基本情報

所属
京都府立医科大学 内分泌・代謝内科学 講師
学位
医学博士(京都府立医科大学)

J-GLOBAL ID
200901051346893046
researchmap会員ID
5000034206

外部リンク

プロフィール:2000年に京都府立医科大学を卒業後、第一内科に入局。2002年朝日大学病院(旧朝日大学村上記念病院)消化器内科助手。指導医であり恩師である朝日大学・小島孝雄教授の指導の下、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の臨床研究に従事、NAFLDとメタボリックシンドローム・糖尿病の関連について学び、臨床と直結した研究が重要であると教わった。NAFLDと関連する慢性炎症の勉強するために2004年京都府立医科大学大学院医学研究科に入学、医学博士取得。2009年から2012年大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任研究員、2013年同特任助教。2014年京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌・代謝内科学病院助教、2015年より2018年まで亀岡市立病院で地域医療に従事、2017年より同内分泌・代謝内科学客員講師を併任、2018年より同助教。
研究テーマ:朝日大学病院消化器内科助手より一貫して糖尿病発症の病態基盤解明を目指した代謝免疫学の研究に従事してきた。朝日大学病院総合健診センター受診者を対象とした大規模疫学研究NAGALA study を実施、メタボリックシンドロームが脂肪肝の発症リスクとなっており、肥満でなくとも脂肪肝が2型糖尿病の発症リスクとなることを発見、報告した(Hamaguchi M et al. Ann Int Med 2005, Hamaguchi M et al. Am J Gastroenterol. 2007, Fukuda T, Hamaguchi M et al. Livet Int 2016)。これらの研究を通じて肥満でなくとも脂肪肝を有する病態が日本人糖尿病の特徴と考えている。現在、この病態に骨格筋萎縮・サルコペニアがかかわっていること、食生活の変化から腸内細菌叢がかく乱され、慢性炎症が惹起されることに注目し、食事が腸-肝-筋に作用しインスリン抵抗性が発症する病態の解明に邁進している。

学歴

  1

論文

  386

MISC

  385

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  12

産業財産権

  3

社会貢献活動

  3

メディア報道

  1