論文

査読有り
2009年8月

心疾患患者のQOLに影響する要因 ~セルフエフィカシーとソーシャルサポートとの関連~

ハートナーシング
  • 稲垣美紀
  • ,
  • 土居洋子
  • ,
  • 西上あゆみ

Vol.22
No.8
開始ページ
pp.99~106
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
メディカ出版

外来通院中の心疾患患者123名を対象とし、QOL・セルフエフィカシー・ソーシャルサポートの実態とそれらの関連について、明らかにした。セルフエフィカシーやソーシャルサポートが高い群はQOLが高いが、セルフエフィカシーのうち、対処行動の積極性が高くても、健康に対する統制感が低いとQOLが向上しないことが明らかになった。看護師が、家族のサポートを得ながら、患者の統制感を重視した行動変容を促すケアを実践する重要性が示唆された。

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