HASHIMOTO Itaru

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Name
HASHIMOTO Itaru
Affiliation
Hosei University
Section
Faculty of Economics, Department of Economics
Job title
Professor
Research funding number
10350208

Research Areas

 
 

Academic & Professional Experience

 
Apr 1988
 - 
Mar 1989
昭和音楽大学音楽学部非常勤講師
 
Apr 1990
 - 
Mar 2014
青山学院大学文学部非常勤講師 (現在に至る)
 
Apr 1990
   
 
武蔵大学人文学部非常勤講師 (現在に至る)
 
Apr 1995
 - 
Mar 1996
国士舘大学教養部非常勤講師
 
Apr 1995
 - 
Mar 2002
女子美術大学美術学部非常勤講師
 

Education

 
 
 - 
1981
欧米文化学科フランス文化専攻, Faculty of Humanities, Musashi University
 
 
 - 
1986
フランス文学, Graduate School, Division of Letters, Rikkyo University
 
 
 - 
1990
フランス文学語学, Graduate School, Division of Letters, Aoyama Gakuin University
 

Published Papers

 
サドの短篇小説の世界
青土社ユリイカ   46(12) 185-192   Sep 2014
白昼の社会的論理を否定し、日常から離れて違反の世界を十全に描出するサドの匿名作品群と、違反を白昼の論理と厳しく対立してみせるサドの公著群といった2つの作品群に対して、違反と社会的ルールの世界を融通無碍に往来してみせるところに、サドの短篇小説の特色があることを、作品を読み解きながら指摘した。
ブフレール、ダルノー、サド——『小説論』雑考——
青山フランス文学論集   復刊(12) 65-85   Dec 2003
『恋の扉』の諸篇における幻想とその幕引き
武蔵大学人文学会 武蔵大学人文学会雑誌   31(4) 133-177   Jun 2000
サドの中篇小説集『恋の罪』(1800)の諸篇は、主題上は同工異曲めくが、物語展開は実に屈折に富み、その常数というべきものは意外に見えにくい。白昼の論理の多角的な侵犯と顛倒こそが、諸篇を貫き、読者を不安に陥れる幻想であり、その幕引きは、侵犯や顛倒の呪縛を祓う白昼の論理への復帰という、自らが設定した物語の要請に適うものであることを検証した。 全44頁
サドの小説『ガンジュ侯爵夫人』が象徴するもの
日本フランス語フランス文学会 フランス語フランス文学研究第67号   (67) 16-26   Oct 1995   [Refereed]
サド『ガンジュ侯爵夫人』(1813年)の物語内部、とくに牢獄と悪人像の描かれ方を分析し、彼が公に称していた作家身分として刊行したこの小説の世界が、他者を出現させる牢獄を描いている点で、いわゆるサドの悪名高い匿名の作品群とは明確に違うことを示し、かつ、サドの公の作家としての文学世界をさらに明らかにする必要性を指摘した。 全10頁
浮かび上がる新たなサドの相貌―サド批評の動向と展望
岩波書店 季刊「文学」   5(4) 61-72   Oct 1994
一九九〇年を境にフランスに於いて再構築が進んでいるサド研究の動向を、校訂本の刊行、資料集の整備、評伝の刊行という三つの観点から紹介し、従来の研究の問題点を掘り起こしながら、サドの全体像がどのように提示されつつあるか、また、そのテクストがどのように読み解かれようとしているかをさぐった。 全11頁

Misc

 
マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』をめぐって
青土社ユリイカ   39(10)    Aug 2007
(対談) 「サドvs澁澤」
松山俊太郎
河出書房新社 文藝別冊KAWADE夢ムック 『【総特集】澁澤龍彦、ユートピアふたたび』      May 2002
サドの翻訳者として知られる澁澤のサド受容と、今日フランス文学・思想で理解されているサドを、様々な話題を通して対比的に述べ、澁澤のサド理解には非人称的とも言えるサドの冷徹な部分が拾いきれていない点などを指摘した。 全14頁、本人担当部分抽出不可 対談者:松山俊太郎
(学術報告) Sade, Œuvres
日本十八世紀学会 日本十八世紀学会年報第15号      Jul 2000
1998年に完結した全三巻のプレーヤード版サド作品集は、これまでにない精緻な校訂注釈版。その方針、編集面での創意などを指摘し、本作品集が必携・最良の版本であるとした。 全2頁
サド 理性を備えた猛獣/サド侯爵の館 ラ・コスト城
朝日新聞社 週間朝日百科世界の文学5      Aug 1999
サドの作品の理想的な意義、サドの物語の読み方などについて述べた。 全7頁
(学術報告) 澁澤龍彦がいる文学史 世界文学研究の牽引車・サド学
河出書房新社 澁澤龍彦翻訳全集第4巻月報      Feb 1997
サドが生きたフランス18世紀の文化風土、サドの物語の読み方の可能性、とくにサドにおけるふたつの作品系列の問題などについて述べた。 全16頁(インタヴュワー発言分を含む) インタヴュワー:松山俊太郎

Books etc

 
ディドロ著作集第四巻「美学・美術 付・研究論集」
鷲見洋一、井田尚、中川久定、青山昌文、田口卓臣、小関武史、小場瀬卓三
法政大学出版会   Sep 2013   ISBN:978-4-588-12014-5
本書研究論文集のうち、ジャン・ファーブル著「ディドロと神智論者たち」を訳出し、注釈を施した。
『サド全集第6巻 恋の罪、壮烈悲惨物語』 原著:Les Crimes de l'amour 原著者:Donatien Alphonse François marquis de Sade
私市保彦
水声社   Oct 2011   ISBN:978-4-89176-879-9
サドが公に称した身分である作家として自らの名を冠して刊行した中編小説集で、これまで部分的にしか紹介・翻訳されていなかったが、はじめて完全な形で翻訳した。本書において、作者は人間の暗部の情念を、ときに深く、ときに幻想的に綴っている。さらに資料として、同時代の本書をめぐる新聞記事なども・併録。フランスでの最新の研究の成果を反映させ、もっとも適切な原著刊本をもとに訳出した。 全649頁
フランス女性の世紀
植田祐次、大場静枝、勝田千恵子、小池健男、小宮基敬、多田寿康、太原孝英、橋本克己、藤原真実
世界思想社   Jun 2008   ISBN:978-4-7907-1336-4
十八世紀フランス文学を学ぶ人のために
植田祐次、楠本重行、橋本克己、太原孝英、北垣潔、多田寿康、大場静枝
世界思想社   Mar 2003   ISBN:4-7907-0975-2
執筆者個々の独自の読解を示したうえで、18世紀のフランス小説において、理性と情念を一つの対立軸とする現代に通じる豊かな議論が展開されていることを多角的に鳥瞰した。第2章5節「ピグマリオンの転落―バキュラール・ダルノー『リープマン、ドイツの逸話』」、第3章5節「他者という永遠の謎―サド『ガンジュ侯爵夫人』」を執筆。 共著者:植田祐次(編)、楠本重行、橋本克己、橋本到、太原孝英、北垣潔、大場静枝、多田寿康
(項目執筆) 『フランス哲学・思想辞典』
弘文堂   Jan 2000   
「サド」の項目(大項目)で、同時代の思想との関連、後世への影響などを軸にサドの思想を素描した。 全3頁

Conference Activities & Talks

 
サドの小説『ガンジュ侯爵夫人』が表象するもの
日本フランス語フランス文学会   Jun 1995   
サド『ガンジュ侯爵夫人』(1813年)の物語内部、とくに牢獄と悪人像の描かれ方を分析し、彼が公に称していた作家身分として刊行したこの小説の世界が、他者を出現させる牢獄を描いている点で、いわゆるサドの悪名高い匿名の作品群とは明確に違うことを示し、かつ、サドの公の作家としての文学世界をさらに明らかにする必要性を指摘した。