2008年
高温高圧X線解析データに基づく白金の温度-圧力-体積状態方程式の決定
日本鉱物科学会年会講演要旨集
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- 巻
- 2008
- 号
- 開始ページ
- 193
- 終了ページ
- 193
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14824/jakoka.2008.0.193.0
- 出版者・発行元
- 日本鉱物科学会
我々は今回、SPring-8に設置の川井式マルチアンビル高圧装置を使用した放射光高温高圧X線解析により、温度800~1600 K, 圧力21~42 GPaの範囲における11個の高精度な白金のT-P-Vデータを得ることができた。得られた11個のT-P-Vデータを既存の室温における静水圧縮データと組みあわせて、Mie-Gruneisenタイプの熱圧力に基づく解析を行い、高精度な(∂P/∂T)V値を得ることに成功した。得られた(∂P/∂T)V値に、電子熱圧力の寄与を加えることにより、白金について、温度3000 K、圧力150 GPaまでに適用できる信頼できる圧力スケール(温度-圧力-体積状態方程式)を求めた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14824/jakoka.2008.0.193.0
- CiNii Articles ID : 130005008215