MISC

2013年7月

成人喘息患者における喘息症状および鼻・副鼻腔炎症状のコントロールを把握するためのGスケール問診票の開発

Progress in Medicine
  • 石塚 全
  • ,
  • 久田 剛志
  • ,
  • 上出 庸介
  • ,
  • 青木 悠
  • ,
  • 関 香織
  • ,
  • 草野 元康

33
7
開始ページ
1643
終了ページ
1648
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)ライフ・サイエンス

成人喘息患者における喘息症状および鼻・副鼻腔炎症状のコントロールを把握するためのGスケール問診票を開発し、その評価を行った。喘息患者282例を対象とし、外来診察時にGスケール問診票、その内107例はGスケール問診票とACTの2種類の問診票で調査した。ACTの合計点とGスケールの喘息症状点数との間に強い負の相関を認めた。日中症状点数とACT合計点、夜間症状点数とACT合計点との間に有意な負の相関を認めた。G1〜G8の各質問とACT合計点との相関を検討し、昼間の咳、夜間・早朝の咳、昼間の痰、夜間・早朝の痰、昼間の喘鳴、夜間・早朝の喘鳴、昼間の息苦しさ、夜間・早朝の息苦しさに有意な負の相関を認め、痰は他の症状に比べて、ACT合計点との相関関係が弱かった。G1〜G8の合計点が6点以上であれば感度91.7%、特異度80.7%で喘息、コントロール不良と判定できることが判明した。

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2013&ichushi_jid=J01315&link_issn=&doc_id=20130812380031&doc_link_id=%2Fai5prmda%2F2013%2F003307%2F033%2F1643-1648%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fai5prmda%2F2013%2F003307%2F033%2F1643-1648%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
ID情報
  • ISSN : 0287-3648
  • 医中誌Web ID : 2013287193

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