2015年4月 - 2018年3月
認知状態の脳活動分析を利用したスキル学習支援システムの研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
スキル学習において、人は、同じものを見ても触れても、何を認識するかで感覚スキルに大きな差が出る。スキル学習支援システムにおいて、脳計測(脳波、脳血流計測)により客観的に感覚認知状態を把握する分析方法を開発した。力覚と視覚におけるスキル学習時の感覚認知は、習熟につれて、脳の活性部位が局所的になること、活性状態が減衰に推移する傾向にあることなどが計測された。開発した分析方法と脳活動の状態を利用することで、客観的に学習効果を把握しながら、学習支援を行うことが期待できる。スキル学習の対象としては、スポーツや中国ゴマの技術の学習がある。
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- 課題番号 : 15H02930
- 体系的課題番号 : JP15H02930