2014年1月1日
Long exposure to mature ooplasm can alter DNA methylation at imprinted loci in non-growing oocytes but not in prospermatogonia (成熟卵細胞質に非成長期卵母細胞核を暴露するとインプリント領域のメチル化に変化が生じるが精原細胞の核を暴露した場合では変化が生じない)
Reproduction
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 147
- 号
- 1
- 開始ページ
- H1
- 終了ページ
- H6
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1530/REP-13-0359.
精子あるいは卵子特異的インプリント確立機構を解明する為に、卵母細胞のインプリントが確立する条件下に雄性生殖細胞を暴露した。十分成長した卵母細胞に雄性生殖細胞あるいは非成長期卵母細胞を核移植し、再構築卵胞を形成させ体外培養を実施した。その結果、精子型インプリントを確立した後の雄性生殖細胞には、もはや卵子型インプリントを書き込むことはできなかった。一方、卵子型インプリントが確立する前の非成長期卵母細胞を移植した場合、この卵母細胞ゲノムには精子型インプリントも卵子型インプリントも書き込まれることが示された。このことから、卵子特異的なインプリントは、精子特異的なインプリントが書き込まれないよう、ブロックする機構であることが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.1530/REP-13-0359.
- ISSN : 1470-1626