2009年 - 2011年
トリパノソーマ感染宿主細胞における酸化ストレス応答とアポトーシス制御解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
Trypanosoma cruzi感染宿主細胞では活性酸素種の産生が起こり、中でも活性窒素(NO)産生および活性窒素合成酵素(iNOS)の発現上昇が明らかとなった。活性酸素種阻害剤を添加すると、原虫感染細胞におけるアポトーシス抑制が解除されたことから、本アポトーシス抑制にNOなどの活性酸素種が関与していることが明らかになった。また、感染により宿主アポトーシス抑制因子c-FLIPにニトロソ化反応が起きることがわかった。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 21590461
- 体系的課題番号 : JP21590461