2003年3月
学部学生の卒業時における看護技術の習得状況 (第2報) -学生の自主性を考慮した看護技術習得に向けて-
大阪府立看護大学紀要
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- 巻
- Vol.9
- 号
- No.1
- 開始ページ
- pp.7~14
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 大阪府立看護大学
看護学部の卒業予定者79名を対象とし、主な看護技術(56項目)の経験状況、実習中の看護技術を実施する自信、学内の技術演習の学習状況について質問紙調査を実施した。経験状況は、「日常生活に対する援助」が多く、「診療の補助に伴う援助」が少なかった。実施する自信は、「日常生活に対する援助」が高く、「診療の補助に伴う援助」が低かった。実習での姿勢と演習での姿勢の関連には、有意差が認められた。技術習得過程に対応した技術教育の必要性が考えられた。