2011年12月
『会計倫理の基礎と実践―公認会計士の職業倫理―』(藤沼亜起監訳 公認会計士の職業倫理研究会訳)
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- 作品分類
- その他
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- 同文舘出版
「日本監査研究学会課題別研究部会『公認会計士の職業倫理研究』」(部会長:藤沼亜起)において取り上げたMark Cheffers and Michael Pakaluk (2007) Understanding Accounting Ethics, Second Edition, Sutton, Massachusetts: Allen David Pressの翻訳である。本書では、会計士にとって倫理がいかに重要であるかについて述べた上で、会計倫理の概念について哲学の古典を用いながら解説している。次にエンロンおよびワールドコム事件の概要とこれらの事件に関係した会計士の行動について説明し、さらに仮想的なケーススタディを提示している。さらに、会計倫理は細則だけでは規定することができないものであり、また会計倫理について教育することは可能である旨を強調しながら、その具体的な教育方法についても述べている。