Works(作品等)

2006年7月

米国会計検査院(GAO)『監査事務所の強制的交代』(八田 進二,橋本 尚共訳)


作品分類
その他
発表場所
白桃書房

本書は、米国の会計検査院(GAO)による2003年11月公表の報告書『公開会社監査事務所の強制的ローテーションの潜在的影響に関する両委員会の要請に基づく調査』を翻訳したものである。当報告書は、監査人の独立性強化と監査の品質向上への対策として監査事務所の強制的ローテーションを導入することについて、監査事務所、フォーチュン公開企業1,000社の経営者、ならびに同社の監査委員会委員長に対して行ったアンケート調査の結果等をもとに作成された。アンケート結果によると、回答者の多くは、監査事務所の強制的ローテーションは監査人の独立性強化に多少は貢献するものの、監査報酬や選定コストの上昇、交代直後の監査人の監査品質が前任の監査人よりも劣る可能性が高いこと、他に選べる監査事務所の選択肢がほとんどないこと、などといった理由から、強制的ローテーションは必ずしも最適な方法ではない、と考えていた。