講演・口頭発表等

2002年3月

本学歯学部における「科学英語」教育の現状と課題について

日本歯科医学教育学会雑誌
  • 森尾 郁子
  • ,
  • 魚島 勝美
  • ,
  • 谷口 弘江
  • ,
  • 江藤 一洋

記述言語
日本語
会議種別

東京医科歯科大学歯学部において平成9年1月から必修科目として導入された「科学英語」教育の実施状況と今後の課題を明らかにする目的で,平成13年3月に教員を対象とした質問票調査を実施し,併せて学生からの意見聴取を行った.調査の結果,「科学英語」教育を担当する歯学系大学院29分野の半数以上が分野としての重点目標を設定しており,その約半数は「英語科学論文の読解力の育成」を挙げていた.授業内容については「英語科学論文講読」が最も多く,8割以上を占めていた.「科学英語」教育を実施することで学生に期待される効果としては「長期的にみた英語への関心の高まり」を挙げた分野が約6割と最も多かった