2015年4月 - 2018年3月
植物モデル系による内生放線菌の分離法の構築と微生物資源の開拓
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
難培養で未利用な植物内生放線菌が多数存在することから、有用二次代謝産物の探索源として未利用植物内生放線菌を分離・培養し利用することを目的に、植物培養細胞を用いた新しい培養法を開発した。その結果、細胞無添加とは異なる菌株が分離され、植物培養細胞培地でのみ生育する株が得られた。
また、植物内生放線菌の分類研究によりKibdelosporangium属の3新種を見出し、植物内生放線菌Allostreptomyces sp. K12-0794 の培養液中からは22員環マクロライドである新規物質hamuramicin を見出した。
また、植物内生放線菌の分類研究によりKibdelosporangium属の3新種を見出し、植物内生放線菌Allostreptomyces sp. K12-0794 の培養液中からは22員環マクロライドである新規物質hamuramicin を見出した。
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- ID情報
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- 課題番号 : 15K06936
- 体系的課題番号 : JP15K06936