2012年4月 - 2016年3月
トリパノソーマ感染宿主細胞におけるオートファジーとアポトーシス制御解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
細胞内寄生原虫Trypanosoma cruziは宿主のオートファジー機構で排除されない。原虫感染により、オートファジーの初期過程が活性化され、LC3の局在変化、隔離膜形成が起こることが明らかとなった。しかし、オートリソソーム形成はみられず、成熟したオートファゴソームが形成されないと考えられた。LC3-Atg3までは進行するが、LC3の脂質化のステップが阻害されていることが示唆された。
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- 課題番号 : 24590502
- 体系的課題番号 : JP24590502