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- 巻
- 40
- 号
- 0
- 開始ページ
- 99
- 終了ページ
- 108
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.32221/hiroshimashosenkiyo.40.0_99
- 出版者・発行元
- 独立行政法人 国立高等専門学校機構 広島商船高等専門学校
旧広島市域において、江戸時代初期から現在にかけてなわれている亥の子について、その意義や変遷について考察を加えた。政治・経済史では扱われない文献を用い、民衆の立場から具体像を描けるよう配慮し、時代による変遷を理解できるよう心掛けた。特に亥の子における中心的所作である亥の子突きや、亥の子餅などは現在も継承されているものの、開催時間や細かい所作が異なっていること、収穫祭的意義とは異なる火の神伝承などの消長、現代における新たな亥の子の姿を指摘した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.32221/hiroshimashosenkiyo.40.0_99
- ISSN : 1883-9908
- CiNii Articles ID : 130007839607
- CiNii Books ID : AA12429342