2013年
ディスポーザー排水の負荷量原単位と流下過程の水質変動を考慮した公共下水道終末処理場の流入水への影響
土木学会論文集G(環境)
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- 巻
- 69
- 号
- 7
- 開始ページ
- III_435
- 終了ページ
- III_443
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejer.69.III_435
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
直接投入型ディスポーザーを利用した厨芥のリサイクルシステムは循環型社会の構築に向けて期待されている一方, わが国では下水道施設への影響が懸念され, 一部地域を除き普及が進んでいない. 本研究では, 直接投入型ディスポーザーが導入された群馬県伊勢崎市で調査を行い, 排水の特徴を調べるとともに負荷量原単位を算出した. 結果, ディスポーザー排水の原単位は一般的な台所排水と比較してSSが約4倍に増大すると推察された. また, 下水管渠を流下する過程における水質変動を想定した試験を行い, 原単位と併せて公共下水道終末処理場の流入水への影響を検討した. 現状では影響は小さいが, 今後ディスポーザー使用者数が人口の25%ほどに増加した場合, SSが計画流入水質の値に近つくことが予想された.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejer.69.III_435
- ISSN : 2185-6648
- CiNii Articles ID : 130004962567